2K Views
October 11, 24
スライド概要
開催日時:2025 年1 月20 日(月)13:00 ~ 17:20 (受付開始:12:30)
開催場所:武田薬品工業 大阪本社 御堂筋ビル 11 階大ホール (地図は別紙に記載)
参加費用:無料(消費税込)
主 催:ナニワデータサイエンス研究会
企 画:武田薬品工業株式会社,塩野義製薬株式会社
SAS言語を中心として,解析業務担当者・プログラマなのコミュニティを活性化したいです
2024 年 10 月 11 日 第 5 回ナニワデータサイエンス研究会 開催のご案内(第 2 報) 拝啓 皆様におかれましては,ますますご清栄のことと心よりお慶び申し上げます.さて,前回から 6 年ぶりの開催と なります「第 5 回ナニワデータサイエンス研究会」を下記の要領にて実施することとなりました.今回は,真冬 ではございますが「R 祭り」「SAS 祭り」「生成 AI 祭り」の三大祭りを開催致します.まず「R 祭り」と題しま して,製薬業界におけるオープンソースソフトウェアの動向を簡単にまとめた後,R を用いた「解析帳票作成入 門」 「アプリ開発入門」をご紹介します.次に「SAS 祭り」では長年製薬業界のプログラミングを支えた SAS に つきまして,SAS Viya を中核とする SHIONOGI 統合解析環境の紹介を皮切りに「データサイエンスを支える データエンジニアリングのチカラ」 「データベース研究事始め」,そして「SAS によるデータハンドリング・帳票 作成・JSON や YAML 等データ記述言語との絡みなどの最近の Topics」の 3 演題を提供させて頂きます.最後 に「生成 AI 祭り」と致しまして,「生成 AI を活用した SHIONOGI での価値創出」という演題で規制文書作成 業務効率化の事例をご紹介後, 「Takeda Japan データサイエンス領域における生成 AI 利活用」という演題で著 作権やセキュリティといった使用時の留意点などを紹介,本研究会らしいセッションを試みたいと考えておりま す.今回も最新かつ無料ではなかなか拝聴できない話題を提供させて頂きます.ナニワ発・関西発の本研究会を 通じて,少しでもデータサイエンスに関わる方々に活力を与えることができれば幸いです. つきましては,ご多忙中とは存じますが,万障お繰り合わせの上,ご参加下さいますようご案内申し上げます. なお,準備の関係上,ご参加いただきます方は 2024 年 12 月 31 日(火)までに,参加申し込み(e-Mail)を本 研究会([email protected])までお送りいただきますよう,よろしくお願い申し上げます. 敬具 記 開催日時:2025 年 1 月 20 日(月)13:00 ~ 17:30 開催場所:武田薬品工業 大阪本社 御堂筋ビル (受付開始:12:30) 11 階大ホール (地図は別紙に記載) 参加費用:無料(消費税込) 主 催:ナニワデータサイエンス研究会 企 画:武田薬品工業株式会社,塩野義製薬株式会社 プログラム(開場:12:30): 13:00:開会挨拶「ナニワデータサイエンス研究会のご紹介」高浪 洋平(武田薬品工業) 第一部:R 祭り 13:10:「R による解析帳票作成入門」舟尾 暢男(武田薬品工業) 昨今,製薬業界で R を使う場面が増えている.本発表では,R Consortium R Submission Working Group の R に関するパイロット試験(承認申請のためのプログラム言語として R を採用し,R にて 申請パッケージを作成後,FDA 審査官に適切に転送できることを検証)の概要を紹介した後,R で 解析帳票を作成するパッケージ群を傍観しつつ, 「tern」 「rtables」という 2 つのパッケージを用いた 解析帳票の作成方法を基本から紹介する. 1
13:40:「R shiny による簡単アプリ作成入門」水間 浩太郎(武田薬品工業) Shiny とは posit 社が開発した「R で Web アプリケーションを作成する」ためのパッケージであり, Web アプリケーション開発の知識がほとんど要らず,R Consortium R Submission Working Group のパイロットにおいても shiny に関する検証が行われている.本発表では,たった 10 行のプログラ ムで作成できる「データのビューア」を土台に,shiny を用いた Web アプリケーションの作成方法の 基本を紹介した後,いくつかの Web アプリケーション作成例を紹介する. 14:15:休憩(1) 第二部:SAS 祭り 14:30: 「データサイエンスを支えるデータエンジニアリングのチカラ ― SAS Viya を中核とする SHIONOGI 統合解析環境 ―」坂井 聡(塩野義製薬) 塩野義製薬データサイエンス部は,データサイエンティストのみならずデータエンジニアも多数在籍 し,RWD(Real World Data)解析をはじめ,新規事業創出,社内 DX 支援など多岐にわたる業務を 担っている.社会に目を移すと,ヘルスケアやビジネスのニーズは高度化・多様化の一途を辿ってい る.我々は,そのニーズにいち早く対応可能な解析環境を手に入れることが必要であり,そのような 背景から,2023 年度下期に SAS Viya を中核とした統合解析環境に刷新した.新しい統合解析環境の キーワードは,「スピード」,「フレキシビリティ」,「コラボレーション」である.本発表では,弊社 が構築した統合解析環境がもたらした成果事例を交え紹介する. 