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April 17, 26
スライド概要
https://hakata-tech-juku.connpass.com/event/388787/
Microsoft 365、Power Platrform、PowerShellについて調べたことや検証したこと
好きで続けた コミュニティとキャリアの話 ― Microsoft MVPになるまでに考えてきたこと ― TECH塾 2026/4/16 (木) 1
自己紹介 • 名前: 深井 亘 (ふかい わたる) • 所属: 株式会社パソナ X-TECH本部 第1エンジニア室 クラウドソリューション第2チーム Power Platform ユニット 2023年4月に Microsoft MVP for Business Applications を受賞しました。 受賞歴 3年目です。(現在、4年目の更新審査期間中) 2
Power Automate が好きで、作ったフローを解説・公開しているひとです Microsoft Teamsで 投稿に「いいね」をしていないひとに対して スケジュール実行でメンションする Microsoft TeamsのスレッドをCSVに保存する 指定した投稿と同じメンションをする (親メッセージ + 返信) チェックボックスを使ってメンション先を指定する Teamsの投稿でメンションされているひとと チャット・会議を開始する 3
今日はこんなお話をします • 私なりの技術者コミュニティへの関わりかた • 私なりのモチベーションの維持のしかた • 「私には突出した強みや武器がない」 「私が他者に提供できる貢献がピンとこない」 という考えであった私が Microsoft MVP になるまでの過程 • 対象者 • エンジニアコミュニティとは何かを知りたいかた • コミュニティに参加してみたいが、 一歩踏み出せていないかた • 技術力やキャリアを伸ばすための きっかけを探しているかた • 社外活動やアウトプットに興味があるかた 4
免責事項 • 私の実体験や感じたことをベースにお話しします • 一部、主観的な内容が含まれます • 必ずしも正解や最適解を示すものではないため 参考情報としてご活用ください 5
TECH塾とは TECH塾は、株式会社パソナのエンジニア組織「X-TECHエンジニア室」のメンバーが中心となって 運営している勉強会コミュニティです。 2013年に「ちょっと寄って行かんね?」というコンセプトで福岡を拠点にスタートし、 2024年からは全国各地やオンラインでも活動を広げています。 社内外問わず、お互いのキャリアやスキルアップに繋がる発見・気づきを得られる場を提供しています。 本日ご参加いただいている皆様とも、日々進化し続けるエンジニア業界を一緒に盛り上げていけますと、大変嬉 しく思います。 6
目次 • 第1部 技術者コミュニティでの活動のこと • 第2部 Microsoft MVPのこと • 第3部 継続的にアイディアを出す方法 7
第1部 技術者コミュニティでの活動のこと 8
Q1:そもそもコミュニティってなに?(1/2) そもそもコミュニティってなに? どうやって参加するの? 私でも参加できる? (´・ω・`) 9
Q1:そもそもコミュニティってなに?(2/2) ここでいう「コミュニティ」は、主にオンラインで集まる勉強会や交流の場を指します。 (`・ω・´) コミュニティには、学習中心のものや交流メインのものなど様々あり、雰囲気もそれぞれ異なります。 ネットで検索すると、エンジニア向けのコミュニティやイベントが多くが日々開催されているのが分かります。 参加方法の代表的な例として、「Connpass(コンパス)」というサイトがあります。 Connpass(コンパス)とはIT系の勉強会やイベントを探したり、申し込み・参加できるサイトです。 https://connpass.com/ 「Power Automate」や「Power Apps」など興味のあるキーワードで検索すると、関連するイベントを見つける ことができます。 聞く専門OK、かつ、入退場自由なイベントも数多くあります。気になるテーマの部分だけ聞くなど、まずは気軽 に参加してみるのがおすすめです。 ※コミュニティのルールが提示されている場合は事前に確認し、守るようにしましょう。 10
