-- Views
October 08, 26
スライド概要
はじめまして、yukikoと申します。 IT教育支援や、DX推進が可能です。 ◆ スキル LPIC レベル2 AI / Python Splunk BI(データ可視化・分析) ◆ その他 新卒・未経験の学生向けに、エンジニア転職を応援する資料を趣味で作成しています。 もしよろしければご活用ください。
M E E T I N G S C R I P T S & M I N U T E S T E M P L AT E 要件トレードオフで「合意」を取る セリフ集と議事録テンプレ 場面別セリフ(標準/やわらかい言い方)と、合意を残す議事録フォーマット うさうさ研修工房
01 | 合意までの流れ 6ステップで、決めて、残す 1 2 3 目的と前提を共有 事実を共有(見積・制約) 選択肢を提示(A/B/C) 4 5 6 評価軸で比較 合意内容を復唱 議事録に記録・確認依頼 事実と評価を分ける(非暴力コミュニケーション)/結論だけでなく理由まで復唱する/保留にも担当と期限をつける
02 | シーン別セリフ A 要望・変更が出たとき 場面 標準のセリフ やわらかい言い方 追加要望 「承知しました。追加で◯日と◯円の見込みです。現行の範囲と並べて確認させてください」 「影響を整理して、次回お持ちしてもよいですか」 納期の短縮 「今のスコープだと◯週間かかります。短縮するなら機能を絞るか費用を足す必要がありま 「前倒しの方法を一緒に考えたいです。何を優先するか教え す」 ていただけますか」 予算の削減 「予算が◯円なら、Must機能を残して◯◯を次回に回す案があります」 「予算の範囲で実現できることを、案にしてよいでしょうか」 仕様変更が続く 「変更は歓迎です。変更のたびに費用・納期への影響を確認する進め方にしませんか」 「変更の流れを、一度決めさせてください」
03 | シーン別セリフ B 相手に合わせて伝える 相手 標準のセリフ やわらかい言い方 経営層 「結論から申し上げます。目的は守れる見込みですが、納期は◯週間延びる可能性がありま す。判断をお願いしたい点は2つです」 「ご判断いただきたい点が2つあります。先に結論をお伝えし ます」 現場部門 「今回は毎日使う機能を優先します。◯◯は次の段階で対応する予定です」 「まず業務が止まらない形を優先して進めたいと考えていま す」 ベンダー 「契約範囲に含まれない要望と理解しています。別途お見積りをお願いできますか」 「範囲を確認させてください。追加の場合はお見積りをいた だけますか」 開発チーム 「納期を守るため、Should機能を後ろに回す案を検討したいです。技術面の懸念を聞かせてく ださい」 「無理のない進め方を一緒に考えたいです。気になる点は ありますか」
04 | シーン別セリフ C 言いにくい場面 場面 標準のセリフ やわらかい言い方 遅延の報告 「◯日の遅れが出ています。原因は◯◯の仕様確定が遅れたことです。挽回案は 2つあります」 「状況と対応案をお伝えします」 品質の懸念 「月末のピーク時に応答が遅くなる可能性があります。数字で確認させてください」 「ピーク時の動きが気になるので、測って確認してもよいで しょうか」 増員の要望 「増員が効くのは新メンバーの立ち上がりを吸収できる場合です。今回の残り期間で成り立つか 先に確認させてください」 「増員の効果を整理してご相談してもよいですか」 「現行どおり」 「現行のどの動きを残しますか。画面や帳票で具体的に教えてください」 「現行の中で特に大切な部分を教えていただけますか」 蒸し返し 「前回の議事録では◯◯の理由で B案に合意しています。前提が変わった点はありますか」 「前回の経緯を確認させてください。条件が変わったので しょうか」 約束できない 「ご要望は理解しています。今の体制では◯日が限界です。代わりに◯◯なら実現できます」 「そのままでは難しいので、代わりの案を提案してもよいで すか」
05 | 議事録テンプレートと記入例 決定・保留・懸念を分けて残す テンプレート 記入例(経費精算) 1. 背景(事実のみ) 背景:処理時間50%削減(BR-01)/見積6週間・希望4週間 2. 検討した選択肢(比較表) 3. 合意事項(採用案/理由/合意の進め方) 合意:B案(Should/Couldの2機能を次回へ) 4. 保留事項(論点・担当・期限) 理由:納期4週間を守りつつMust機能は全て含められる 5. 懸念事項(内容・影響・確認時期) 進め方:妥協(機能を一部延期) 6. 次のアクション(内容・担当・期限) 7. 確認(◯日までに異議がなければ確定) 保留:OCR精度の目標値は検証後、次回定例で決定 懸念:連携先の仕様確定が遅れると4週間に収まらない可能性。◯月◯日に再確認
06 | チェックリストと出典 会議の前後に確認する 6項目 □ 前:見積・制約を事実として整理し、案を 2〜3つ用意した □ 前:評価軸とMustの最低ラインを決めた □ 中:評価語を事実に置き換えて話した □ 中:合意を復唱し、理由まで確認した □ 後:保留事項に担当・期限をつけた □ 後:確認期限つきで議事録を共有した Rosenberg: Nonviolent Communication(解説) https://baynvc.org/basics-of-nonviolent-communication/ Thomas-Kilmann Conflict Mode Instrument https://en.wikipedia.org/wiki/Thomas%E2%80%93Kilmann_Conflict_Mode_Instrument MoSCoW method https://en.wikipedia.org/wiki/MoSCoW_method IPA ユーザのための要件定義ガイド 第2版(アーカイブ) https://www.ipa.go.jp/archive/digital/iot-en-ci/jyouryuu/youkenteigi20190912.html Brooks's law https://en.wikipedia.org/wiki/Brooks%27s_law ※セリフ・テンプレートは編集による例で、出典の文言ではありません。