15:00:「データベース研究事始め」宮澤 昇吾(塩野義製薬) 製薬企業が利用できるリアルワールドデータは複数あり,代表的なものにレセプトデータ由来のデー タベースである JMDC がある.その他,電子カルテ由来のデータベースである JAMDAS や,同じレ セプト由来のデータベースでも DeSC などが存在する.データサイエンティストはこれらのデータベ ースの利点やリミテーションを理解した上で適切なデータベースを選択する必要がある. 本講演では各データベースの特徴/リミテーション,具体的な活用例を紹介する.これからデータベー ス研究を始める方にとって,有益な講演となることを期待する. 15:30: 「SAS によるデータハンドリング・帳票作成・JSON や YAML 等データ記述言語との絡みなどの最近 の Topics」森岡 裕(イーピーエス株式会社) CDISC が浸透したことや,デバイスや ePRO 利用が増えたことから,データハンドリングは,従来 の merge ステートメントを使った処理から hash オブジェクト主体のものが適した状況となった.ま た,以前と比較して業務全体のスピードや効率が求められるようになり,帳票作成は proc report か ら,より作成が簡易で集団開発向きな proc odstable が運用しやすい環境となってきた.さらに,xpt 形式に代わる Dataset-JSON や,CDISC CORE や ARS の関係で登場する YAML 形式など,データ 記述言語に対する SAS での処理方法を考え,問題解決を行わなければいけない時代となったが,幸 いなことにメタデータの取り扱いが昔よりも洗練されており,SAS の拡張属性機能の適用機会も増え ている状況である. 10 年ほど前と比べて発表者自身の SAS Life がどう変わったかを考えつつ,以上のトピックとその周 辺の話題を提供する. 16:00:休憩(2) 2
第三部:生成 AI 祭り 16:15: 「生成 AI を活用した SHIONOGI での価値創出 - 規制文書作成業務効率化の事例紹介」松野 匡志(塩 野義製薬) 生成 AI 技術は急速な進化を遂げており,製薬業界においてもその有効活用が大きく期待されている が,業務への適用にはアウトプットの精度向上だけでなくハルシネーション対策やマルチモーダル対 応など,様々な技術的課題が存在する.塩野義製薬データサイエンス部 Generative AI グループでは, 社内各部署と連携して多様なユースケースに対応しながら,これらの課題解決に向けた技術獲得を積 極的に進めている.本講演では,そのうち規制文書作成業務効率化に焦点を当て,生成 AI を用いた プロジェクトの具体的な取り組み内容,これまでの成果,直面している課題とその解決アプローチに ついて紹介し,獲得した技術や知見の他業務領域への応用可能性についても考察を述べる. 16:45: 「Takeda Japan データサイエンス領域における生成 AI 利活用~LLM にまつわるエトセトラ~」仲家 諒,村田俊樹(武田薬品工業) ChatGPT の大ブレーク後も日進月歩で LLM は進化しており,先月できなかったことが今月はでき るようになっているなど最新情報にかじりつく毎日である.専門家だけでなくライトユーザーの間で も利用が広がってきた生成 AI について,最近の話題,Takeda Japan データサイエンス領域におけ る利活用事例,著作権やセキュリティといった使用時の留意点などの LLM にまつわるエトセトラを 紹介する. 17:15:閉会挨拶「6 年ぶり開催のナニワデータサイエンス研究会を終えて」北西 由武(塩野義製薬) 以上 3
別紙 参加お申し込み 研究会へ参加いただけます方は,以下の内容をご記入いただいた上で,e-Mail にてお申し込み下さい. なお,これまで送付しておりました「参加申込み受付完了メール」は送付されません(受領完了メールのみ自動 送信されます)のでご容赦・了承願います.また,事前登録をいただいていない方は,施設入館時のチェックが 出来ないという理由で入館をお断りさせていただく場合がございます.この点につきましてもご了承願います. あ て 先:[email protected] メール件名 : 【第 5 回ナニワデータサイエンス研究会】参加申し込み お 名 前: ふりがな: 会 社 名: ご 所 属: お 役 職: メールアドレス: 研究会会場 武田薬品工業 大阪本社 御堂筋ビル 11 階大ホール (〒540-8645 大阪市中央区道修町四丁目 1 番 1 号) 4
研究会会場への交通アクセス 地下鉄・御堂筋線「淀屋橋駅」13 番出口より南へ徒歩 2 分 京阪電気鉄道「淀屋橋駅」16 番出口より南へ徒歩 7 分 大阪国際空港よりお越しの方は,大阪モノレール「千里中央駅」で北大阪急行に乗り換え, 関西国際空港よりお越しの方は,JR 特急はるか「天王寺駅」で地下鉄・御堂筋線に乗り換え, 新幹線にてお越しの方は,JR「新大阪駅」で地下鉄・御堂筋線に乗り換えて下さい. 研究会会場での注意事項 11 階各会議室および大ホールは全室禁煙です. また,11 階には自動販売機はありませんが,10 階の喫茶店にて飲み物等を販売しておりますので, よろしければご利用下さい. 従業員以外の方がオフィスゾーンへ立ち入らないよう,ご配慮願います. 武田薬品工業 大阪本社 御堂筋ビル 11 階見取り図 以上 研究会名:ナニワデータサイエンス研究会 企 画:武田薬品工業株式会社(高浪 洋平,黒田 晋吾,舟尾 暢男) 塩野義製薬株式会社 (北西 由武,坂井 聡,松野 匡志) Facebook:https://www.facebook.com/naniwadatascience/ 5