Q2 コミュニティって仕事の評価につながるの?(1/2) コミュニティで活動することで 仕事での評価につながるの? (´・ω・`) 11
Q2 コミュニティって仕事の評価につながるの?(2/2) コミュニティでの活動はあくまでプライベートなものが多いため、 必ずしも仕事の評価に直結するものではないと捉えたほうがよいかと考えています。 (`・ω・´) ですが、私自身がコミュニティとのつながりの中で「結果的に仕事の評価につながった」と感じているものはいくつかあります。 • 内面的な気づきを得た コミュニティで活動する中で、「自分は何が得意なのか」「何をやりたいのか」「どのように人に価値を提供できるのか」と いったことを考える機会が増え、自分自身の理解が深まった。 • 次の機会につながった アウトプット(登壇や発信)を見てくれた人とのつながりが生まれイベント登壇の依頼をいただくなど 次のアウトプットの場につながった。 • 循環が生まれた 得た機会や経験がさらに内面的な気づきを深め、それが次のアウトプットや機会につながる、といった良い循環が生まれた。 つまり活動そのものが直接評価されるという以上に、活動を通じて 自分自身が変化し、その積み重ねが結果として仕事や 評価、ステップアップにつながったと考えています。 12
Q3 どうやったら活動を継続できる?(1/4) どうやったら活動を継続できる? (´・ω・`) 13
Q3 どうやったら活動を継続できる?(2/4) 活動を継続するうえで重要なのは、 (`・ω・´) 活動の中に「自分にとっての得が生まれる仕組み」を取り入れるだと考えています。 コミュニティ活動はプライベートの時間を使って行うことが多く、基本的に給与が発生しないものです。そのため、業務が忙しく なると、どうしても優先度が後ろに回りやすい側面があると思われます。 他者への貢献そのものがモチベーションになることは理想的ではあるものの、こうした前提を踏まえるとそれだけで時間や体力・ 気力を使い続けるのはなかなか難しいです。 この壁を乗り越えて活動を継続するには、 まずは自分自身にとって何が得なのかを知り、それが活動の 中で自然と得られるように組み込むことが大切です。 理想は「他者への貢献」と「自分にとっての得」の両輪がうまくかみ合って回る状態です。 14
Q3 どうやったら活動を継続できる?(3/4) 私自身も調査・検証の発信を始めた当初、正直なところ大変だなと感じることが多かったです。 1回の情報発信をするにはテーマ決め、検証、記事の推敲とやることが多く、 平均でも2〜3時間、内容によっては数日かかることもありました。 その中で、こんなことをよく考えていました。 • 誰も見てくれていないのに、ここまで時間をかける意味はあるのか • 投稿頻度を落とさないために、内容を少し軽くしてしまおうか • そもそも、自分は何のためにこれをやっているのか 振り返ってみると、しんどさの原因はシンプルで、 (`・ω・´) 活動の中に「自分にとっての得」が生まれる形ができていなかったことでした。 15
Q3 どうやったら活動を継続できる?(4/4) こちらが私が自身の活動で見出した 「他者への貢献」と「自分にとっての得」の両輪がうまくかみ合って回る仕組みです。 (`・ω・´) 自分にとっての得 他者への貢献 16
Q4 コミュニティの人間関係が心配 (1/2) 仕事でも大変なのに コミュニティでの人間関係で 辛い思いをしたくない。。。 (´・ω・`) 17
Q4 コミュニティの人間関係が心配 (2/2) コミュニティ活動において、人間関係に対する不安を感じることは自然なことだと思います。 そのため重要なのは、自分が無理なく続けられるスタンスをあらかじめ決めておくことです。 こうしないといけない、こうであることが望ましいという思い込みをすると長続きしません。 コミュニティ活動は多くの場合仕事でないので、あるべき論ではなく「自分はこれなら無理なく続け られる」という線引きを決めておき、「これでいいんだ」と自分自身が納得することが大切かと思い ます。 (`・ω・´) 18
Q5 自分が無理なく継続できるスタンスがわからない(1/10) 自分が無理なく継続できるスタンス がなんだか自分でもわからない。。 どうしたらいい? (´・ω・`) 19
