チーム内で初めて輪読会をやってみた

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July 13, 22

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Golang/k8s好きエンジニア。勉強中。

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各ページのテキスト
1.

チーム内で初めて輪読会をやってみた ウルシステムズ株式会社 Yuki.Kawai

2.

自己紹介 • Yuki.Kawai • 某生保系IT子会社(2014〜2019) • ウルシステムズ株式会社(2019〜) • ソフトウェアエンジニア • Golang, Docker…バックエンドやインフラに興味あり • 新しい技術・ツールなどの情報収集・試すのが好き

3.

輪読会とは?

4.

なぜ輪読会を始めたの?? • プロジェクトで並行処理を扱う機会があった • 雰囲気ではなく、しっかりと知識を身につけておきたい! • 購入してみたものの、1人で読む時間がなかなか取れない • 本の内容が難しく、理解するのがつらい→そして積読へ・・・ • チームを巻きこんで圧倒的成長!コードの品質もUP!をたくらむ • 当時のチーム内の主要メンバーは3人。人数が少なければ時間も取りやすい • 幸運なことに、チーム内にGoの得意な先輩がいた。 本以外でもいろいろな知見を得られそう!

5.

輪読会の進め方 目標 とにかく時間をかけないでライトに! 本業が忙しいので、いのちだいじに • 時間の確保 • 1週間ごとに1時間 • 事前準備 • 社内補助制度での書籍購入 • 持ち回りでメモの作成 • 自分が共感を得た点、学びになった点をメモに記載する • 準備の時間を区切る。1時間の範囲でメモと読書をする • 輪読会当日 • 持ち回りでメモを作成した人が、作成した範囲で本の内容を説明する • 記載されているプログラムはみんなで読んでみる。気づきをメモに追記する。 • 質問票を作成し、気になった単語は登録しておく。

6.

輪読会での学び • 1人では難しい内容を深く理解することができた! • 先輩社員に参加いただいたことで、コードの読み方、本の内容以外の沢山の知見を共有できた • チームのコードの品質が向上した! • 輪読会で得た知識、コードのパターンをプロダクトに取り入れることができた • 輪読会の人数は最大でも5人程度が良い • 多すぎると、発表者の機会が少なくなる。輪読会中での発言に偏りが出てしまう • それでも準備が大変・・・(輪読会:1週間/1h、準備:1週間/1h) • 準備なしで毎日15分と、細かく実施する • まとめはVSCodeの共同編集で作成しながらでも良いかも

7.

まとめ • 輪読会を初めてやってみたけど、知見が広がって1人で読書するより楽しい!! • ハードルがあるとすれば、準備と調整と少しの勇気 • まずはチーム内でやってみよう • 開催頻度を参加者と相談してみても良いかも • 事前メモの作成方法を当日に行うのもあり • 先輩社員を巻き込むとより良い輪読会になる • 同じレベル感の参加者で実施しても共通知識を得られる。有識者がいるとより良い • OJTだけでは得られない知見が得られる • OJTだと断片的な知識しか得られないけど、輪読会だと体系的に知識を得られる • 有識者でも気づかない知識が得られる