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July 26, 21
スライド概要
講演動画はこちら:
https://youtu.be/niZhbcHgbIA
講演者:
藤田 祐一郎 様(SAFEHOUSE,inc)
https://twitter.com/you16_0823
SAFEHOUSE,incについて
https://safehouse.co.jp/
https://www.youtube.com/watch?v=f4sJ9Ec78G8
本スライドは2021年7月25日に行われたオンライン勉強会「UE4 Character Art Dive Online」の講演資料となります。
イベントについてはこちら:
https://www.unrealengine.com/ja/blog/epicgamesjapan-onlinelearning-13
Unreal Engineを開発・提供しているエピック ゲームズ ジャパンによる公式アカウントです。 勉強会や配信などで行った講演資料を公開しています。 公式サイトはこちら https://www.unrealengine.com/ja/
Hair Groom入門
自己紹介 3Dキャラクターアーティスト 2012年11月~ 映像系プロダクション 2018年 5月~ フリーランス 2018年 8月~ ゲーム会社 2020年12月~ フリーランス 2021年 2月~ 株式会社SAFEHOUSE Twitter : ちろナモ
株式会社 SAFEHOUSE
株式会社 SAFEHOUSE LINK TO ZENOBIA LOOKDEV THE GUARDIAN
導入~Xgenの書き出し [ デモ ]
書き出し : Xgenの場合 ① Xgen Interactive Groomに変換 ② alembic形式で書き出す
① Xgen Interactive Groomに変換 XgenのDescriptionを選択 modeling メニュー Generate > Convert to Interactive Groom Convertを押す
① Xgen Interactive Groomに変換 変換された Description Xgen Interactive Groom Editorを開けば きちんと変換されているか確認できる 変換された Descriptionが表示されていれば OK
② Alembic形式で書き出す 変換された Xgen Interactive GroomのDesctiptionを選択して、 Generate > Cache > Export Cacheのオプションボタン ※Descriptionを複数選択しておくと、複数のDescriptionを1つのアセットに まとめることもできます。 このように設定して Exportボタン 適当に名前を付けて保存
② Alembic形式で書き出す (Write Final Widthについて) 基本的にはチェック入れていい Write Final Widthのチェックを外して書き出すと ... Xgenで設定していた毛一本一本の太さの差が無くなる 特に眉毛など部分的に細くしたい毛がある場合は必ず ON
書き出し : Xgen Interactive Groomの場合 [ デモ ]
書き出し : Xgen Interactive Groomの場合 ① Transferの実行 ② Alembic形式で書き出す
① Transferの実行 書き出したい Descriptionと、 それを生成するために使ったジオメトリーを選択 ※Descriptionの選択はXGen Interactive Groom Editor 内でも行えます XGen Interactive Groom Editor > Description > Transferをクリック Modifierが無い状態の Descriptionが作成され るので分かりやすい名前に変更する
② Alembic形式で書き出す 作成された Xgen Interactive GroomのDesctiptionを選択して、 Generate > Cache > Export Cacheのオプションボタン ※Descriptionを複数選択しておくと、複数のDescriptionを1つのアセットに まとめることもできます。 このように設定して Exportボタン 適当に名前を付けて保存
UE4に読み込み~シーンに配置 [ デモ ]
UE4でプラグインを有効化 プロジェクト設定を開く 「Skin」で検索して 「スキンキャッシュの計算をサポート」 を有効に
UE4でプラグインを有効化 プラグインウィンドウを開く 「Groom」で検索して 「Alembic Groom Importer」と「Groom」の2つを有効に ここで一度エンジンを再起動する
UE4にインポート 適切な値を入れて、キャラとグルームがきちんと合うようにする Alembicファイルをコンテンツブラウザにドラッグ &ドロップ ※ここの値は使用ツールなどによっても変わるので 一度デフォルトの値で入れてみて 適切な値を調べた後に Groomアセットを右クリック > 再インポート
UE4にインポート キャラのアクターを選択して コンポーネントを追加 > 「gr」で検索 > Groomを選択 コンポーネントを必要な分だけ右クリックで複製しつつ 分かりやすい名前をつけていく
UE4にインポート それぞれの Groomコンポーネントに Groomアセットを格納していく Groomコンポーネントのトランスフォーム値がデフォルトのまま キャラに位置があっていればOK
レンダリングプロパティ よく調整する項目 Hair Width : 髪の毛の太さ。 Alembicを書き出すときに Write Final Width オプションを ONにしていても保存されるのは相対的な太さ情報。 Hair Widthを上げ下げして目合わせで適切な値にする必要があ る。 Hair Tip Scale : 毛先の太さ。毛先を細くしたいときに調整 Hair Shadow Density : Groomアセットが落とす影の濃さを変えられる。強くすると髪の毛 から濃い影を落とせる他、髪の毛自体にもボリューム感が出てく る。 Use Stable Rasterization : Groomのノイズが減って綺麗に表示される。女性の髪の毛などツ ヤのある毛を表現したい場合は ONにするのがオススメ。 その代わり若干太く表示されるので、さきにこちらを ONにしてから hair Widthを調整するといい。 公式ドキュメント: Groom コンポーネント
Hairのマテリアル調整、Hair Attribute [ デモ ]
デフォルトマテリアルをコピーする ここをクリックして Hair Default Materialをブラウズ 作業中のフォルダにドラッグ &ドロップ 「ここにコピー」を選択
マテリアル調整
マテリアル調整 Length : 根元が0、根元から離れるほど値が大きくなる Seed : 毛の一本一本ごとにランダムな値が割り振られる 髪の色やラフネスにランダムさを加えるのにつかえる RootUV : 髪の毛にテクスチャを割り当てたいときに使用する UV
Root UVについて GroomのRootUVは、エンジンにインポートする際 に自動で生成される。 ⇒Xgenを生やすために使ったオブジェクトの UVとは異なる!
Root UVについて 公式ドキュメント: XGen によるヘア作成のための操作ガイド
Root UVについて 作成をクリック Groomアセットを右クリック > 毛根テクスチャを作成
Root UVについて 毛根テクスチャを右クリック > アセットアクション > エクスポート ...
所感 ・楽しい! ・ヘアカードもデフォルメ表現として 残りそう
以上です ご清聴ありがとうございました! \アンケートのご協力よろしくお願いいたします!/