Q5 自分が無理なく継続できるスタンスがわからない(2/10) 自己分析することをお勧めします。 私はこの本をお勧めします。 (`・ω・´) 書名: 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 著者名: 八木 仁平 (やぎ じんぺい) 出版社名: KADOKAWA 出版日: 2020年05月28日 自分の「価値観」「得意なこと」「好きなこと」を整理しながら、やりたいこ とを見つける方法を体系的に解説した一冊です。具体的な質問やワークを通じ て、 自分の方向性を言語化できる内容となっています。 (`・ω・´) 20
Q5 自分が無理なく継続できるスタンスがわからない(3/10) 書籍 『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』に登場するワークのなかで 私が特にお勧めしたいのは価値観ランキングです。 (`・ω・´) 最終目標 となる価値観 リストのなかから選択して 順位付けをする 土台 となる価値観 21
Q5 自分が無理なく継続できるスタンスがわからない(4/10) 価値観リストのなかから自分が「これは大事」と感じる価値観を付箋に書きだす (`・ω・´ 22
Q5 自分が無理なく継続できるスタンスがわからない(5/10) (`・ω・´) 書きだしたものを意味が近いと感じる5つのグループに分ける 23
Q5 自分が無理なく継続できるスタンスがわからない(6/10) 自分が大事にする価値観として的を射ているものを グループごとにひとつずつ選ぶ (`・ω・´) 24
Q5 自分が無理なく継続できるスタンスがわからない(7/10) (`・ω・´) 選んだ5つの価値観を 「土台」から「最終目標」までの5段階で並べ替える 完成 25
Q5 自分が無理なく継続できるスタンスがわからない(8/10) 価値観ランキングに挙がったものは (`・ω・´) 「自分の価値観に合うもの = 心の摩擦が少ないもの」です。 そのため、、 ※「心の摩擦」 ・・・ 行動を起こそうとしたときに内面に発生する見えない抵抗 26
Q5 自分が無理なく継続できるスタンスがわからない(9/10) (`・ω・´) 価値観ランキングに挙がったものは 「自分の価値観に合うもの = 心の摩擦が少ないもの」です。 ※「心の摩擦」 ・・・ 行動を起こそうとしたときに内面に発生する見えない抵抗 そのため、、 ノウハウを 積み上げる 教育コンテンツを 汎用的に使える 最新情報を 発信する 提供する 仕組みをつくる アウトプットの 多さ最優先 わいわいがやがや 盛り上がる 最新の手法を とりいれる 他者の 課題を解決する 27
Q5 自分が無理なく継続できるスタンスがわからない(10/10) あらゆる活動の選択肢のなかから (`・ω・´) 心の摩擦が少ないものを優先して取り入れようとすることが 無理なく継続して取り組むための秘訣であると考えています ノウハウを 積み上げる 教育コンテンツを 汎用的に使える 最新情報を 発信する 提供する 仕組みをつくる アウトプットの 多さ最優先 わいわいがやがや 盛り上がる 最新の手法を とりいれる 他者の 課題を解決する 28
Q6 私はどんなコミュニティ貢献ができる?(1/3) コミュニティ貢献に興味があります。 私には何ができる? (´・ω・`) 29
Q6 私はどんなコミュニティ貢献ができる?(2/3) まずはLT(5分程度の短時間で行う登壇)で自分自身の経験を話してみることをお勧めします。 「他のひとのためになるよう劇的な体験が無い。。」とご自身で感じているかたであっても 等身大の体験談が誰かの気づきにつながります。 (`・ω・´) 30
Q6 私はどんなコミュニティ貢献ができる?(3/3) 経験・環境・経緯とそこから生まれた成功体験(もしくは失敗体験)の例です。 「そんな話であれば私もできるかも」と感じていただければ幸いです。 (`・ω・´) バックボーン(経験・環境・経緯) 成功したこと・失敗したこ と 得られた気づき システム開発経験なし Power Automate のテンプレートを使って フローを作成した × 毎日30分かかっている業務を自動化する ことができた (成功) テンプレートを使うだけの小さな開発でも 業務改善はできる! Power Appsを独学で勉強した 思いつくままにアプリを作成して社内に 展開した × 展開したアプリが社内でほとんど使われ なかった (失敗) 使う人の視点で考えることが大切! システム開発経験あり スクリプトを使って多機能かつ高機能のExcel帳票を 使って自部署内の業務を飛躍的に効率化した × システム開発経験なし 事務担当。共有フォルダの階層を整理してファイル名 の命名ルールを定めた × 引き継いだ後任者が仕様を理解できず、運用が回ら ないため使用中止となった (失敗) チーム内全員の“探す時間”が削減され、本来の業務 に集中できるようになった。 (成功) 長く運用することを見越したシステムは“使い続けやすさ”を 配慮して作ることが大切! 派手な改善施策が常に最適とは限らない。地道な運用整備で 業務は劇的に改善できる! 第1部はここまです。 31
