IoTLT-vol113-20240717-1

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July 15, 24

スライド概要

2023年12月 Qiita, IoTLT Advent Calendar 11日目「秋月AE-TB67H450とM5Stack(Basic)とRaspberry Piを使った電磁石の制御」でTESLA計画のTeleportation Systemの受信装置の、その時の開発進捗について報告しています。この中で、「電磁石を使ったテスラダイスの把握と分離」の「ネオジム磁石の脅威」の、「電流を流さないのにくっつく」、「電流の向きを変えても離れない」が予測できることを述べましたが、とにかくやってみることにしました。

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各ページのテキスト
1.

秋月AE-TB67H450とM5Stack(Basic)とRaspberry Pi を使った電磁石の制御その2(IoTLT版) IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.113 2024 7/17 福山大学工学部情報工学科 山之上卓

2.

自己紹介 福山大学の教員 着る電光掲示板、 テレポートドレッサー、 シン3次元表示装置 テレポーテーション システム作成中

3.

自己紹介 ⚫1980年 interface LKIT-16によるFORTRANシステム ⚫1980年 bit ナノピコ教室じゃんけん大会優勝 ⚫ 1988年日本経済新聞「パソコン通信使い電算機言語開発」 ⚫2016年 ACM SIGUCCS Hall of Fame ⚫ 「ギャル電の意識の低いプレゼンバトル」優勝 @Geek night 広島, 2017 12/9 ⚫ MF Tokyo 2018, MF Taipei 2018, NT広島2019 ⚫ NT金沢2022, OMMF2022, MFT2023, MFK2024 ⚫ ヒーローズ・リーグ2023 トランジスタ技術賞受賞 ⚫ 情報処理学会フェロー

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背景 • テレポーテーション(物体瞬間移動)を実現したい! 材料の部品 送信元の構造物 プローブ 通信経路 (ネットワーク) 受信装置(小型工場) 送信装置 (コンピュータ ) 受信された構造物

5.

経緯 • 1994 うどんをネットワークで送りたい@JAINコンソーシアム@ 志賀島 • 1995年、What How For 北九州(産学官交流サロン)で開発 スタート • 1999年、特許出願(2009年査定) • 2002年、試作開始、シミュレータ作成 • 2021年、Real->Virtual 転送成功(IoTLT vol.93)

6.

背景その2 Real->Virtual

7.

経緯 • 2023年12月 Qiita, IoTLT Advent Calendar 11日目 「秋月AE-TB67H450とM5Stack(Basic)とRaspberry Piを使っ た電磁石の制御」 – 電磁石を使ったテスラダイスの把握と分離 • ネオジム磁石の脅威 –電流を流さないのにくっつく –電流の向きを変えても離れない

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部品間接続・通信機構

9.

製作中の受信装置(自動工場)

10.

ロボットアームの 部品把握部分

11.

ロボットアームの 部品把握部分

12.

やってみた • うまくいかないかもしれないけど、とにかくやってみた – Youtube : https://youtu.be/JHxr8vVwPaU?si=Qs8htKyiGSgnQcD3

13.

Hardware ベルトコンベアとその制御 RCB-4mini LAN アームロボットとその制御 x 電磁石とその制御 y-l ダイス(部品)の水平方向の移動 y-r

14.

Software Chat Server ・・・ Raspberry Pi Main Controller Command Interpreter, Communication(TCP client), PyRealSense, … Raspberry Pi -> Arduino/ M5Stack/ RCB-4mini Remote Controlled Command Interpreter Command UART Command UART Arduino Arduino Arduino I2C ↓ I2C command command Slide ↓ Table↓ Neopixel Neopixel Signal Signal Arduino Arduino M5Stack Arduino I2C ↓ I2C command I2C command Magnet/ ↓ command Motor↓ ↓ Neopixel Neopixel Signal Neopixel Signal Signal

15.

• アームロボット – Kondo KHR-A5, サーボ モータ追加。高出力サーボ モータに一部交換 • アームの動きの作成: – Windowsの Heart2Heart4 で作成, RCB-4mini に書き 込み – Raspberry Pi –動作番号>UART->RCB-4mini

16.

発生した問題 • 事前の予想どおり、アームの電磁石とダイスが離れない – ちょっとずるしました。 ->回転時に引っかかり ->シール一枚+

17.

発生した問題 • 電磁石が発熱して相手側のダイスの面の被服を溶かして、 ネオジム磁石を剥がしてしまいました。

18.

発生した問題 • 熱対策… すべての面にステッカーの保護シールを貼りました

19.

発生した問題 • 回転場所の電磁石を張り付けているシールに、ダイスが引っ掛 かって、意図した動作にならない。 – ひっかかりがないように、別のシールを張り付け。

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全体の制御 time.sleep(10.0) • 受信装置の制御は、main self.send_init_belt_command() controllerでpython の文の列を self.send_arm_motion_command("1") exec関数で実行することで実施。 time.sleep(8.0) • 各文は、スライドテーブル、ベルトコ self.send_magnet_command(0,”go”) time.sleep(2.0) ンベア、電磁石、アームを制御する self.send_stop_belt_command() 機構のついたRaspberry time.sleep(1.0) Pi+(Arduino/M5Stack/RCB4-mini) self.send_arm_motion_command(“2”) へコマンドを送り、各担当機器を制 time.sleep(4.0) self.send_magnet_command(0,”stop”) 御。 self.send_move_command(28.0,100.0) ….

21.

おわりに • アームロボットの動き(と電磁石の磁界の順方向/逆方向/停 止の切り替え?)を使って、テスラダイス(部品)の把握、切り 離し、垂直方向回転、水平方向回転、ができた。 • (受信装置の方)あともう少しであってほしい • Virtual 空間の「物」を同じものを組み立てるための受信装置 の制御情報に変換できたら、「テレポーテーション」が、一応、 実現できるはず。

22.

謝辞 • What How For Kitakyushu