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February 15, 19
スライド概要
デブサミ2019 発表資料
我々に越境できない 境界は無い。 After Kaizen Journey, We create our world ourselves. 市⾕ 聡啓
⾃分の時間だ、⾃分の話をしよう。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
Ichitani Toshihiro 市⾕聡啓 ギルドワークス株式会社 代表 株式会社 エナジャイル 代表 DevLOVE コミュニティ ファウンダ 任意団体 The Agile Guild オーガナイザー ソフトウェア開発17年 SIer→サービス→受託→起業(5年) 仮説検証とアジャイル開発 a d n apa p @ 0→1 https://ichitani.com Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
2018年2⽉7⽇ 発刊 今⽇はカイゼン・ジャーニー以降のお話 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
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カイゼン・ジャーニーとは何だったのか? Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
⾃分⾃⾝のジャーニー(⼈⽣) を表現した、そのもの
カイゼン・ジャーニーというボール(問い)を投げたら 投げ返して来てくれる⼈たちがいた。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
(最初の感想Tweet) Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
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現場やコミュニティへの訪問 70回
中には投げ帰ってきた⽟がボーリングの⽟もあった Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
⾃ら越境し、周りの越境を エナジャイズ(後押)する⼈の集まり Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
場が、必要なのだ。 かつて、私が先達からもらった 組織を越えた学びの場。 その背中を⾒ていたら勇気が湧くような。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
場を、つくり続ける。 ただし、⾃分⾃⾝がその役割を終えられるよう 次の⼈に渡す。 スペースをつくり、スペースをあける。 先達世代 俺世代 若者世代 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 次の世代
かつて、コミュニティとは ”野戦病院” だった。 癒やし(理解)を得て、戻るべき場所がある。 組織を越えたコミュニティ、その場があるから 僕も⾃分の現場に戻ることができた。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
海底に沈んでいた ”コミュニティ” を引き上げて カイゼン・ジャーニーを 新しいガソリン(パッション)に Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. Photo credit: kitchener.lord on VisualHunt / CC BY-NC-ND
コミュニティ(DevLOVE)の帰還。 2008年6⽉21⽇から始めたコミュニティは 11年の時を超えた。 2⼈から始めたコミュニティは 5500⼈になった。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
戻るべき場所 = ⾃分⾃⾝の居場所 「あなたにとっての居場所とは、どこですか」 「そこが居場所なのは、なぜですか」 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
我々には 個⼈になる選択 が乏しい。 多くのジャーニーはまず最初に組織選びから始まる。 これから先の世界で同じ基準が続くはずがない。 ⼈間を⼀⼈ずつの ”リソース” として 数える時代は終わる。 ⼀⼈の⼈間が何に時間を使うか ”ポートフォリオ” の時代。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
ギグ化する社会、複業の時代。 組織で働く、個⼈で働く、または両⽅選ぶ、 ⾃⽴する選択。ただし、⾃⽴=ぼっち ではなく、 ⾃⽴しながら、ともに働くチームが得られる場を。 ギルドで共につくる の選択肢を増やす。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
2018年7⽉20⽇ The Agile Guildを結成。
Spotifyのスケーリングアジャイル agile guild model http://www.full-stackagile.com/2016/02/14/team-organisation-squads-chapters-tribes-and-guilds/ https://medium.com/webcom-engineering-and-product/agile-guilds-the-yodle-way-47dc00f6cd3a
組織があるから、チームができるのではない。 共通する信念があるから、チームはできる。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
チームの有り様を決めるのは、チームの構造。 デザインすべき4つの観点 ①役割 ②交流の場 ③ルール ④共有されたミッション 「チームの構造をデザインする」 https://note.mu/papanda0806/n/ncceb4476ac9e Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
つまり、必殺仕事⼈は最強。 ①役割○ ②交流の場○ ③ルール○ ④共有されたミッション○ https://www.amazon.co.jp/dp/B00005HKBG/ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
コミュニティの物理的な広がり、意味的な広がり 広がり続ける世界、拠り所のない越境 そこで問いつづけるのは 「⾃分は何者なのか?」 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
何者でもない⾃分が、何者かになれる可能性に気づく 「むきなおり」 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
われわれの世界の構造 社会 組織 事業 プロダクト チーム Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
社会 組織 事業 越えられない境界は、ない。 プロダクト チーム どうやって?越境60撰をどうぞ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. https://www.slideshare.net/papanda/presentations
