XP祭り 2026「1年前に作成した社内用スクラムガイドをAI時代に再定義する」

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September 05, 26

スライド概要

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新卒でSIerに入社し、証券システムのリプレースやソーシャルゲーム開発に従事。 その後、DMM.comにて動画配信事業の開発リーダーを務めると同時にアジャイル推進を担当。 以降は複数のITベンチャーでCTO、EM、PdM、ITコンサルなどを歴任し、ディップへ入社。 現在はスクラムマスターとしてプロダクト開発を支えるとともに、 スクラムマスターの育成と組織全体のアジャイル推進に取り組んでいる。 ▼コミュニティ - 人材業界ビジネスアジャイル - 鹿児島アジャイル - no me in agile

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各ページのテキスト
1.

1年前に作成した 社内用スクラムガイドを AI時代に再定義する ディップ株式会社 @JP_otk_

2.

JP(OHTAKI Junpei) ▼経歴内訳 2009 - SIer Eng(銀行、証券、病院システム、SNSゲーム開発 他) 人材開発部(研修設計、研修講師、営業支援)、情シス、師範 2014 - DMM.com ラボ 動画配信TL、SM、アジャイル推進 2018 - ITベンチャー / スタートアップ複数社 CTO、EM、PdM / PO、採用、情シス、社外技術顧問 2024 - フリーランス ITコンサルタント、採用コンサルタント 2025 - ディップ ▼趣味 - スキューバダイビング スキー / スノーボード ボードゲーム ツーリング SM、アジャイル推進、開発推進、 AgilePoC、漂う人、QMO ▼コミュニティ活動 - ⼈材業界ビジネスアジャイル ⿅児島アジャイル no me in agile 東北アジャイル

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我々は去年 『【dip版】スクラムを始めるためのガイドライン』 を作成し、公開しました。 詳細はこちらから © dip Corporation.

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一方で、開発環境は激変した ■ 開発環境はAIの台頭によって大きく様変わりした ■ アジャイルに変わる?様々な開発手法が世の中で提唱された ■ 「アジャイルは必要ない」「Agile is dead.」なんていう声も聞こえてきた ■ 色んな役職、役割の再定義も謳われた © dip Corporation. 4

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AIによって、確かに あらゆるモノが速くなった © dip Corporation.

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ガイドラインは、ムダになったのか? © dip Corporation.

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そんなことはない © dip Corporation.. 7

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昨年の取り組み 2025年8月 外部公開 新規チームのテキスト ガイドラインを外部へ一般公 開し、広く知見を共有。 新規チーム組成時の標準テキ ストとして導入・活用。 2025年12月 2026年4月 2026年5月 現在 ガイドライン完成 新卒研修資料へ採用 次版作成中 【dip版】スクラムを始めるため の最初のガイドラインが完成。 新卒エンジニア向けの研修資 料として正式に採用。 フィードバックを反映した 次期バージョンのガイドラ インを策定中。 © dip Corporation. 8

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AIの得手不得手が、 徐々に浮き彫りになってきた © dip Corporation.

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AIの得意なところ(少なくとも現在は) 得意なこと だから、任せればいい ■ 大規模データを処理し、分析する ■ 議事録の作成 ■ 与えられたコンテキスト内のパターン網羅 ■ 検索 ■ 世の中にあふれるフレームを使って情報を整理する ■ データの分析 ■ 24/365で不満を言わずに働き続ける ■ 定常業務(監視、集積、解析、報告)の自動化 ■ コーディング ■ チケット作成やフロー監視 © dip Corporation. 10

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AIに対して人が優位性をもてることも、 なんとなくわかってきた © dip Corporation. 11

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定義だけでない伴走 / 答えのない問いへの対応 ■ 定義だけでない伴走 ・その場の空気感や表情から、伝える順番や表現を適宜変化させる ・その場その場での瞬発力を求められる回答(どんどんリアルタイムになってきてる) ■ 答えのない問いへの対応 ・「不満のある正解」より「納得して進める、不正解でない解」を定義できる ・未知の問題に対するクリエイティブな仮説(Discovery) © dip Corporation. 12

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言語化されていないコンテキスト / 変化への適応 ■ 言語化されていないコンテキストの共有 ・いわゆる「暗黙の了解」や「危機感」、言語化して渡してあげなければAIは理解できない ・必須ガバナンスと複雑なロングコンテキスト(この組織ならでは)の落としどころ ■ 変化への適応 ・状況に応じて「許可より謝罪」を使い分ける ・未知を既知にする ・必要に応じてコンテキスト外にも目を向けてふりかえり、むきなおる © dip Corporation. 13

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これって「 アジャイル 」じゃない? © dip Corporation. 14

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アジャイルが本来大事にしてきたこと ■ 責任を持つ ■ 持続的で漸進的な改善 ■ 答えのない課題に対するアプローチ ■ チームで優先度やユビキタスを共有する営み ■ 変化への適応 その他いろいろ © dip Corporation. 15

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AIで「速く」はなったが 「Agile(機敏) 」ではないのでは? © dip Corporation. 16

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AgileでないAI開発ってどんな感じ? © dip Corporation. 17

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2022/03に総務省が作成したアジャイル型政策形成のイメージ © dip Corporation. 18

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2022/03に総務省が作成したアジャイル型政策形成のイメージ 波 © dip Corporation. 19

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AIを使った場合 C 波 © dip Corporation. 20

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この機敏性は、自分たちで 責任をもって進めるべき © dip Corporation. 21

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責任をもって進めるためには     Observe Orient Decide Act (観察) (状況判断・方向付け) (意思決定) (実行) 市場の動向、競合、顧客の反応な どのデータを集めて、現状を正しく 把握する 観察した結果をもとに、これまでの 経験や知識を交えて状況の意味を 解釈し、取るべき方向を見極める 状況判断をもとに、具体的な行動 方針や計画を素早く決める 決めた方針を実際に行動に移し、 その結果を再び最初の「観察」につ なげる ★このループを高速で行う必要がある © dip Corporation. 22

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責任をもって進めるためには     Observe Orient Decide Act (観察) (状況判断・方向付け) (意思決定) (実行) 市場の動向、競合、顧客の反応な どのデータを集めて、現状を正しく 把握する 観察した結果をもとに、 これまでの 経験や知識を交えて 状況の意味を 解釈し、取るべき方向を見極める 状況判断をもとに、具体的な行動 方針や計画を素早く決める 決めた方針を実際に行動に移し、 その結果を再び最初の「観察」につ なげる ★このループを高速で行う必要がある © dip Corporation. 23

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だからこそ ■ 知見を集め ■ 精査し ■ “組織として” 学習し続ける そんなプラットフォームが必要である © dip Corporation. 24

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Agile vs AI ではなく Agile with AI の構図をめざして © dip Corporation. 25

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そのための、ガイドラインのアップデート 【dip版】 スクラムを始めるための ガイドライン → 【dip版】 アジャイル開発ガイドライン ※近日公開予定 © dip Corporation. 26

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まとめ ■ AIで「速度」が上がるからこそ、人間にはさらなる「機敏性」が求められる ■ 暗黙知を形式知に変え、組織全体で学習し続けるプラットフォームをつくる ■ AIと共に、より確かな価値を届ける組織へ © dip Corporation. 27

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ご清聴 ありがとう ございました © dip Corporation. 28