コミュニケーション機器の種類と選択

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May 24, 23

スライド概要

重度障害者用意思伝達装置の構成、種類とその選択基準、導入に活用できる制度を知る

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各ページのテキスト
1.

コミュニケーション機器を使ってみよう のその前に コミュニケーション機器の 種類と選択 を知ってください 福祉支援サービス コミル 馬渕広行 [email protected]

2.

概要 構成と種類 選択の基準 制度

3.

構成と種類 本体 入力装置(スイッチ) 入力装置固定具 固定台 呼鈴 呼び鈴分岐装置 遠隔制御装置

4.

構成と種類 > 本体 ファイン・チャット 伝の心 TC スキャン オペレートナビ Orihime eye+Swich, eeyes, Miyasuku … 生体現象方式 新心語り Cyin

5.

構成と種類 > 本体 > ファイン・チャット 利点 操作が容易 専用機で壊れにくい 欠点 複雑なことはできない

6.

構成と種類 > 本体 > 伝の心 利点 メール、 ができる ユーザーが多く情報が多い LINE 欠点 保守にパソコンの知識が必要 視線入力はできるが容易ではない

7.

構成と種類 > 本体 > TCスキャン 利点 メール、 ができる ブラウザ操作が容易にできる工夫 視線入力の文字盤が豊富 LINE 欠点 保守にパソコンの知識が必要

8.

構成と種類 > 本体 > オペレートナビ 利点 Windows 欠点 使用者に でできるほとんどのことができる Windows の基本的な知識が必要

9.

選択の基準 > 本体 使用者のニーズにより選択

10.

構成と種類 入力装置 接点式 帯電式 空気圧式 圧電素子式 生体反応式 視線検出式

11.

構成と種類 > 入力装置 > 接点式 一般的な押しボタンやレバーなどのスイッチ

12.

構成と種類 > 入力装置 > 帯電式 タッチスイッチ 押す力が不要

13.

構成と種類 > 入力装置 > 筋電式 筋電を検知

14.

構成と種類 > 入力装置 > 空気圧式 風船状の操作部を押す

15.

構成と種類 > 入力装置 > 圧電素子式 歪みを検知するピエゾセンサーを身体に貼る 非常に微細な動きを検知できる

16.

構成と種類 > 入力装置 > 視線検出式

17.

構成と種類 > 本体 > 生体現象方式 脳波 脳血流

18.

構成と種類 > 入力装置固定具

19.

選択の基準 > 入力装置,入力装置固定具 本体と入力装置,入力装置固定具は明確に分けて選択する 本人の操作部位(随意的可動部位)、動作、筋力、肢位により決める 視線入力は万能ではない

20.

構成と種類 固定台

21.

構成と種類 呼び鈴,呼び鈴分岐装置

22.

構成と種類 遠隔制御装置

23.

制度 補装具費支給制度 重度障害者用意思伝達装置 日常生活用具給付制度 携帯用会話補助装置 情報・通信支援用具 いずれも障害者福祉の制度 各自治体の障害福祉課相当の部署で申請 自己負担額は、 自治体の定める自己負担額(0 ~ 37,200円) + 限度額を超過した額

24.

制度 補装具費支給制度 > 重度障害者用意思伝達装置 以下いずれかの条件に該当する場合 四肢機能の全廃 および 言語機能の喪失 (3級) 指定難病 潤沢な限度額と導入後の修理も補助 面談による判定あり

25.

制度 補装具費支給制度 > 重度障害者用意思伝達装置 > 本体 以下よりいずれかひとつ 項目 文字等走査入力方式 生体現象 基本構造 簡易なもの 簡易な環境制御機能が付加 高度な環境制御機能が付加 通信機能が付加 限度額 143,000 191,000 450,000 450,000 450,000

26.

制度 補装具費支給制度 > 重度障害者用意思伝達装置 > 入力装置(1) 原則としていずれかひとつの入力装置 項目 接点式入力装置 帯電式入力装置 筋電式入力装置 光電式入力装置 呼気吸気式入力装置 限度額 10,000 40,000 80,000 50,000 35,000

27.

制度 補装具費支給制度 > 重度障害者用意思伝達装置 > 入力装置(2) 原則としていずれかひとつの入力装置 項目 圧電素子式入力装置 空気圧式入力装置 視線検出式入力装置 限度額 40,000 40,000 180,000

28.

制度 補装具費支給制度 > 重度障害者用意思伝達装置 > 付属品 必要に応じて各 1 固定台はいすれかよりひとつ 項目 固定台(アーム式又はテーブル置き式) 固定台(自立スタンド式) 入力装置固定具 呼び鈴 呼び鈴分岐装置 遠隔制御装置 限度額 30,000 50,820 30,000 20,000 33,600 21,000

29.

制度 日常生活用具給付制度 > 携帯用会話補助装置 限度額 円 98,800 身体障害者手帳の所有が必要

30.

制度 日常生活用具給付制度 > 情報・通信支援用具 パソコンの入出力機器、ソフトウェアの購入を補助する パソコン本体は含まない 修理は補助しない タブレット端末を含むか否かは自治体により判断が異なる 限度額 10万円 身体障害者手帳の所有が必要

31.

まとめ 構成と種類 本体 入力装置, 入力装置固定具 付属品(固定台, 呼鈴, 呼び鈴分岐装置, 遠隔制御装置) 本体と入力装置は明確に分けて検討する 選択の基準 本体は使用者のニーズによる 入力装置,入力装置固定具は使用者の身体状況による 制度 補装具費支給制度と日常生活用具給付制度

32.

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