第2部 Microsoft MVPのこと 32
Microsoft MVPとは • Microsoft MVP(Most Valuable Professional)は、Microsoft 技術に関する深い知識を持ち、 技術コミュニティに大きく貢献した個人を表彰する制度です。 • 受賞期間は1年間。再受賞には毎年の審査が必要です。 • 私は現在受賞歴 3年目です。(現在、4年目の更新審査期間中) • 分野別(カテゴリ別)に表彰され、「Microsoft MVP for ○○」という形でカテゴリが付与されます。 • 受賞者はMicrosoft公式の「MVP一覧ページ」にプロフィールが掲載されます。 33
わたしのプロフィールも「MVP一覧ページ」に掲載されています https://mvp.microsoft.com/ja-JP/mvp/profile/ad5691f4-0bce-ed11-a7c6-000d3a5603d3 34
MVP特典など イベントに招待いただいたり インターナルなコミュニティグループに呼ばれたり MVP Summitで名前が掲示されたり 検証用のライセンス無償で貸与されたり アワードキットがもらえたり 35
私がMicrosoft MVPを目指すと決めた理由 36
MVPになるための条件 以下の2ステップが必要となります。 • Microsoftの常勤従業員(FTE)またはMicrosoft MVPから 推薦状を提出してもらう • 自分自身で過去1年間のコミュニティ活動実績を報告して 審査に合格する つまり… • ただ何か活動するだけでは足りない • 活動が「認知され」「貢献している」と評価されることが必要 37
壁にぶつかった 私が知っているMVPの方々は 色んなイベントで活躍したり、高頻度で情報発信している スーパーマンばかり、、 「私にそんな強みや武器が無いぞ、、」 「私が他者に提供できる貢献って何?」 (´・ω・`) 38
やったこと「自分のブログを立ち上げた」 PowerShellの情報発信するブログを立ち上げたよー (`・ω・´)シャキーン 39
壁にぶつかった PowerShellについて情報発信することそんなに思いつかない。 プログラミングは自由度が高すぎて、 軽微なTIPSではインパクトが弱いし、凝ったものは他のひとと差別化でき ないうえに継続すること自体が難しい。 「継続しやすい題材にしたい」 (´・ω・`) 40
やったこと「私の情報発信のスタイルを決めた」 発信方法の候補 ① 他にはない高度な技術を発信 → NG:ハードル高い/継続困難 ② 初学者向けの体系的な学習提供 → NG:時間がかかる/他にも多くの人がやっている ③ 面白い・便利なアイディアを発信 → OK:1アイディア1記事で単発で発信しやすい。インパクトも強い。 41
やったこと「題材をPower Automateに切り替えた」 「題材をローコードにしたよ」 (`・ω・´)シャキーン 「ローコードは学習のハードルが低くて情報求めるひとが多いし、 自由度が比較的低いからアイディア勝負で戦いやすいよ」 (`・ω・´)シャキーン 42
壁にぶつかった アイディア勝負で戦いやすい題材を選んだけど、 そもそも継続的にアイディア出すって難しい。 椅子にかじりついて「さあアイディア出すぞ」なんて気合入れても 良いアイディアなんてでてこない。 「アイディアを継続的に出すってどうやるの?」 (´・ω・`) 43
やったこと「アイディア出しの方法を身につける」 • 自分なりのアイディア出し方を試行錯誤の末に見つけました。 • この方法で、継続的にアイディアを出すことができるようになりました。 (特に、サイトを開設して半年の間は月15件ほど投稿していました) • この方法は、後に資料化して公開しています。 RPACommunity_私なりのアイディアの出しかたについての話 | ドクセル https://www.docswell.com/s/wataruf01/5Q88PE-2023-04-06-202657 44
