第2回_プロジェクトマネージャ勉強会

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February 08, 25

スライド概要

2025年版のプロマネ試験勉強会、第2回目の資料です。
アジャイル開発に注目して学びました。

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システムエンジニア友の会、代表です。 勉強会で使った資料を共有します。

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各ページのテキスト
1.

【2025年版・第2回】 プロジェクトマネージャ試験勉強会 2025年2月8日 QUATREX@システムエンジニア友の会

2.

システムエンジニア友の会 2 本日のお品書き 1. この勉強会のテーマ 2. 年間計画 3. 本日のお題:アジャイル開発 4. アジャイル開発用語 5. ディスカッション:皆さんのアジャイル開発ってどんな感じ? 6. プロマネ試験でのアジャイル開発 7. ChatGPTの活用ポイント 8. 次回のテーマ 2025/2/8

3.

システムエンジニア友の会 3 この勉強会のテーマ(いつもの) • プロマネ取りたい • 楽して取りたい • 今どき、楽するなら生成AI • 生成AIといえばChatGPT • どうにかなりそうな気がする 2025/2/8

4.

システムエンジニア友の会 4 年間計画 • まだ9ヵ月くらいある • 1月~3月:気になる問題をトピック的に学ぶ • 4月~6月:午後Ⅱ対策 • 7月~9月:午後Ⅰ、午前Ⅱ、午前Ⅰ対策 • 計画は柔軟に変えていきます! 2025/2/8

5.

システムエンジニア友の会 2025/2/8 5 本日のお題:アジャイル開発 • アジャイル開発とは? • 変化の激しいビジネス環境に適応するため、短期間で計画・設計・開発・テストを 繰り返し、柔軟かつ迅速にシステムを構築する手法 • 近年の標準化の取り組み • PMI:Agile Practice Guide、PMBOK第7版 • IPA:アジャイル開発実践ガイドブック、アジャイル開発の進め方

6.

システムエンジニア友の会 2025/2/8 6 本日のお題:アジャイル開発 • アジャイル開発が向いているシステム • WebサービスやSaaS製品(例:Google Drive、Slack) • モバイルアプリ開発(例:Instagram、Uber) • ウォーターフォール開発が向いているシステム • 金融システムや会計システム(例:銀行の勘定系システム、SAP会計システム) • 組込みシステム(例:自動車のECU制御システム、医療機器のソフトウェア)

7.

2025/2/8 システムエンジニア友の会 7 アジャイル開発用語① 用語 説明 アジャイル (Agile) 変化に適応しながら開発を進める軽量な手法。 短いサイクルで継続的に機能を提供。 イテレーション (Iteration) 1~4週間の開発サイクルで短期間の単位ごと に開発を進める。 ベロシティ (Velocity) 1イテレーション(スプリント)で完了でき る作業量の指標。 カンバン (Kanban) 視覚的なタスク管理ツール。

8.

2025/2/8 システムエンジニア友の会 8 アジャイル開発用語② 用語 説明 スクラム (Scrum) アジャイル開発の代表的な手法。スプリン ト単位で開発。 スプリント (Sprint) スクラムにおける1回のイテレーション(2 ~4週間の期間)。 スクラムマスター (Scrum Master) 開発チームがスクラムのルールに従い、円 滑に作業できるようサポートする役割。 プロダクトオーナー (Product Owner) プロジェクトの要件を決定し、優先順位を 管理する責任者。 デイリースクラム (Daily Scrum) 毎日行う短いミーティング。進捗確認や問 題点の共有が目的。 バーンダウンチャート (Burndown Chart) スプリント中の残作業量の推移を示すグラ フ。 バックログ (Backlog) 開発すべきタスクのリスト。

9.

2025/2/8 システムエンジニア友の会 9 アジャイル開発用語③ 用語 説明 TDD (Test-Driven Development) テストを先に作成し、それに合格するコー ドを書く手法。 ペアプログラミング (Pair Programming) 2人の開発者が交互にコードを書く。 リファクタリング (Refactoring) コードの機能を変えずに構造を改善。 継続的インテグレーション (CI: Continuous Integration) 変更を頻繁に統合し、自動化テストを実行 する手法。 デプロイメントパイプライン (Deployment Pipeline) ビルド、テスト、自動デプロイのプロセス を統合。 MVP (Minimum Viable Product) 最小限の機能を持つプロダクトで市場投入 し、ユーザーの反応を元に改善。

10.

システムエンジニア友の会 10 2025/2/8 ディスカッション:皆さんのアジャイル開発って どんな感じ? • アジャイル開発をしたことがある • 何系のシステム? • 何系のお客さん? • チーム体制や期間は? • アジャイル開発とか全く縁遠い • 何系のシステム? • 何系のお客さん? • チーム体制や期間は?

