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October 15, 26
スライド概要
はじめまして、yukikoと申します。 IT教育支援や、DX推進が可能です。 ◆ スキル LPIC レベル2 AI / Python Splunk BI(データ可視化・分析) ◆ その他 新卒・未経験の学生向けに、エンジニア転職を応援する資料を趣味で作成しています。 もしよろしければご活用ください。
DXエンジニア向け ペルソナ別・行動判断資料デザインガイド 脳科学×行動心理学×査読済み論文で、「時短でサクッと」判断させる資料をつくる うさうさ研修工房
WHY 良い資料なのに、なぜ判断が遅れるのか? 1 2 3 情報は正確なのに 選択肢を並べたのに 丁寧に説明したのに 結論がどこにあるか分からな い 多すぎて決められない 読む前に後回しにされる 原因は「デザインの好み」ではなく、脳の情報処理の仕組みにある。 世界一分析官|行動判断資料デザイン 2
WHY 脳には2つの判断モードがある System 1 System 2 直感・速い・省エネ 論理的・遅い・高負荷 多忙な経営層の日常判断の大半はこちら。 契約・予算など責任が伴う判断はこちら。 3〜30秒でGO/NO-GOを決める。 根拠データを併記し精査させる。 出典: Kahneman, D. (2011). Thinking, Fast and Slow. 世界一分析官|行動判断資料デザイン 3
WHY 判断を遅らせる/誤らせる 3つの壁 損失回避 選択過多 損失は利得の約 2倍強く感じる 選択肢が多いと決定自体を回避する Kahneman & Tversky, 1979 Iyengar & Lepper, 2000 世界一分析官|行動判断資料デザイン 認知負荷 同時に保持できるのは 4±1チャンクの み Sweller, 1988/Cowan, 2001 4
WHAT 世界一分析官の分析ステップ STEP 1 STEP 2 STEP 3 STEP 4 誰が読むか 何を判断させるか 何秒で判断させるか どの理論が根拠か ▶ ペルソナ(役職・専門性・忙しさ) 世界一分析官|行動判断資料デザイン ▶ ▶ GO/NO-GO・承認・選択・実行 /保 3秒スキャン/ 30秒精読/5分熟 査読済み研究に基づき設計を説 留 読 明 5
WHAT ペルソナ別・判断モード早見表 ペルソナ 判断モード 許容時間 推奨フォーマット 経営層・役員 System1中心 3〜30秒 1ページ意思決定シート 現場マネージャー System1→2 30秒〜3分 Yes/No判断ボックス エンジニア・専門職 System2中心 3〜10分 比較テーブル型 忙しい個人事業主 System1中心 3〜15秒 3秒スキャン図解 世界一分析官|行動判断資料デザイン 6
HOW 型①:1ページ意思決定シート 【結論】実施を推奨する なぜ効くのか 根拠①:コスト削減 月30万円 結論をF字型読書パターンの視線起点(最上 根拠②:導入期間 2週間で完了 段)に配置し、根拠は 3点まで(ワーキングメモ リの制約, Cowan 2001)に絞ることで、経営層 が3〜30秒でGO判断できる。 根拠③:他社導入実績 12社 【次のアクション】 9/10までに承認 世界一分析官|行動判断資料デザイン 7
HOW 型②:Yes/No判断ボックス なぜ効くのか 承認する 条件付き承認 差し戻す 完全な二択ではなく「条件付き」を挟んだ 3択 → 来月から本導入 → 3ヶ月試験導入 → 追加資料を依頼 にすることで、現場マネージャーが心理的抵 抗なく選べる。各選択の結果を先に見せるこ とで、枠組み効果を判断支援に活用する(誘 導ではなく透明性の担保)。 世界一分析官|行動判断資料デザイン 8
HOW 型③:3秒スキャン図解 なぜ効くのか 課題 影響度 → 対応工数が月40h 推奨アクション 見出し・数字・矢印の 3要素のみに絞り、文章 → 年間480万円相当 自動化ツール導入 を挟まない。二重符号化理論( Paivio, 1971)に よりテキストと視覚情報を組み合わせ、多忙な 個人事業主でも 3秒で内容を把握できる。 世界一分析官|行動判断資料デザイン 9
HOW 型④:比較テーブル型(デフォルト効果) なぜ効くのか 選択肢 コスト 効果 推奨 案A ◯ ◯ ★推奨 推奨案に★印(デフォルト効果 , Thaler & 案B △ △ Sunstein 2008)を付け、選択肢は 3つ以内(選 択過多効果の回避 , Iyengar & Lepper 2000)に 絞る。「なぜ★か」の根拠を必ず併記し、誘導 案C 世界一分析官|行動判断資料デザイン △ ◯ ではなく判断支援にする。 10
HOW アイキャッチ画像も YAMLで設計する なぜYAMLか eyecatch: title: "判断が10倍速くなる資料術" target_persona: "経営層" decision_hook: "結論は最初の3秒で伝わるか" color_palette: primary: "#6D2E46" secondary: "#C9A227" typography: 画像生成AIへの入力にもデザイナーへの発注書にもそ のまま使え、ブランドカラー( Rose Deck)とフォントを毎回 固定できる。二重符号化理論( Paivio, 1971)により、アイ キャッチの一目で内容が推測できると記事全体の記憶定 着率が上がる。 headline_font: "Bookman Old Style" max_characters: 13 世界一分析官|行動判断資料デザイン 11
まとめ:分析してからデザインする 1 誰が・何を・何秒で判断するかを先に分析する 2 結論→根拠(3点まで)→行動の順で構成する 3 理論用語は資料本体に出さず「設計根拠」に集約する 4 推奨には根拠を添え、誘導ではなく判断支援にする 主な参考文献 ・Kahneman, D. (2011). Thinking, Fast and Slow. ・Kahneman & Tversky (1979). Prospect theory. Econometrica. ・Iyengar & Lepper (2000). Choice overload. J. Personality and Social Psychology. ・Thaler & Sunstein (2008). Nudge. ・Sweller (1988). Cognitive load. Cognitive Science. / Cowan (2001). BBS. ・Nielsen (2006). F-Shaped Pattern. NN/g. / Paivio (1971). Imagery and Verbal Processes.