アイディア勝負をする土台ができた! 継続的に情報発信し続ける土台ができた。 これで1年間実績を積むぞー (`・ω・´) 45
壁にぶつかった まったくアクセスがない。。。 情報を発信するひととして存在を認知されていない。 どうやればいい? (´・ω・`) 46
こうした! オンライン勉強会で登壇をすることにしました! Power Automateの登壇者を募集している勉強会をConnpassで探しました。 47
壁にぶつかった 私、ひとまえで喋るの得意じゃない。 準備もうまくできる気がしないし、 緊張してまともに話せる気がしない。。 (´・ω・`) 48
こうした! • 登壇応募する対象をLT枠(5分程度)に絞りました • 登壇枠をいただいた主な勉強会 • 気ままに勉強会 • RPA Community (`・ω・´) 49
効果があった! サイト見てくれるひとが増えた (`・ω・´)シャキーン 質問もいただけるようになった (`・ω・´)シャキーン 50
壁にぶつかった 継続的に情報発信して それなりに認知してもらえるようになってけど 推薦してもらうあてがない。。 推薦してくれるひとをどうやって探せばいいの?。。 (´・ω・`) 51
なにも思いつかなかったので 泣き言をさらしました 52
キタ━━━━(´;ω;`)━━━━!! 53
審査を経て、無事に受賞しました 54
そんな私に大きな転機 結婚しました 2024年12月 55
壁にぶつかった 独身のときは有り余る時間を使って アイディアの数(≒ 発信数)で勝負していたけれど 今後はプライベートの時間のメインは奥さんと一緒の時間にしたい いままでのやりかたでは時間は時間が足りない。。 (´・ω・`) 56
やりかたをかえてみた アイディアの数で勝負するいままのでのやりかたから方針を変えてみました。 これによって、 2022年には年間の投稿数が120件ほどでしたが 2024年は15件にまで減りました。 ですが、2024年度末の更新審査も無事通過しました。 (`・ω・´)シャキーン どう方針を変えたのかというと、、、 57
発信の量ではなく内容の濃さを前面に出すようにしました これは私以外には書かないだろうという内容を、他のひとにも再現しやすいかたちで発信する方針で発信を続けています。 【発信方法】 GitHubで開発物を公開、ブログで連載、スライド形式で資料公開、登壇の場における口頭での解説 フローの親子関係をCSV形式で出力する ロジックが複雑なフローを段階的に組み上げる方法 Teamsの投稿の転送をトリガーにフローを実行する 2つ以上の特定のプロパティの値が同じ要素を 配列から抜き出す SharePoint と Power Automate と Microsoft Forms を駆使した台帳最新化 フローが終了しても値が破棄されない変数を フローだけで実現する 第2部はここまでです。 58
第3部 継続的にアイディアを出す方法 59
今回のお話 検証ネタや実現方法のアイディアを 思いつくために 私が実施している方法を紹介します この方法で月におおよそ6〜10件 ブログで投稿しています。 2022年3月〜2023年2月で 合計120件程になりました。 注意事項: この内容は2023年4月6日に RPA Community で登壇枠をいただいた際に お話した内容の再掲です。 60
今回のお話の背景 勉強会での登壇やブログを見てくれたかたからこんな声をいただ きました。 • ブログで解説しているフローはどうやって思いついてますか? (勉強会のアンケートから) • どうやって日々技術力を磨いていらっしゃるのですか? (匿名のメッセージサービスから) 61
主旨 アイディアは、無理やりひねり出そうとしてもでてこない。 けれど、普段の生活や仕事中にひらめく瞬間がある。 それをメモしよう。記録と積み重ねが大事。 ちりつも です。 62
参考リンク 今回紹介する方法は 結城浩さんの「色つき星取表」を見て思いつきました • 放置プロジェクトをなくすために「色つき星取表」を使ってみよう https://mm.hyuki.net/n/n9a6e7c1e0d7b 結城浩の活動紹介 https://mm.hyuki.net/n/n5f00c9cd281c 63
ちなみに Twitter で結城浩さんからリプライをいただいて 限界化(喜びの極み)したことがあります。 64
