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April 17, 26
スライド概要
はじめまして、yukikoと申します。 DX推進のお力になれれば嬉しいです! 気軽にLinkedinなどでお声がけくださいね! ★スキル LPICレベル2取得者 AI、Python、Splunk、BIが得意領域です。
LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ 問題 1.1 〜 1.11 BIOS/UEFI / /proc / lspci / modprobe / dmesg / 起動フロー / ランレベル / shutdown / systemd 全 11 問(筆記)+ 口頭確認セクション 記述 新卒・未経験学生向け 選択 5問 ALJ Education Plus株式会社 石黒友季子 複数選択 4問 1問 口頭 追加
選択 重要度 ★★★☆☆ 問 1.1 デバイスの有効・無効、起動ドライブの選択、外部周辺機器の設定など、 システム構成の変更はどうやって行えばよいですか。 A systemctl コマンドを使って構成を変更する B シングルユーザーモードに切り替えてから構成を変更する C システム起動時に BIOS/UEFI セットアップ画面から構成を変更する D /etc/init.d 以下のファイルを作成・削除して構成する E /proc/sys 以下のカーネルパラメータを手動で設定する ヒント: 起動直後に特定のキー操作(F2・Deleteキー等)でセットアップ画面を呼び出す LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 2 / 28
選択 解答 問 1.1 ─ BIOS/UEFI セットアップ A systemctl コマンドを使って構成を変更する B シングルユーザーモードに切り替えてから構成を変更する C システム起動時に BIOS/UEFI セットアップ画面から構成を変更する D /etc/init.d 以下のファイルを作成・削除して構成する E /proc/sys 以下のカーネルパラメータを手動で設定する 《 解説 》 • BIOS/UEFI:起動直後に F2・Delete キー等を押してセットアップ画面を呼び出す • 接続ハードウェアの有効・無効切り替え、起動ドライブ順序の変更などが可能 • systemctl は systemd の管理コマンド → システム構成変更とは無関係(A は誤り) • シングルユーザーモードはメンテナンス用途 → システム構成変更は行えない(B は誤り) • /proc/sys はカーネルパラメータの格納場所 → システム構成変更とは異なる(E は誤り) 3 / 28
記述 重要度 ★★★★☆ 問 1.2 システムを構成するハードウェアに関する情報を確認するには、 _____ ディレクトリ以下のファイルが役立ちます。下線部を絶対パスで記述してください。 例:cpuinfo ファイルには CPU に関する情報が格納されています。 絶対パス: ポイント • カーネルが認識しているハードウェア情報を取得できるディレクトリ • このディレクトリのファイルを見ることで CPU・メモリ・デバイス情報を確認できる ヒント: 仮想ファイルシステム。カーネルが動的に生成する。cpuinfo・meminfo・net/ などが含まれる LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 4 / 28
記述 解答 問 1.2 ─ /proc ディレクトリ /proc $ cat /proc/cpuinfo # CPUの情報を表示 $ cat /proc/meminfo # メモリの情報を表示 $ ls /proc/net/ # ネットワーク関連の情報 《 解説 》 • /proc:カーネルが認識しているハードウェア情報を仮想ファイルとして提供するディレクトリ • 実際のファイルではなく、カーネルが動的に生成する仮想ファイルシステム(procfs) • 主要ファイル:/proc/cpuinfo(CPU)/proc/meminfo(メモリ)/proc/interrupts(割り込み) • /proc/sys 以下はカーネルパラメータが格納されており sysctl コマンドで変更可能 LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 5 / 28
選択 重要度 ★★★☆☆ 問 1.3 PCI デバイスの情報を詳細に表示したい場合に実行すべきコマンドはどれですか 。 PCI デバイスの 1 つが不具合を起こしているようです。 A cat /dev/pci B lspci -vv C cat /dev/bus/pci D cat /proc/bus/pci E dmesg | grep pci ヒント: lspci は PCI デバイスの情報を表示するコマンド。-v で詳細、-vv でさらに詳細 LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 6 / 28
選択 A cat /dev/pci B lspci -vv C cat /dev/bus/pci D cat /proc/bus/pci E dmesg | grep pci 解答 問 1.3 ─ lspci コマンド 《 解説 》 • lspci:PCI デバイスの情報を表示するコマンド • -v:詳細情報を表示 -vv:さらに詳細な情報を表示(Very Verbose) • A・C:/dev/pci、/dev/bus/pci というファイルは存在しない • D:/proc/bus/pci はディレクトリ。cat で一覧表示はできない • E:dmesg でも PCI の不具合を確認できる場合があるが、詳細情報取得には不適切 7 / 28
