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June 26, 25
スライド概要
GARTNER『 6R 』クラウド移行戦略 クラウド移行を成功させるための6つの戦略 yamapan © 2025 yamapan. All rights reserved.
6Rとは? クラウド移行を進める際の代表的な6つのアプローチ。 状況や目的に合わせて最適な戦略を選びます。 R R R R R R Rehost Replatform Repurchase Refactor Retire Retain Gartner 6R クラウド移行戦略
Rehost(リホスト) "Lift & Shift" 既存システムをほぼそ のままクラウドに移す方法。 最も手早く 移行可能。 オンプレミス クラウド 移行 最小限の変更でスピーディーに移行可能 リスクと複雑さを最小限に抑えら れる
Replatform(リプラットフォーム) "Lift, Tinker & Shift" 大きな変更は加えず、一部だけ最適化してクラウド移行。 Lift Tinker Shift 既存システムを 持ち 上げる 一部を 最適化する クラウドへ 移行する 例:データベースをマネージドDBサービスに移行、 ストレージをクラウドネイティブなものに変更など
Repurchase(リパーチェス) "Drop & Shop" 既存のアプリを捨ててSaaSなど新しいサービスに乗り換え。 システムの完全な入れ替え 既存システム 廃止 メリット: 導入の早さ、保守運用の軽減 Microsoft 365、Salesforce、Workdayなどの利用 新しいSaaS サービス導入
Refactor(リファクター) "Re-architect" クラウドの特徴を活かすためにアプリを再設計‧作り直し。 アーキテクチャの最適化 クラウドネイティブな設計へ マイクロサービス化 柔軟性と拡張性の向上 パフォーマンス改善 クラウドリソースの最大活用
Retire (リタイア) 不要になったシステムを廃止。 全体の棚卸しも大切。 使用されていないシステムのコスト削減 セキュリティリスクの低減 メンテナンス負担の軽減 実は多く の企業では 定期的な棚卸しが重要 20〜30%のシステムが未使用!
Retain(リテイン) 今は移行しない、もしく は残す。 移行コストや優先度によって判断。 要件を満たしているシステムは無理に移行しない 移行コストと効果のバランスを考慮 一時的な保持も選択肢の一つ "Keep As Is"
各戦略の使い分けイメージ どの戦略を選ぶかは状況次第! R Rehost R Replatform R Repurchase 素早く 移行したい時 一部だけ最適化したい時 既存アプリに課題が多い時 リスクを最小限にしたい時 段階的に近代化したい時 標準化されたSaaSが存在する時 R R R Refactor Retire Retain クラウドの強みを活かしたい時 使われていないシステム 移行の優先度が低い時 長期的な拡張性を重視する時 機能が重複しているシステム 依存関係が複雑な時 Point: 複数の戦略を組み合わせることで最適なクラウド移行を実現できます Gartner 6R クラウド移行戦略
まとめ 6Rを知っておく ことで、クラウド移行の選択肢が広がる! R Rehost:迅速な移行 R Replatform:部分的な最適化 R Repurchase:SaaSへの切り替え R Refactor:クラウドネイティブ化 R Retire:不要システムの廃止 R Retain:状況に応じて据え置き 自社にあった最適な戦略を選ぼう! 目的‧状況‧予算に応じて最適な「R」を組み合わせることが成功の鍵 Gartner 6R クラウド移行戦略
卒 新卒SIer にて インフラ系SE 4年 yamapan ◆ 2016 → 外資ITベンダーにてクラウド系テクサポリード 3年 → 外資ITベンダーにてポストセールスSE ◆ 現在は主に Azure メイン ◆ 資格 ◆ IPA いくつか ◆ AZ系資格コンプリート ◆ Microsoft Certified Trainer など ◆ 最近はセキュリティ系に興味 ◆Qiita https://qiita.com/aktsmm ◆サイドワーク: キャリア相談・メンター、転職エージェント、講師業等、コミュニティ運営 ◆趣味 麻雀、ポーカー、Fortnite、高校野球観戦、バイク、お金の話全般、邦楽ロック © 2025 yamapan. All