アイディアの出しかた。どんな方法か一言で言うと 私が活用している方法は、Microsoft Teams のチャネルを使ったメモ術です。 自分だけが見れるチャネルに思いついたときに一言メモをとっていきます。 • 「こんな機能があったらいいな」 • 「Microsoft 365のこんなところが不便」 誰かに見せるものではないので 丁寧な文章でなくていい 単語の羅列だっていい 唸りや鳴き声(?)でもいい 65
使いかた(基本) スレッドの親投稿は一言メモです。 その返信に以下のような関連メモを書き連ねます。 • 自分がどんな感情を持ったか(便利、あまり興味ない等) • 実現方法の案 • 検証結果(うまくいった、だめだった) • 進捗(ブログに書き終わった等) 66
使いかた(思いついたときに情報を追記する) Microsoft Teams の会話タブでは 最後に返信があった日時の順番にスレッドが表示されます。 新しい返信があるとスレッドは一番下(= 目立つ場所) に移動されます。 つまり、情報を追記をしたスレッドほど目にはいる回数が増えます。 すると、追記が多いスレッドに自然と必要な情報がまとまってきます。 これが便利 67
使いかた(没案は自然に消滅していく) それとは反対に、アイディアとして思いついたけれども 追記をするほど興味を持てなかったり、実現案がなかったりするものは 段々と古い投稿として上に押し出されていき、自然と消滅していきます。 アイディアの ごみが自然に淘汰されて 実になるものだけが残ります。 68
使いかた(インプットがそろったネタはアウトプットを計画す る) インプットがそろった検証ネタは いつブログにアウトプットするかをカレンダーに配置して計画します。 カレンダーに配置するのは ネタの過不足に すぐ気づくようにするためです 69
使いかた(計画にそってアウトプットする) この計画にそって実際にブログに投稿しています。 投稿予定カレンダー ブログ投稿 70
この方法で実際にアウトプットした例 1/3 「いいねしたひとを起点にチャット・会議を開始するフロー」 「いいねしているひと」 ブログ投稿 「いいねしていないひと」 メモ 選択できるようにしたのは メモからの発想 71
この方法で実際にアウトプットした例 2/3 「分岐アクションの組み方に関する経験則」の話 メモ ブログ投稿 検証したときの結果を メモ内で記録。 その画像を投稿でも使用した。 72
この方法で実際にアウトプットした例 3/3 この登壇内容もこのメモからきています。 メモ ・この内容で登壇に応募しよう ・登壇申し込みだした というメモをスレッドに書いた 登壇資料 73
今回のお話の背景 (再掲) +α 勉強会での登壇やブログを見てくれたかたからこんな声をいただ きました。 • ブログで解説しているフローはどうやって思いついてますか? (勉強会のアンケート) ⇒ アイディアのメモの積み重ねです。Φ(..)メモメモ • どうやって日々技術力を磨いていらっしゃるのですか? (匿名のメッセージサービスから) ⇒ ワクワクする課題を見つけることです。それもメモから拾ってます。 74
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Power AutomateのフローやTIPSをブログで公開しています • 興味をもっていただけたかたは下記のURLからいらしてください https://wataruf.hatenablog.com 76
Engineer Labo (エンジニアラボ) の紹介 弊社パソナでは「 Engineer Labo 」というメディアを運営しており、 技術からキャリアまで幅広い記事を継続的に発信しています。 ぜひブックマークして見にきていただけると嬉しいです。 Engineer Labo (エンジニアラボ) https://x-tech.pasona.co.jp/media/ 私も記事を寄稿しています。 業務自動化の成功要因:目的を明確にする重要性 https://x-tech.pasona.co.jp/media/detail.html?p=11221 77
最後に一言 今回は、好きで続けたコミュニティとキャリアの話を させていただきました。 この話が、ご参加いただいた皆さまの 行動のきっかけになれば幸いです。 78
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