選択 重要度 ★★☆☆☆ 問 1.4 ネットワークカードのデバイスドライバがロードされていません。 手動でロードするために実行すべきコマンドはどれですか。 lsmod コマンドを実行してみると、ドライバがロードされていませんでした。 A loadmod B modload C modprobe D modinfo E rmmod ヒント: Linux ではデバイスドライバは通常カーネルモジュールとして用意されている LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 8 / 28
選択 A loadmod B modload C modprobe D modinfo E rmmod 解答 問 1.4 ─ modprobe コマンド 《 解説 》 • modprobe:カーネルモジュールをロード(依存関係も自動で解決)する • insmod も同様にモジュールをロードするが、依存関係は自動解決しない • loadmod・modload というコマンドは存在しない(A・B は誤り) • modinfo:カーネルモジュールの情報を表示するコマンド(ロードはしない) • rmmod:カーネルモジュールを取り外す(アンロード)するコマンド 9 / 28
記述 重要度 ★★★☆☆ 問 1.5 システム起動時のカーネルメッセージを出力するコマンドを記述してください。 イーサネットアダプタのデバイスを特定しようとしています。systemd は採用していません。 下線部に当てはまるコマンドを記述してください。 $ _________________ | grep enp 答え: •ポイント! カーネルのデバイス認識状況を確認するために使用するコマンドを考える • ポイント! systemd を採用したシステムでは journalctl コマンドも利用できる ヒント: 起動後に長時間経過している場合、このコマンドで起動時のメッセージが残っていない可能性もある LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 10 / 28
記述 解答 問 1.5 ─ dmesg コマンド dmesg $ dmesg | grep enp # enp を含む起動メッセージを検索 $ dmesg | grep -i ethernet # イーサネット関連を検索 # systemd 採用システムでは journalctl -b も利用可能 《 解説 》 • dmesg:カーネルが出力したメッセージ(起動時のデバイス認識状況など)を表示する • 起動後に長時間経過している場合、リングバッファが上書きされて表示されないことがある • systemd 採用システムでは journalctl -b(今回の起動ログ)でも確認できる • grep で絞り込むことで特定デバイスの情報を確認できる LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 11 / 28
選択 重要度 ★★★★☆ 問 1.6 システムの電源を入れてから OS が起動するまでの流れを、正しい順に並べ てください。 A init/systemd → BIOS/UEFI → ブートローダ → カーネル B カーネル → init/systemd → ブートローダ → BIOS/UEFI C BIOS/UEFI → ブートローダ → カーネル → init/systemd D BIOS/UEFI → カーネル → ブートローダ → init/systemd ヒント: 電源ON直後に動くのはハードウェアに近いソフトウェア。OSが読み込まれるのはその後 LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 12 / 28
選択 解答 問 1.6 ─ システム起動フロー A init/systemd → BIOS/UEFI → ブートローダ → カーネル B カーネル → init/systemd → ブートローダ → BIOS/UEFI C BIOS/UEFI → ブートローダ → カーネル → init/systemd D BIOS/UEFI → カーネル → ブートローダ → init/systemd 《 解説 》 • 正しい順序:BIOS/UEFI → ブートローダ(GRUB等)→ カーネル → init/systemd • BIOS/UEFI:電源ON後最初に動く。ハードウェアのチェック・初期化を行う • ブートローダ(GRUB):カーネルをメモリに読み込む • カーネル:OS本体。init または systemd プロセスを実行してサービスを起動 LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 13 / 28
記述 重要度 ★★★★☆ 問 1.7 デフォルトのランレベルを指定するには、_____ ファイルにおいて 「id:5:initdefault:」のように設定します。下線部のファイル名を絶対パスで記述してください。 絶対パス: ポイント • SysVinit システムでデフォルトのランレベルを設定するファイル • 「id:ランレベル番号:initdefault:」の書式で記述する • systemd 採用システムでは systemctl set-default でデフォルト target を設定する ヒント: inittab は init の設定ファイル。init = initialization の略 LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 14 / 28