この構造を「遡ろう」と捉える限り、 この構造を越えられない。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
社会 組織 事業 プロダクト チーム Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
「こうありたい」価値観で、 「⾃分たちの居場所」をつくる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
﹅ ﹅ ﹅ 誰かが良い感じでつくってくれる? Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
「⾃分たちの居場所」をつくるのは 「⾃分たち⾃⾝」だ。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
ともにできる ”Why” であること 利他 ⽚思い 宗教 Why (共に向かいたい⽅向) 利⼰ 勝⼿に頑張れ ⼀⼈ Dangerous! 多勢 に影響 の世界 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
⼈と⼈との関わりの基準を 取引(だけ)から、 共創の世界へ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
・求められるのは能⼒(問題解決)。 取引の関係 役務⇔⾦銭 ・客観的な分かりやすさが⼤事。 ・なので能⼒を証明する⼿段が 事前に求められる(実績)。 ・証明が不⾜している場合は 信⽤が⼤事 代替による「信⽤の充⾜」が必要 ① 他⼈からの紹介 ② ちょっとずつ始めて信頼を育む ③ 成果報酬 (証明できない) ・前提にあるのは共感。 共創の関係 貢献⇔感謝 ・主観と主観が交われるかが⼤事。 ・なので共感が⽣まれるような ビジョンとその表現、伝達が前提。 ・共感が不⾜している場合は 信頼が⼤事 ① ちょっとずつ始めて共感を育む ② 表現を変える ③ 伝達を変える Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
互いに信頼できる環境 を育み ともにつくる で、まだ⾒ぬ⾵景を⽣み出す。 (ギルド、コミュニティ) (共創の関係) Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
“ともにつくる” の 境界 ①チーム ②遭遇 ③共創 ⼈と⼈との境界 “つくる”が 必要な⼈たち つくり⼿ ③共創の境界 ②遭遇の境界 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. ①つくり⼿内の 境界
“ともにつくる” のアップデート 即応可能な関係性を育む ① ギルドの “クラス” 制度 現場や組織に必要な専⾨性を補完する ② 師範を市販する “ShihanWorks” プロダクトオーナーと開発チームの境界をなくす ③ プロダクト開発のための “GuildHub” 正しいものを正しくつくるために ③ 仮説検証型アジャイル開発 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
即応可能な関係性を育む ギルドの ”クラス” 制度 チームビルドは、プロジェクトを始めてから では遅すぎる = ギルドの多様性が逆に⽋点に 即応可能性を上げる = プロジェクト外のコミュニケーションを増やす あえて適度な依存と、⾃治 =“クラス” の運営 (メタファは”学級”) 現在7クラス運⽤ 「コミュニティは2回集まると死ぬ」 https://note.mu/papanda0806/n/n280634acadb1 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
現場や組織に必要な専⾨性を補完する 師範を市販する “ShihanWorks” 現場や組織に必要な専⾨性が補完できない ⼀⽅、専⾨家は ”流し化” する 現場や組織と専⾨性の間の境界をなくす = 共創の関係のための最初の接点をつくる 混ざりようの無い “師範” が⼀堂に会せる場 = ギグエコノミーのための ”ギルド” Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
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プロダクトオーナーと開発チームの境界をなくす プロダクト開発のための ”Guildhub” プロダクトオーナーと開発チームの間に ⽣まれる ”境界” を相互に越えられるように 詳細と俯瞰の視座の違いを、現場の境界にしない プロダクトの仮説から (仮説キャンバス) (開発チームの) プロダクトバックログまで統合 今後、取引と共創の関係を統合する = 社内社外の境界を透明にする 「詳細と俯瞰の境⽬を、現場の境界にしない。」 https://note.mu/papanda0806/n/nbf6fb07849f4 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
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正しいものを正しくつくるために 仮説検証型アジャイル開発 「正しくないものをつくらない」戦略 =正しいものを残し (仮説検証)、 正しくつくる (アジャイル開発) Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
正解がない = あらゆる⼿段を取りうる = 常に振れ幅最⼤ ⼿段に恋をしない。 ⽬的に忠誠を誓え。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
『正しいものを正しくつくる(仮)』 2019年初夏予定 #正しいものを正しくつくる本 (twitter)で制作過程を発信 「正しいものを正しくつくる」 https://www.slideshare.net/papanda/ss-66082690 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
逆境からの越境 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
地域への越境、地域からの越境 https://ichitani.com/2019/region/ ⼤企業の新規事業 https://guildworks.jp/works/item.html?id=47 取引と共創の関係の統合 ギグのためのプラットフォーム ベトナムの開発現場の カイゼン・ジャーニー Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
⾎があつい鉄道ならば 2007年のデブサミから始まった、 /⾛りぬけてゆく汽⾞ 私のストレンジ・ジャーニーは はいつかは⼼臓を通る いまも、まだ、続いている だろう Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
「あなたはどんな作品に⾃分の名前を残すのか」 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
ともに越境しよう。 逆境から、秘境へと。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.