11.

システムエンジニア友の会 11 プロマネ試験でのアジャイル開発 • 全体的に、まだまだ分量は少ないが、だんだん増えてくるかも。 • 午前Ⅱ • 関連する問題がパラパラ出る程度。 • 午後Ⅰ • 出るかな~出ないかな~程度。 • 午後Ⅱ • アジャイルとかウォーターフォールとか関係なく問われるが、ややウォーター フォール寄り。 2025/2/8

12.

2025/2/8 システムエンジニア友の会 12 プロマネ試験でのアジャイル開発:午前Ⅱ 令和6年午前Ⅱ問7

13.

2025/2/8 システムエンジニア友の会 13 プロマネ試験でのアジャイル開発:午前Ⅱ 令和6年午前Ⅱ問17

14.

2025/2/8 システムエンジニア友の会 14 備考:アジャイルソフトウェア開発宣言 https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html

15.

2025/2/8 システムエンジニア友の会 15 プロマネ試験でのアジャイル開発:午後Ⅰ 問1:価値の共創を目指すプロジェクトチームのマネジメント • 問題の概要 • E社、G社、H社の3社が共同でX社を設立し、新たな体験価値を提供するシステムを 開発。 • プロジェクトマネージャーF氏は、メンバーの主体性を促すためアジャイル型開発を 採用。 • チームの自律的な運営を目指し、支援型リーダーシップを活用。 令和5年午後Ⅰ問1

16.

2025/2/8 システムエンジニア友の会 16 プロマネ試験でのアジャイル開発:午後Ⅰ 問1:価値の共創を目指すプロジェクトチームのマネジメント • 主要な課題 • 出資企業の期待の調整:短期収益化を求める企業と、新規価値創出を重視するプロ ジェクトの方向性を調整。 • メンバーの意見の統一:異なる企業文化・価値観を持つメンバーの意見を集約し、 共通目標を設定。 • チームの自律化:当初はPMが主導するが、最終的にはメンバー自身が主体的に運営 できる体制を整える必要がある。 令和5年午後Ⅰ問1

17.

2025/2/8 システムエンジニア友の会 17 プロマネ試験でのアジャイル開発:午後Ⅰ 問1:価値の共創を目指すプロジェクトチームのマネジメント • 回答の概要 • チームの運営方針:メンバーが自由に発言できる環境を作り、セルフリーダーシッ プを促進。 • 目標設定の工夫:メンバーの意見を取り入れ、統一された体験価値の提供を目指す。 • プロジェクト環境の整備:出資企業の影響を受けすぎず、メンバーが挑戦しやすい 環境を構築。 令和5年午後Ⅰ問1

18.

2025/2/8 システムエンジニア友の会 18 プロマネ試験でのアジャイル開発:午後Ⅱ • 問題の概要 • 予測型のシステム開発プロジェクトでは、事業改革の進め方や新技術の効果が不明確なため、コスト の見積もりに影響を及ぼす「不確かさ」が発生する。そのため、予測の精度を向上させる「予測活 動」を計画・実行し、ステークホルダーと協力しながらコスト管理を行う必要がある。 • 設問の概要 • 設問ア: 予算を含むステークホルダーのコスト要求や、不確かさがコスト見積もりに与える影響をど のように認識し、共有したかを述べる。 • 設問イ: 設問アで挙げた不確かさに対し、計画段階でどのような予測活動や再見積もりの方針を策定 し、ステークホルダーと合意したかを具体的に述べる。 • 設問ウ: 実行段階での再見積もりのタイミングやコスト差異への対応策について、ステークホルダー とのやり取りも含めて具体的に述べる。 令和6年午後Ⅱ問1 予測型:ウォーターフォール 適応型:アジャイル

19.

システムエンジニア友の会 19 ChatGPTの活用ポイント • 資料作成 • 参考書(471ページ)の中身チェック • 午後Ⅰ問題、午後Ⅱ問題のサマリ作成 • このパワポの作成のヘルプ(章立て、文章、用語、etc.) • 内容理解 • 情報の雑味が抜けて、ストレートに理解できる⇒学習スピードアップ • ただしハルシネーションには要注意(用語に嘘があるかも…) • その他 • OCR処理など、とにかくテキストデータ化することが大切 • 僕は「Smallpdf」(https://smallpdf.com/jp)を使ってます 2025/2/8

20.

システムエンジニア友の会 20 次回のテーマ • 次回:2025/3/8(土)、11:00~12:00予定 • テーマ案 • PMBOK第6版/第7版、JIS Q 21500あたりを見てみる • PMBOK第6版の10の知識エリアと5つのプロセスを見てみる • EVMについて学ぶ • 契約や法令類について学ぶ • 午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱのどれかをやってみる 2025/2/8