AIでGoogle検索結果を改善した話

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February 28, 25

スライド概要

2025/02/28のtraPの外部LT会で紹介した「Google検索の結果をAIで評価するツール」のスライドです。
LLMのモデルの進化速度がすごい...

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Python3/Go/TypeScript/Raspberry Pi Portfolio : https://seigo2016.com Blog : https://blog.seigo2016.com

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

AIでGoogle検索結果を 改善した話 seigo2016 Kawachi Seigo

2.

自己紹介 Seigo Kawachi / seigo2016 所属: 東京科学大学理工学系 情報理工学院数理計算科学系 キーワード: #Go #TypeScript #NestJS #Python #WSL #Docker #AWS #Security #LangGraph

3.

最近の使い分け コーディング1 : GitHub Copilot + VSCode (...Cline) コーディング / 設計 : OpenAI o3-mini-high リポジトリ全体読み込み / 論文読み : Claude API活用 : Gemini 2.0 Flash / OpenAI GPT-4o Client

4.

こんなこと、ありませんか 技術情報を検索しても、なかなか欲しい情報が見つからない 入 門 者 向 け の 情 報 ( U n i t y , P y t h o n , J a v a S c r i p t な ど )Client は、広告だらけ だったり、古い情報が多かったり...

5.

もちろん、慣れている人は鼻が効くと思います 公式リファレンスが一番だよね GitHubのIssue/PRとか、Wikiページも Client ChatGPTに聞けばいいじゃん! という声も聞こえる気がします

6.

入門者は? まだまだGoogle検索は使われている(体感) Google検索自体にもAI Overviewが実装されるなど、併用の動きも Client

7.

インスパイアされたツール : GS4ID https://github.com/yanorei32/GSI4D URLパターンマッチングでフィルタリングする拡張機能 フィルタを手動で更新しないといけない 「 「 サ イ ト 」 の 質 の 評 価 。「 内 容 」 の 質 は ?

8.

Google検索結果を、ちょっとだけマシにする Google Search Improve with AI Google検索の結果をAIで評価するツール GS4IDのアイデアを引き継ぎつつ、AIで“内容”も考慮して評価

9.

デモタイム

10.

技術スタック Chromeの拡張機能として実装 Cloudflare Workers + TypeScript Cloudflare AI Gateway経由で Gemini 1.5 Flash 8bを利用 あれ...Workers AIは...?

11.

Workers AIは期待通り動かなかった 最初は Workers AI を使えば、Cloudflare上で完結し、APIキー管理 も不要で楽だと思っていた でも…思ったように動かない! 評価が安定せず、ほぼすべてのサイトを「良い」と判定してしまう GPT-4o や Gemini 2.0 Flash ではうまく評価できたので、結局 Gemini 1.5 Flash 8B を選択。

12.

結果 検索結果の評価精度は、自分の感覚とかなり一致するようになった! 今日の時点で、そこそこ実用レベルのパフォーマンスが出せている (正直、自分はページを開いてバっと流し見するほうが効率が良い...) (DeepResearchやGPTの検索機能...)

13.

謝辞 GS4IDを開発した @yanorei32 さんに感謝! プロンプト改善を手伝ってくれた @kaitoyama さんに感謝!