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July 19, 25
スライド概要
ペンギン内閣
IBM Zの魅力の紹介 ペンギン内閣
ペンギン内閣 https://penguincabinet.com
なぜこのスライドを作るのか? IBM Zの魅力を教えてよ あ、いや、えっと… (てんぱって何も答えられない) ↑これを避けるために、このスライドを作ります
注意 • インターネットに公開されている情報をまとめたものになって います。機密情報などは一切含まれていません。 • 本スライドに関して、お金もらっていません。 • 私もIBM Z初心者ですので、もしかしたら間違っている箇所が あるかもしれません。 • 今回はIBM Zの強みをテーマで他サービスと比較していること に注意してください。例えば、AWSの強みをテーマに比較すれ ば、AWSの有利な点が見えてくるはずです。それぞれのサービ スには優劣はなく、それぞれ強み弱みがあります。
IBM Zってなんですか? 画像引用元:https://www.ibm.com/jp-ja/products/z17
IBM Zってなんですか? • 要は、エンタープライズ向けの高可用性があって沢山スルー プット出るコンピュータ。(誤解を恐れずに言えば) • メインフレーム。 • AIアクセラレータや暗号化機能だったり、色々企業が欲しいも のが詰まっている。 • 命令セットもOSもプロセッサもIBM Z専用のもの(命令セット はZ Architecture。OSはZ/OS。プロセッサは最新だとTelum II)
圧倒的な可用性 IBM Zは 99.999999% の稼働率を実現します。注1) IBM Zの”Z”は”Z”ero downtimeのZです。注2) 単純比較はできませんが、 AWS EC2のSLAは月間稼動率が 99.99% 以上になるよ う保証されます。注3) 重要インフラなど、絶対に止めてはいけないシステム では、まだまだ現役です。 注1)https://www.ibm.com/products/z/resiliency 注2)https://developer.ibm.com/articles/what-is-ibm-z/ 注3)https://aws.amazon.com/jp/ec2/faqs/
プロセッサに内蔵された AIアクセラレータ IBM z16ではプロセッサTelumの中にオンチップのAIアクセ ラレーション機能が内蔵されています。注1) これによって低レイテンシーでAI推論を実現します。注2) IBM z16は銀行における1日あたり3,000億件の推論リクエス トをわずか1ミリ秒の遅延で処理できるようになりました。 注3) 注1) https://www.ibm.com/jp-ja/products/z/telum 注2) https://www.ibm.com/jp-ja/products/z16 注3) https://newsroom.ibm.com/2022-04-05-Announcing-IBM-z16-Real-time-AI-forTransaction-Processing-at-Scale-and-Industrys-First-Quantum-Safe-System ※執筆現在のIBM Z最新モデルはIBM z17です。
Telum II – IBM Zのプロセッサ L3,L4キャッシュが2.8GB!!注1) これはアツい!! 画像引用元:https://www.ibm.com/new/announcements/telum-ii 注1)https://www.ibm.com/jp-ja/products/z/telum
他にも色々処理装置が搭載 トランザクション処理などに特化し、CP(CPU)とは独立し て処理を行う、zIIP。注1)注2) Javaプログラムの実行やXMLの処理を専門に行う、zAAP。 注3) 様々なワークフローに対応するため、ハードウェアが用意 されています。 注1)https://www.ibm.com/docs/ja/zos/2.5.0?topic=zos-terms-understand 注2)https://www.ibm.com/jp-ja/products/z-integrated-information-processor 注3)https://www.ibm.com/docs/ja/db2-for-zos/13.0.0?topic=performance-zenterpriseapplication-assist-processor-zaap-db2
モダンな技術も使える IBM Zには、UNIX System Servicesがあり、オープン系の 技術を動かすことができます。注1) みんな大好きPythonも使えます。注2) 前述した高可用性などのエンタープライズ要素を受け継ぎ つつ、モダンな技術を使用することもできます。 注1) https://www.ibm.com/docs/ja/zos/2.5.0?topic=cc-zos-unix-system-services 注2) https://www.ibm.com/jp-ja/products/open-enterprise-python-zos
耐量子暗号化 IBM Zは、量子コンピュータの解析にも耐えうる耐量子暗号 を搭載しています。注1) 攻撃者が現在の暗号化データを蓄積し、将来量子コン ピュータで解読することに備えられます。 注1)https://www.ibm.com/jp-ja/products/z/quantum-safe
RESTful APIを自動生成 IBM z/OS Connectは、IBM Zの機能を呼び出すOpenAPI準 拠のAPIを自動生成します。注1) 例えば、IBM ZのリレーショナDBであるDb2にAPI経由で データを追加できます。注2) IBM Zの機能を、外部アプリケーションから呼び出せます。 注1) 注1)https://www.ibm.com/jp-ja/products/zos-connect 注2)https://www.ibm.com/docs/en/zos-connect/3.0.0?topic=services-creating-enablingdb2-native-rest
で、どうやってIBM Zを勉強 すればいい?
Z Xploreがおすすめ • VS Codeを使ってリモートのIBM Zにアクセスし、学習できる • 環境構築が容易 • 問題を解いていく形式なので、学習しやすい https://www.ibm.com/jp-ja/products/z/resources/zxplore
おわり