カイゼン・ジャーニー・インセプションデッキ

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February 07, 18

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2/7 カイゼン・ジャーニー発刊イベント

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各ページのテキスト
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カイゼン・ジャーニーのインセプションデッキ と、あとがきに代えて 市⾕聡啓

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書籍「カイゼン・ジャーニー」 インセプションデッキ

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インセプションデッキ プロジェクトが然るべき⽅向を向いているか チーム全員で明らかにする。 ※インセプションデッキについてはアジャイルサムライを読もう! Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. https://www.amazon.co.jp/dp/4274068560

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インセプションデッキ① われわれはなぜここにいるのか? われわれはなぜここにいるのか? 現場、仕事場を変えていく⼈たちに 寄り添う存在をつくりたい。

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インセプションデッキ① われわれはなぜここにいるのか? われわれはなぜここにいるのか? 現場、仕事場を変えていく⼈たちに 寄り添う存在をつくりたい。 なぜなら、⾃分(たち)の状況を変えるというのは ⼀⼈(ぼっち)で臨むこと、始めることが多いから。 ("皆より先に気づいてしまった⾃分”)

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ぼっち曲線 ⽬⽴つ問題 皆で取り組む たいてい気づいてる問題 (緊急度⾼☓重要度⾼) 前提を問うような問題 誰もが問題として検知 するわけではない 気づいてない問題 Or ゆでガエル問題 (緊急度低☓重要度⾼) 多勢 1⼈ まあまあ 孤独

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ぼっち曲線 ⽬⽴つ問題 皆で取り組む たいてい気づいてる問題 (緊急度⾼☓重要度⾼) 前提を問うような問題 誰もが問題として検知 するわけではない 気づいてない問題 Or ゆでガエル問題 (緊急度低☓重要度⾼) 多勢 1⼈ ぼっちの傍らにあって 周りの巻き込みをたすける本

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インセプションデッキ② エレベータピッチ エレベータピッチ ① まだ周りを巻き込めない状況でもヤバい問題に取り組みたい ② チームでの仕事のやり⽅をより良くしたい ③ チームの外側にいる⼈たちも上⼿く巻き込みたい という(段階的な)問題を抱えている、 ソフトウェアづくりやチーム仕事にたずさわる⼈たち、 特に仕事の経験がまだ浅い⼈たち を想定読者とした カイゼン・ジャーニーという本は、変化の旅に向けたガイドブックです。

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インセプションデッキ② エレベータピッチ エレベータピッチ これは「ストーリー」と「解説」という構成を取ることで、 仕事に必要な習慣(プラクティス)を理解できる とともに 導⼊のための背景、前提、応⽤の理解を、ストーリーの追体験によって リアリティをもって得ることができる。 また、3部構成を取ることで、 「⼀⼈」→「チーム」→「チームを越える」という状況に対応しており、 理解の段階的な積み上げと、⾃分の状況にあわせた読み⽅ができる。 創作⼩説やハウツー本とは違って、 著者の体験をベースに編集しており、現実感と実践レベルの知識を 提供している。

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インセプションデッキ③ パッケージデザイン パッケージデザイン

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インセプションデッキ③ パッケージデザイン Ver1 最終

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インセプションデッキ④ ご近所さんをさがせ ご近所さんをさがせ コアチーム(著者) 編集者 翔泳社 秦さん レビューア 秋葉 ⽊下 ⼩芝 橋本 安井 スペシャルサンクス ちひろさん、荒井 千恵さん、⽯沢 健⼈さん 史彦さん、⽊村 卓央さん、久保 明さん、倉澤 茜さん 敏明さん、坂部 広⼤さん、塩⽥ 英⼆さん、野村 敏昭さん 宙 さん、林 栄⼀さん、福本 江梨奈さん、森實 繁樹さん ⼒さん、安⻄ 剛さん、横道 稔さん ※合宿皆勤賞

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インセプションデッキ⑤ やらないことリスト やらないことリスト コンフリクトを恐れる 著者の間で、編集さんとの間でのコンフリクトを恐れない。 尊敬と信頼をもって、衝突する。 妥協 世の中に出す本なので、誠実に取り組みたい。 (私がそもそも本が好きだから)

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インセプションデッキ⑥ 技術的な解決策 技術的な解決策 ⾃分から⽸詰合宿 時間が限られる著者2⼈。同期のための合宿は⽉1-2回 寝ない 夜の時間を使う。基本的には眠る時間を減らす。徹夜数回。 レビューはユーザーテスト 20名以上の皆さんによるレビュー。感謝しかありません。

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インセプションデッキ⑥ 技術的な解決策 技術的な解決策 読む、ひたすら読む テストコードやCIがないので、バグの検知が⼈⼒。 ① 仕様の認識違い → (専⾨家) レビュー ② ユーザビリティ(読みやすさ)の問題 → レビュー & ひたすら読む ③ 誤字脱字、直し漏れ → ひたすら読む 推敲(頭から最後まで通しで読み、直す) 7回。