記述 解答 問 1.7 ─ /etc/inittab /etc/inittab # /etc/inittab の例 id:5:initdefault: # デフォルトランレベルを 5(GUI)に設定 id:3:initdefault: # デフォルトランレベルを 3(CUI)に設定 《 解説 》 • /etc/inittab:SysVinit のデフォルトランレベルを設定するファイル • 書式:id:ランレベル:initdefault:(例:id:5:initdefault: → ランレベル5でGUI起動) • systemd 採用システムでは /etc/inittab は使用しない • systemd でのデフォルト設定:systemctl set-default graphical.target など LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 15 / 28
記述 重要度 ★★★★★ 問 1.8 1 時間後にシステムを再起動するコマンドを、必要なオプション・引数とと もに記述してください。 $ ポイント • システムを再起動するには shutdown コマンドに -r オプションを付ける • タイミングの指定:「+時間(分)」または「時刻(HH:MM)」で指定できる • 「+60」は 60 分後、「22:00」は 22 時ちょうどを意味する ヒント: -r = reboot(再起動)。+60 は 60 分後を意味する LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 16 / 28
記述 解答 問 1.8 ─ shutdown コマンド shutdown -r +60 $ shutdown -r +60 # 60分後に再起動 $ shutdown -r 22:00 # 22:00に再起動 $ shutdown -h +60 # 60分後にシャットダウン $ shutdown -r now # 今すぐ再起動 《 解説 》 • shutdown -r +60 → -r(reboot=再起動)+60(60分後) • -r:再起動 -h:シャットダウン(halt/power off) • +時間(分)形式:+60(60分後) 時刻形式:22:00(22時) • shutdown now または shutdown +0 で即時実行 LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 17 / 28
複数選択 重要度 ★★★☆☆ 問 1.9 シングルユーザーモードに変更する必要があります。実行すべきコマンドを すべて選んでください。(複数選択) システムをメンテナンスするため。すべてのユーザーはすでにログアウトしています。 A init 0 B init 1 C init 6 D init s E init 3 ヒント: シングルユーザーモード=ランレベル 1。また s または S でも指定できる LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 18 / 28
複数選択 A init 0 B init 1 C init 6 D init s E init 3 解答 問 1.9 ─ init コマンド(シングルユーザーモード) 《 解説 》 • B:init 1 → ランレベル 1(シングルユーザーモード)に移行する • D:init s または init S → シングルユーザーモードを示す(S でも可) • init 0:システムを停止する(halt) • init 6:システムを再起動する(reboot) • init 3:マルチユーザーモード(ほとんどのシステムで)に移行する 19 / 28
記述 重要度 ★★★★☆ 問 1.10 systemd を採用しているシステムで、httpd.service を開始するコマンドを 必要なサブコマンドや引数とともに記述してください。 現在 httpd.service は停止しています。 $ ポイント • systemd ではサービスを systemctl コマンドで制御する • サービスを「今すぐ開始」する場合は start サブコマンドを使う • 「次回起動時から自動的に開始」する場合は enable サブコマンドを使う ヒント: systemctl コマンドの主なサブコマンド:start / stop / restart / status / enable / disable LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 20 / 28
記述 解答 問 1.10 ─ systemctl start systemctl start httpd.service $ systemctl start httpd.service # 今すぐ起動 $ systemctl stop httpd.service # 停止 $ systemctl status httpd.service # 状態確認 $ systemctl enable httpd.service # 自動起動を有効化 《 解説 》 • systemd ではサービスを systemctl コマンドで制御する • start:今すぐサービスを開始 enable:次回起動時から自動起動(今すぐは開始しない) • enable + start を同時に行う場合:systemctl enable --now httpd.service • LPIC重要:start と enable の違いを正確に理解しておくこと 21 / 28
