Windows Subsystem for Linux で Custom Image を利用する

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December 14, 24

スライド概要

Windows Server & Cloud User Group Japan 第43回勉強会の資料です。
Windows Subsystem for Linux (WSL) の新しいイメージ形式と、それを利用したカスタムイメージの作成方法について、デモを交えつつ紹介します。

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インフラエンジニア

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各ページのテキスト
1.

Windows Subsystem for Linux で Custom Image を利用する SCUGJ (wSCUGJ) 勉強会 #43 2024-12-14 Kazuki Takai Windows Server & Cloud User Group Japan

2.

自己紹介 • たかい (Kazuki Takai) // X(旧 Twitter)@zhuky7 • 会社員 (某ISP勤務) • サービス基盤開発、技術開発、ライセンス関連 • wSCUGJ (Windows Server & System Center User Group Japan) • 興味分野:統合管理、ID、自動化、セキュリティ、監視・運用 • Microsoft MVP - Cloud and Datacenter Management / Microsoft Azure

3.

お話しすること • Windows Subsystem for Linux の Update • 新しいイメージ方式について • カスタムイメージの作成

4.

注意点 • 本セッションではリリース前の製品についてお話しします • 機能については現状の動作から変更となる可能性があります • 最新の仕様、動作、状況は Microsoft Learn のドキュメントや Microsoft の Blog、Tech Community などをご確認ください

5.

WSL とは(おさらい) • Windows Subsystem for Linux(WSL) • Windows クライアントまたはサーバー上で Linux アプリケー ションを動かすためのコンポーネント(サブシステム) • 仮想マシン環境を明示的に用意しなくても、Windows 上で Linux 環境を利用可能

6.

WSL でできること(おさらい) • 様々なディストリビューションを利用 • 既定で用意されているイメージを利用 • カスタムイメージを利用・自分でイメージを作成 • Linux のシェル、コマンドラインツールを利用 • Windows デスクトップ上で Linux の GUI アプリケー ションを利用

7.

用意されているディストリビューション

8.

WSL のバージョン • 現在、普通に利用する場合はバージョン2 • WSL1 • Linux 用の ABI をサブシステムが提供 • WSL2 • Hyper-V の機構を利用し、Linux が動作する環境を用意 • Linux カーネルを(ほぼ)そのまま利用

9.

WSL2 • 仮想化技術(Hyper-V)を使用して軽量な VM を 稼働し、WSL 用の Linux カーネルを実行 • Windows 10 Build 18362 以降で利用可能

10.

WSL2

11.

今日お話しする内容 • WSL 2.4.4 以降が必要 • 本日時点ではプレリリース版

12.

今までの WSL • イメージは基本的にディストリビューターが作成 • イメージ = システム上に展開されるファイルをまとめたもの • イメージの他、ランチャーアプリケーションを個別に用意 する必要有 • Windows アプリケーションの作成が必要(WSL Launcher)

13.

新しいイメージ形式 • イメージは tar アーカイブ • 個別のランチャーアプリケーションは不要

14.

WSL イメージ展開後の初期構成 • /etc/wsl-distribution.conf • ディストリビューションの設定を記述 • アイコン • Windows Terminal プロファイル • 初回起動時に実行されるシェルスクリプトなどを指定可能 • oobe.sh • wsl-distribution.conf で指定したパスに配置 • 初回起動時に実行されるシェルスクリプト

15.

カスタムイメージの作成 1. Linux mini root ファイルシステムを用意して展開 2. イメージのカスタマイズ • oobe の配置などもここで 3. tar アーカイブにまとめる 4. wsl でディストリビューションをインポート

16.

カスタムイメージ参照用 URL の指定 • オンラインのデフォルトイメージを配信している 場所以外から、イメージをインストール可能 • レジストリでパスを指定

17.

Demo

18.

その他の Update • Red Hat Enterprise Linux が公式対応(予定) • Intune による管理 • 利用可能なイメージのコントロール

19.

まとめ • WSL では tar 形式のイメージを新たにサポート • 今後は、tar 形式が推奨 • カスタムイメージが作成しやすく