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インセプションデッキ⑥ 技術的な解決策 「ざらざら」を「つるつる」にする 書籍「リーン開発の現場」の翻訳時に、師匠に教えてもらった⾔葉。 ⾃分たちが名⽂を書けるわけではない。だったら、 “下⼿くそは時間をかけるしかない” (by 師匠) を胸に、読み続けるしかない。 最初はざらざら、ごつごつした感じで読みにくい⽂章も、 何度も何度も読み直して、推敲を上塗りしていくことで、 読みやすくなる。つるつるになる。

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インセプションデッキ⑦ トレードオフスライダー トレードオフスライダー Q>D>S>C ① ② ③ ④ 品質(Q) … つるつるになるまで 納期(D) … 締め切りは勿論決まっている 範囲(S) … 終盤戦で1章分丸ごと追加、付録の「価値原則」追加 費⽤(C) … ⾃分たちがキーを打たないと絶対に完成しない。 お⾦で解決できることはお⾦で。 (合宿、イラスト)

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インセプションデッキ⑧ 夜も眠れない問題 夜も眠れない問題 (むしろ眠らないことが解決策だけど) 3回挫折 → できるのか? 最初の構想は2014年。別の出版社にて。会社の⽴ち上げと 時期が完全に被り、ギブアップを2回。 間に合うのか? 新たにスタートした2017年。 しかし、最初の共著者が離脱。ぼっちでは流⽯に間に合わない。 新井さんに声をかける。結果、最後までジャーニーができた。

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インセプションデッキ⑧ 夜も眠れない問題 つまり、 ⾃分でやるしかない。 執筆に限らず、仕事や取り組みなんかを進めるにあたって やれない理由はいくらでもある。「でも、進めるんだよね?」 という問いに答えるのは、最後は⾃分しかいない。 だからこそ、バディはかけがえが無いんだ。 ぼっちで孤独な戦いを進める覚悟を決める。 でも、⾃分の問いが独りよがりのものでなければ、きっと 巻き込まれてくれる⼈は出てくる。その⼈を死ぬほど⼤事にすべき。

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インセプションデッキ⑨ 期間をみきわめる 期間をみきわめる 構想から数えると、4年。 2014年→2017年 実質的に書いたのは、4ヶ⽉。 2017年8⽉→12⽉

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インセプションデッキ⑩ 何がどれだけ必要か 何がどれだけ必要か ありったけの、パッション。

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インセプションデッキ⑨ 期間をみきわめる あとがきに代えて ※⾔うべきことはあとがきに書きました。 ここでは、今、⾔葉にしたいことを。

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われわれはなぜここにいるのか? 仕事をしていると、⽣きていると、この問いに答えられない 時だってある。 答えを⾒失いながら、あるいは問いを忘れるようにして、 ⽇々を過ごすというのは、別に悪いことではない。 でも、答えられないことが重たくなってきた時、どうしても 向き合わないといけない。 われわれは、わたしは、なぜここにいて、何をしたいのか? …この問いに向き合って、答えが出せない⽇々はツライ。

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⼤切なのは、答えではなくて問い でも、⼤切なのは、答えの⽅ではない。 なぜなら、答えなんて、状況や受け取り⽅によって、 その良し悪しなんて、如何ようにでも変わるのだから。 例えば、「正しいものを正しくつくる」という⾔葉があるけど ⼤事なのはその具体的な中⾝ではなくて、 「正しいものを正しくつくるためにはどうあるべきなの?」 という問いの⽅がより良い状況を⽣むはず。

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例えば「あなたは何者なのか」という問い 作中に「あなたは何者なのか」という問いがある。 カイゼン・ジャーニーというストーリーは、 この問いを追いかける旅でもある。 ⼈を⽴ち返らせるほどの問いは、 ⽣きていく中で不意に現れる。 良い問いを得るというのは、 とても貴重なこと。 ⾒逃してはいけない。

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⽣きるとは、問いをつくり続けること 仕事をしたり、⽣きている上で、その時々、 問いも、勿論、答えも⼀定ではない。 ましてや、他⼈が問いを与えてくるなんてこと、待ったり、 信じたりするほど、⼈⽣は⻑くはない。だから、 ⾃分で、⾃分のための問いかけをつくる、つくり続ける! というのが、⽣きるってことなんじゃないかな。 このことに気付けるのが「不惑」なんだと理解した。

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あなたの⽴ち返りの問いは何?

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・・・。

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⼤丈夫! いろんな物語に触れよう。 そして、⾃分の物語を紡ごう。

30.

問いは、 ⼈の⽣きざま(ストーリー)の中に現れる。

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楽しいジャーニーを。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.