2.1K Views
November 23, 25
スライド概要
以下のnoteをエモい感じのスライドにしました。
https://note.com/tsunobuchi/n/na7442c5bbc36?sub_rt=share_pw
弁理士・博士(理学)/弁理士法人レクシード・テックパートナー
速さの先に、強さはなかった。
効率化という名の狂騒 タイパ 自動化 最適化 即時性
効率化が最適化するのは「既知の道」だけ。 正解が分かっている作業を、より速く、より安く、より確実にする技術。
非効率とは「未知を学ぶ技術」である。 学習生産性 - 単位時間あたりに得られる「新しい知識・洞察・技能」の量。
速さを求めるあまり、失ったもの。 ? 「なぜ?」を問う習慣 「余白」と「遊び」 エラーから学ぶ権利 現場の「違和感」
マニュアルでは伝えられない、 身体知の世界。 暗黙知 - 言葉では説明できないが、 身体が覚えている知識。
イノベーションは「余白」から生まれる。 A 計画 B 発見 発見 発見 Googleの「20%ルール」が生んだGmail。計画外の寄り道にこそ、発見が待っている。
レジリエンス――「無駄」が組織を不沈にする。 最適化 冗長性 最適化は平時の効率を最大化するが、有事の耐性を奪う。 「戦略的冗長性」こそが予期せぬ事態への保険となる。
賢く、意図的に、非効率を設計する。 主張は「全てを非効率にしろ」ではない。反復的で創造性を要さない作業は効率化すべきだ。 問題は、その判断を無自覚に行っていることだ。
失敗コストと学習価値のバランス。 高 失敗コスト 低 即座に完全自動化 e.g., 給与計算 保護付きで試行 e.g., 本番機能テスト 半自動化 e.g., 定型メール 積極的に泥臭く e.g., プロトタイプ作成 低 学習価値 高
二層アーキテクチャ:安定と挑戦を両立させる 活用層 (Exploitation Layer) 確立された手順を実行する。 自動化。効率を最大化。 探索層 (Exploration Layer) 新しいことを学ぶ。 人手中心。仮説を生む。
AI時代の人間価値 AIに任せる • パターン認識 • 反復作業 • 最適解の計算 人間が担う • 目的の設定 • 仮説の生成 • 倫理的判断 • 意味の付与
「お前を救うのは、 昔、泥臭く手で練った、 あの経験だ。」 「効率化は、道具だ。 道具に使われるな。」 — ある老舗和菓子職人の言葉
泥臭さは、時代遅れではない。 私たちが人間であり続けるための、最も現代的な戦略なのだ。