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August 01, 23
スライド概要
知的障害のある子どもを持つ保護者に対して有用と思われる下記の情報提供内容をまとめております。
3.就職時の支援について
(ジョブコーチ支援事業、就労定着支援)
このスライドは12の内容のうちの1つです。全ての内容を参照される場合は下記のURLにアクセスしてください。
https://www.docswell.com/s/7480727/5387NL-2023-08-01-084137
知的障害特別支援学校にのみならず、保護者さまや知的障害の方に関わる仕事をされている方にも広くご利用いただければと思います。
資料については自由に改変いただけますが、営利目的での使用および再配布はご遠慮ください。
なお、内容においては、書籍や政府機関の情報を参照して細心の注意を払って作成していますが、制度の変更や万が一の誤記等によって内容が正しくない恐れがあります。
また、本内容に基づいて情報提供を行い、不利益が生じた場合の筆者は責任を一切負いません。
就労時の支援について 事例 就労移行支援の事業所を利用していたBさんは地元の スーパーに就職が決まりました。 しかし、就職すると環境ガラリと変わるため、Bさんは 不安です。そこで、利用していた就労移行支援の事業所 から就労定着支援を受けることにしました。 知っている支援員さんが定期的に訪問して、他の職員 さんに配慮事項を伝えたり、調整もしてくれたりしてい ます。無事にAさんも職場に馴染むことができました。
就職時の支援について • 障害のある方の職場定着率 知的障害の方、発達障害の 方の1年時離職率は約30%で他 の障害種に比べて定着率がい いとはいえますが、10人就職 した場合は3人が辞めてしまし ます。 そのため、職場への定着支 援を可能であれば受けましょ う。
就職時の支援について • ジョブコーチ支援 地域障害者職業センターや社会福祉法人が行ってい ます。大きな企業では社内にジョブコーチの役職を 作っている場合もあります。 1~8ヶ月間の支援が受けられ、最初は週3~4日 と手厚くサポートしてくれます。その後も、数ヶ月に 1度訪問してくれます。 特に離職しやすい働き始めの期間をサポートしてく れる心強い制度です。
就職時の支援について • 就労定着支援 就労移行支援など福祉サービスを経由してから就職 した方が利用できます。 月一回以上職場を訪問して最長3年間の支援を受け られます。本人への支援だけではなく、勤務先や関連 機関との連絡調整も行ってくれます。 (就労者の二人に一人が利用しています。) 支援期間終了後は必要に応じて障害者就労・生活支 援センターへ引き継ぎがなされます。