なぜ私はセキュリティキャンプネクストに落選したのか

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August 11, 26

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各ページのテキスト
1.

なぜ私は セキュリティキャンプネクストに 落選したのか 影広 智彦 – ペンギン内閣

2.

このスライドに書いてあること • 私は2026のネクストに応募し落選します • なぜ私がセキュリティキャンプネクストに落選したか原因考察 このスライドに書いていないこと • どうすれば私がネクストに合格できるかの改善策 • 残念ながら、解決策を出せていません。まとめでとりあえず 書きましたが、悩み中です

3.

なぜ、私がネクストを落選したのか • 技術の深堀ができなかったから • 「ふーん、すごい」で終わらないための好奇心が足りていない • 私は「できることをやる」というスタンスでやってきたが、AI がそれっぽい成果物を出すこの時代に、AIの出力に満足してい る自分がいた

4.

ここからは私の応募課題を 具体的に見ていきます

5.

私の「自身で疑問を設定し取り組む」課題の 取り組み方 • eml(x,y)=exp(x)-ln(y)関数と1の組み合わせであらゆる初等関数 を表現できる論文を知っていた • これ、Clojureの初等関数のS式からemlと1のS式に変換する ライブラリ作ったら面白いのでは? • でも、論文読んでもよくわからんし、Clojureもうまく書けずエ ラーばかり • 一回、Vibe Codingで論文読ませてAIに書かせてみよう • 動く。テストも問題なさそう。原理はいまいちわからん • 論文の紹介、AIと考えた四則演算の変換手順、最後にライブラ リを紹介を課題に書いた

6.

私の「自身で疑問を設定し取り組む」課題の 反省点 • eml関数の論文とClojureのS式を組み合わせるアイデア自体は 悪くなかったと思う。ただ、技術を示すよりネタっぽい • 書いた内容は新規性がない。論文の概説と愚直に実装したライ ブラリだけ • AIが実装し、その解説を鵜呑みにしている • どのような経緯でこの論文が生まれたのか。まだ、どのような 式が変換できないのか。どのような応用事例 • 数学が分からないから、論文を読めないだろうという心理的障 壁を自分で作っていた

7.

私の「MN-Coreの優位性」課題の 取り組み方 • AIに書かせてみる • 「MN-Coreはデータ移動を避けることにより、データ転送 コストの低減でのスループット向上」、「ビット演算命令に よる高速化」を利点として色々書いてくれた • 弱点として「GPUと比べてエコシステムの欠如」や「GPU に比べて高精度計算ができない」などを書いた • ライバルはGPUだろうし、まあこんな感じの文がいいのかな

8.

なんかよくわからんが、MN-Core便利そう AIが安価で早く計算できるといいな

9.

私の「MN-Coreの優位性」課題の 問題点 • 提示された資料の要約以上のものが求められているのに、その 調査をしていない • 興味を持って掘り下げられなかったのは、マインドが 「作る 側」 ではなくて「(カスタマーユーザーとして)利用する側」に なっていたからだと思う • だから、「便利そう」で終わってしまった • 心のどこかで、優秀な人材がMN-Coreを使いこなしてくれるだ ろうという気持ちがあった

10.

私の「std::optionalの解説」課題の 取り組み方 • std::optionalの解説記事を書く • 概説 • どのような場面で使うべきか、利点は何か • どのような場面で使うべきではないか。 エラーハンドリン グではstd::expectedを使うべきと紹介 • データベース検索関数を題材にしたハンズオン • 必要なことは書けたはず…

11.

私の「std::optionalの解説」課題の 問題点 • 出題者の意図を深掘りできていない • ネクストでそのまま概説とサンプルコードを求める問題は出 ないだろう… • std::optionalのネットに乗っていない深い使い方(?)を知らない。 経験が少なすぎる

12.

私の「外部OSSのセキュア組み込み説明」課題の 取り組み方 • AIに書いてもらう • SBOMを使うこと • そのOSSの脆弱性対応状況 • OWASP ASVSなどを使うこと • 規制当局対策に、「プロセス」「証跡」「継続性」の三点を 重視する • これだけだと自分がなさすぎるので、SBOMのLT発表などの自 分の経験も補足する • これらで提出することにする

13.

私の「外部OSSのセキュアな組み込み」課題の 問題点 • 私から見ると、なんかそれっぽい。ただ、わかる人(ネクスト講 師)から見ればAI Slopなのかもしれない • 知識がなくAIの出力に対して批判的思考ができない

14.

現段階の対策(わからないなりに) • AIに対して批判的思考を行う方法を確立する • もっと手を動かすしかない。コタツ記事ならぬコタツAIから脱 却しなければならない • 劣等感が自分にブレーキをかけているので、マインドの変化が 必要

15.

おわり