記述 重要度 ★★★☆☆ 問 1.11 /etc/systemd/system/sshd.service のシンボリックリンク元の 絶対パスの___部分を記述してください。 $ ls -l /etc/systemd/system/ssh* lrwxrwxrwx 1 root root 31 Apr 26 2018 /etc/systemd/system/sshd.service -> _____/ssh.service _____ の部分: • ポイント! /etc/systemd/system/:ホストごとのカスタム設定。/lib/systemd/system/ へのシンボリックリンクが多い • ポイント! /lib/systemd/system/:systemd のデフォルト Unit 定義ファイルが格納されているディレクトリ ヒント: systemd のデフォルト Unit ファイルが置かれるディレクトリはどこか? LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 22 / 28
記述 解答 問 1.11 ─ /lib/systemd/system /lib/systemd/system → /etc/systemd/system/sshd.service -> /lib/systemd/system/ssh.service # /lib/systemd/system/ ← デフォルトの Unit 定義ファイル格納場所 # /etc/systemd/system/ ← ホストごとのカスタマイズ用(シンボリックリンクが多い) 《 解説 》 • /lib/systemd/system/:systemd のデフォルト Unit 定義ファイルが格納されているディレクトリ • /etc/systemd/system/:個々のホストごとの設定。/lib/systemd/system/ へのシンボリックリンクが多い • systemctl enable 実行時に /lib/systemd/system/ から /etc/systemd/system/ へリンクが作成される • LPIC重要:2つのディレクトリの役割の違いを理解しておくこと LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 23 / 28
口頭確認セクション 問題を見ずに自分の言葉で説明できますか? 1. 講師が質問します。テキストを閉じて答えてください。 2. 「なんとなくわかる」ではなく「自分の言葉で説明できる」レベルを目指す。 3. 答えられなかった問題は解答スライドに戻って確認しましょう。 ALJ Education Plus株式会社 石黒友季子
口頭 口頭 ① BIOS/UEFI・起動フロー・/proc・systemd を説明してください 01 BIOS/UEFI の役割を1文で説明してください。 「電源ON後に最初に動くものです…」から始めてみましょう。 02 システムの電源を入れてからログインまでの流れを順番に説明してください。 4つのステップで説明できますか? 03 /proc ディレクトリとは何ですか? /proc/cpuinfo で何が確認できますか? 「仮想ファイルシステム…」という言葉を使って説明してみましょう。 04 init 1 と init 6 は何を意味しますか? ランレベルの概念と合わせて説明してください。 LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 25 / 28
口頭 口頭 ② systemd・shutdown・modprobe を説明してください 01 systemctl start と systemctl enable の違いを説明してください。 「今すぐ」と「次回から」という言葉を使って。 02 shutdown -r +60 はどういう意味ですか? オプションと引数それぞれの意味を説明してください。 03 modprobe と insmod の違いを説明してください。 依存関係という観点から説明してみましょう。 04 /lib/systemd/system/ と /etc/systemd/system/ の違いを説明してください。 「デフォルト」と「カスタマイズ」という観点で。 LPIC-1 Exam 101 ハードウェア・起動・systemd 理解度確認クイズ(問題1.1〜1.11) 26 / 28
クイズ終了 お疲れさまでした 記述 5問 1.2・1.5・1.7・1.8・1.10・1.11 /proc・dmesg・inittab・shutdown・systemctl・シンボリックリンク 選択 4問 1.1・1.3・1.4・1.6 BIOS/UEFI・lspci・modprobe・起動フロー 1.9 init コマンド(シングルユーザーモード) 口頭①② 起動フロー・systemd・shutdown・modprobe の説明 複数選択 1問 口頭 2問 LPIC-1 Exam 101 BIOS/UEFI / /proc / lspci / modprobe / dmesg / 起動フロー / systemd