2020年京大100人論文(発表資料)

>100 Views

January 20, 25

スライド概要

場所:H-123。Web上で開催された、京大100人論文で発表したものである。個人サイト上で、ゲーム等のサブカルチャーに使用された、古典文学作品の現代語訳等を公開している取り組みについてまとめたものである。
Location: H-123. This presentation was delivered at the "Kyoto University 100 Papers" event held online. It summarizes efforts to publish modern translations of classic literary works that have been used in subcultures such as games, on a personal website.

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

2020年 京大100人論文(発表資料) 123番 「面白そう。」を「面白い!」に。多様なアプローチで 日本文学・文化のファンを増やす 淺川 槙子

3.

1:タイトル 「面白そう。」を「面白い!」に~多様なアプローチで日本文学・文化のファンを増やす 2:研究者としての私の核心的な学術的問い(生涯かけて追いかけたいテーマ) 漫画や映画などのサブカルチャーがきっかけで、日本の古典文学や関連する文化に興味をもつ 人が増えていますが、「訳がないと難しい」・「作家が訳している本があるけれど、わかりや すく元ネタを知りたい」・「自分の国の言葉で訳されているものが見たい」・「舞台の聖地巡 礼に行きたいから情報を知りたい」という話も聞きます。しかし実際は、「面白そうだけど、 (色々と)難しそうだら・・・・・・。」です。 本も人もご縁と出会いは大切であり、せっか く1つの作品や文化と出会っても、さまざまなバリアがあって先に進めないのは残念すぎると思 います。バリアを壊して日本の古典文学や文化のファンを増やすのが私の研究テーマです。

4.

3:その問いについてこれまで自分は何をしてきたか 「とりあえず発信しよう!」と思ってサイトを作りました。くずし字の翻字、現代語訳、外国 語訳などの情報を入れています。外国語訳はいくつかの翻訳サイトを使っての実験中です。最 初に作った時から9年目になりますが、海外からのアクセスもあります。 4:これからどんなことがしたいかOR今抱える苦労や難点は何か 日本語で書かれた文章を自分の国の言葉で読む場合は、翻訳サイトを使われる方が多いと思い ますので、意味が通じて原文から離れすぎない「わかりやすい現代語訳」を提供したいです。 聖地や本文に登場する文化に関する情報も充実させていきたいと思います。