Compare Workato with Zapier

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December 24, 22

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コーポレートエンジニアをやっています。 主に自動化・効率化に関する記事を書いています。

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各ページのテキスト
1.

Compare Workato to Zapier 2022.11.7 原口

2.

Zapier & Workato Stats Zapier Workato プラン: Zaps: Company Plan 210 Connect Apps: 48 先月の実行Tasks: 41,622 In Trial!

3.

前提 - Workatoのトライアルを通して感じた点、特にZapierを運用して日々感じているつ らみを機能面と運用面で比較しています。 網羅的な比較は りょうたろう さんの記事を参照ください。 https://blog.cloudnative.co.jp/4678/ 記載内容についてフィードバック大歓迎です!

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機能

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機能比較 機能 Workato Zapier データ構造 プロジェクトをルートにネストしたフォルダ 構成が可能 単一フォルダでフラットに構成 履歴管理 標準でバージョン管理が可能 標準では不可 実行順変更 ブロック単位でドラッグアンド &ドロップで可 能 標準では不可 分岐・繰り返し 任意の場面で実行可能 フローの最後でのみ設定可能。タスクを分割 することで回避もできるがそーゆーことじゃな い

6.

データ構造 Workato Zapier プロジェクトをルートに、その配下には任意の数の ネストされたフォルダ構成が可能 10/20にサブフォルダ機能がリリース。最大 5つの ネストされたフォルダ構成が可能。 https://community.zapier.com/product-updates/ you-can-now-create-subfolders-to-better-organi ze-your-zaps-18361

7.

履歴管理 Workato Zapier チームで管理する上では必須機能。 Workatoでは 変更に関する情報の参照、差分確認、ロールバッ クと必要な機能は全て備えている。 10/18にバージョン履歴がリリース。なお、現時点 ではまだ履歴情報を参照できるだけ、差分参照も ロールバックもできない。 https://community.zapier.com/product-updates/ we-ve-added-version-history-for-your-zaps-183 62

8.

実行順変更 Workato Zapier しゅっとできる。 9/29に実行順の変更機能がリリース。ドラッグアン ドドロップで任意の順番に変更が可能。入れ替え によって参照に矛盾が発生する場合は警告してく れる。 複数タスクの一括移動は現状できない。 https://community.zapier.com/product-updates/i ntroducing-duplicating-and-reordering-steps-18 250

9.

分岐・繰り返し Workato Zapier しゅっとできる。 分岐・繰り返しは最後のステップのみで設定可能。 フロー途中で分岐させるには、処理を分割 (SubZapや別ZapをWebhookでコール)する必要が ある。 この制約はメリット・デメリットあり。処理が複雑にな ることを抑止できる効果もあり、チームの状況に よっては許容できる。 習熟度があがるにつれこの制約がデメリットになる シーンが増える。

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運用

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エラー制御(ハンドリング&モニタリング) Workato Zapier Recipe単体でtry〜catch形式でエラーハンドリング が可能(ネストもOK) Zap単体での制御は不可能。 Manage other recipes を使うことで、エラー状況の モニタリング(リアルタイム)も可能 Managerがある(New Zap Error)ものの、リアルタ イムではなく、柔軟さはない。

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成功時リトライ Workato Zapier しゅっとできる。 CodeでREST APIをコールしている場合など、確実 にステータスコードをハンドリングしないと、予期せ ぬ結果ではあるが Success扱いとして記録されるこ とになる。 Job履歴からクリックすれば、最新の Recipeの状態 で再実行が何度でも可能。 そしてZapierでは明確に Fail になっていないと Replayできない。

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オンボーディング Workato Zapier 日本語による体系的な学習プログラム (Automation Pro ⅠⅡ)があるため、チームに新規 参入したメンバーのオンボーディングコストが低 い。 日本語による体系的な学習プログラム・情報が不 足しており、詳細な仕様が問い合わせでしかわか らないことも。 さらに発展的なコンテンツも充実 (AutomationⅢな ど) ただ、0→1の部分を乗り越えれば現場で自走して 成長させていくことは可能。

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まとめ

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まとめ Zapierをメインで利用している立場から、そのペインポイントがWorkatoではどうかとい う点を比較してみました。 概ね解消されている(しゅっとできる)結果となりましたが、コスト的にはZapier優位なた め、 「柔軟なエラーハンドリングが必要なクリティカルなフローはWorkatoで」 「粒度の小さい自動化は現場が主導してZapierで」 といった業務の特性によって使い分け・併用するのが効果的かもしれません。

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まとめ 特性 Workato Zapier 関連部門 多 少 エラー時の業務影響 大 小 利用例 「新入社員の準備・オンボーディングフ ロー」 「特定メールを Slack転送」 「リアクションでチケット起票」 皆さんの参考になれば幸いです!

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appendix

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付録. Zapierでの成功時リトライ方法 History画面からではなく、ZapのEdit画面から直近実 行されたデータをLoadし、そのデータを使って各ステッ プを実行することができます。 こうすることで、成功時のデータを使って、最新の設定 でリトライすることができます。 がしかし!ロードできるデータに条件があり、新しい データは即時ロードされず一定時間経過したもののみ が利用出来る仕様になっています(サポート回答)。 なお、即時ロードされるものもあったりするので、ロード できたらラッキーくらいの方法です