1.1K Views
April 15, 25
スライド概要
QA テスト いま、 と 熱い 【集え!関西エンジニア】 いま熱いものLT大会 2025.4.16(水) やまずん が
やまずんとは ⚫ Dirty Tester/バキバキQA ⚫ 外資系(?)SaaSのQAエンジニア ⚫ 大阪のテスター ⚫ 所属(コミュニティ) ⚫ testing.osaka 主催者 ⚫ スクラム祭り 実行委員 ⚫ JaSST nanoお世話係軍団 ⚫ バキバキQAチャンネル 2
この発表で伝えること 生存戦略として QAやテストについて 知ることはいいことだぞ いい話だ 3
この発表におけるQAとテスト ⚫ QAは品質を保障すること ⚫ 「品質」とは顧客のニーズを満たしていること ⚫ 「保証」とは品質がよいと請け負うこと 真面目に説明し たらこれだけで 1時間話せそう ⚫ テストはQAの手段のうちのひとつ 4
テスト is 何 ⚫ アウトプットから品質を確かめる行為 めちゃくちゃ簡 略化したらそう だねえ ソフトウェア開発の流れ 作る テスト 使う 5
テスト技術が抱える課題 6
何をもってテストは十分ですか? ⚫ C0カバレッジが100パーセントだから 例えば→意図してない入力で何か起こるかもしれない ⚫ 仕様書をテスト項目にしたから 例えば→仕様書に書いていない操作で何か起こるかもしれない ごまはなんか大 丈夫そうです! で出荷されがち ⚫ 信頼度成長曲線が収束しているから 例えば→テストが適切でなければまだ何か起こるかもしれない ⚫ リリース判定を通過したから 例えば→判定が適切でなければ何か起こるかもしれない 7
ソフトウェアのQA/テストの難しさ ⚫ 量産工程の代わりに求められるスピード ⚫ 物的な実態がない ⚫ 物理的な連続性がない ソフトウェアは 難しい部分もあ るよね ⚫ 論理的な組み合わせが爆発的に増える 8
既存のテスト技術が抱える課題(例) ホワイトボックステストは書かれたプロダクトコードを元にテストする ⚫ 「正しく動くこと」はテストできる ⚫ 「動きが正しいこと」はテストできない ⚫ 検証と妥当性確認 これはあくまで 動的テスト技術 だね! ブラックボックステストは分析したテストモデルを元にテストする ⚫ 「想定できたもの」はテストできる ⚫ 「想定できないもの」は基本的にテストできない 9
生成AIと共に考える 10
みな生成AI使ってるよね ⚫ 生成AIが出したコードはテストしてる? ⚫ 生成AIは尻拭いしてくれない ⚫ 尻拭いする自分自身でテストする必要がある いきなり出てき た生成AI では 「テストは生成AIに任せています」で 品質を保証しているでしょうか? 11
みな生成AI使ってるよね ⚫ 生成AIが出したコードはテストしてる? あなたのプロダクトを受け入れるのは ⚫ 静的テストも動的テストもしているうよね AIですか?人間ですか? ⚫ 生成AIは尻拭いしてくれない もしあなただったら ⚫ 尻拭いする自分自身でテストする必要がある 誰がテストした製品なら では 「テストは生成AIに任せています」で 安心して使えますか? あなたは品質を保証しているでしょうか? 12
QAとテストの技術にはまだ伸び代がある ⚫ 「顧客のニーズを満たす」ということに数学的な答えはまだない ⚫ 「バグが出ない製品を保証するテスト」すらまだ答えがない 「QA」にも ごまのかわいさ も数学的に証明 できない 「ソフトウェアテスト」にも まだまだ伸びしろがある さすがに2025年現在のAIに任せるのは きつい(かもしれない) 13
QAとテストの技術にはまだ伸び代がある ⚫ 「顧客のニーズを満たす」ということに数学的な答えはまだない QAやテストを学ぶことは ⚫ 「バグが出ない製品を保証するテスト」すらまだ答えがない 生成AI時代の生存戦略として 「QA」にも 「ソフトウェアテスト」にも 成り立つ まだまだ伸びしろがある (かもしれない) さすがに2025年現在のAIに任せるのは きつい(かもしれない) 14
大阪のテストが熱い 大阪のテストコミュニティ テスターのためだけでなく コードを書く専門家とテストをする専門家 ぼくもいるかも しれないね! がコラボレーションをする 15
QA テスト いま、 と 熱い 絵:タスマニアデビ男 が