SSMJP-20260827-01-NLOG2N2

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August 27, 26

スライド概要

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サーバーやネットワークを構築したり、ちょっとしたスクリプトをかいたり、通信解析を行ったりすることが得意なフレンズです。 シェル芸、Wireshark が大好き。流離のシェルスクリプター。ここに書かれてあることは大部分がフィクションです。

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

コミュニケーションしよう ドキュメントつくろう AIに代替できない仕事 @nlog2n2 Sekiguchi Toshihiro

2.

皆さん、職場で、 こんなことないですか?

3.

技術的なことが共有されてないけど、 なぜか上手くいっているサービスが存在する。

4.

ある人が死んだら、 止まるであろうサービスが存在する。

5.

もしかしたらサービスが生きているだけで、 もう運用できる人はもういない

6.

怖くないですか?

7.

怖いですよね😇

8.

なんでそうなっているか?

9.

どの職場でも感じていること

10.

(現象) 情報共有ができていない

11.

(原因と思われること) 情報を共有する側

12.

原因と思われること(共有する側) • 情報共有に高い内部評価がついてこない。 • 担当者自体が情報共有するための技術を持っていない。 • 初手で、コード読め、コンフィグ読めとか言ってくる輩がいる。 • 初歩的な技術は聞いてくるなと言ってくる人がいる。 • 日本語が書けない人がいる。 • 情報共有するためのドキュメントの基礎となるテンプレート的な仕様書の類いが存在しない。 • コミュニケーションが感情ベースだということがわかっていない人がおおい。 感情を表さない平易なコミュニケーションを取れない。 コミュニケーションは「私とあなたのやりとり」ということを、新人の時の上司から教えてもらった。

13.

(原因と思われること) 情報を共有される側

14.

原因と思われること(共有される側) 資料を 読まない

15.

原因と思われること(共有される側) • そもそも読まない。聞かない。聞けない。 • 通常業務の中にドキュメントを利用する場面が存在しない。 • 誰かに質問しても回答が返ってこないので、諦めて、最終的には確認したいことを聞かなくなる。 • 文書が読めない。読みにくい。 • ソフトウェアエンジニアの書いたドキュメントは文字だらけの場合が多く解釈に苦労することが多い。 • いくつかの図があればいいが、テキストや専門用語ばかりで、読解コストが元から高い。 • 興味がない • 他部署の仕事に関わることにはなるが、その状況になっても、他部署の仕事には興味がない。 • ドキュメントがどこにあるか共有されていない • 情報共有のためのドキュメントを置く場所が決まっていない。 • 検索性の悪いドキュメント共有サービスを使っている。

16.

よく見る風景

17.

具体例

18.

理解の前提知識の格差 赤枠がサービスで使っている知識 わからないから 全部調べる 試す、検証する 技術1 技術2 プロダクト開発に 必要な知識・経験 を、知っている 技術3 技術4 用語1 用語2 新人エンジニア 古参エンジニア

19.

理解の前提知識の格差 赤枠がサービスで使っている知識 わからないから 全部調べる 試す、検証する 技術1 技術2 プロダクト開発に 必要な知識・経験 を、知っている 技術3 技術4 用語1 ここの工数が無駄すぎる 新人エンジニア 用語2 古参エンジニア

20.

理解の前提知識の格差 赤枠がサービスで使っている知識 わからないから 全部調べる 試す、検証する 技術1 技術2 プロダクト開発に 必要な知識・経験 を、知っている 技術3 技術4 用語1 これだけシンプルならいいが、 実際のシステムは、 もっと複雑かつ膨大な知識量が必要になる 新人エンジニア 用語2 古参エンジニア

21.

理解の前提知識の格差 赤枠がサービスで使っている知識 わからないから 全部調べる 試す、検証する 技術1 技術2 プロダクト開発に 必要な知識・経験 を、知っている 技術3 技術4 用語1 説明しろよ!! 新人エンジニア 用語2 古参エンジニア

22.

この状態で 社内がどうなるか

23.

理解の前提知識の格差 所属会社 既知の情報 技術の基礎知識 サービスへの理解 社内用語 謎の3文字省略語 仕事の依頼 古参エンジニア 回答されない 質問する 社内連携 お客様 営業 既知の情報 技術の基礎知識 サービスへの理解 社内用語 謎の3文字省略語 新人エンジニア お金は人と人の中でしか発生しない ここの前提が抜けていると感じる

24.

理解の前提知識の格差 所属会社 既知の情報 技術の基礎知識 サービスへの理解 社内用語 謎の3文字省略語 仕事の依頼 増える 古参エンジニア イライラx2しながら 質問する 回答されない 社内連携 お客様 営業 既知の情報 技術の基礎知識 サービスへの理解 社内用語 謎の3文字省略語 お金は人と人の中でしか発生しない 新人エンジニア お客様

25.

理解の前提知識の格差 所属会社 既知の情報 技術の基礎知識 サービスへの理解 社内用語 謎の3文字省略語 仕事の依頼 仕事の依頼 増える 古参エンジニア 回答されない 社内連携 お客様 既知の情報 技術の基礎知識 サービスへの理解 社内用語 謎の3文字省略語 退職 新人エンジニア 営業 お金は人と人の中でしか発生しない お客様

26.

理解の前提知識の格差 所属会社 既知の情報 技術の基礎知識 サービスへの理解 社内用語 謎の3文字省略語 古参エンジニア 回答されない 退職 仕事の依頼 仕事の依頼 増える 社内連携 お客様 既知の情報 技術の基礎知識 サービスへの理解 社内用語 謎の3文字省略語 退職 新人エンジニア 営業 お金は人と人の中でしか発生しない お客様

27.

理解の前提知識の格差 所属会社 既知の情報 技術の基礎知識 社内用語 サービスへの理解 直接 古参エンジニアへ 問い合わせ 謎の3文字省略語 古参エンジニア 仕事の依頼 仕事の依頼 増える お客様 お金は人と人の中でしか発生しない お客様

28.

理解の前提知識の格差 所属会社 既知の情報 技術の基礎知識 社内用語 サービスへの理解 退職 謎の3文字省略語 古参エンジニア 直接 古参エンジニアへ 問い合わせ 仕事の依頼 仕事の依頼 増える お客様 お金は人と人の中でしか発生しない お客様

29.

理解の前提知識の格差 所属会社 偉い人が直接指揮し始める ↓ 既存のサービスだけが動いている 偉い人がいない場合は採用する or 兼務 仕事の依頼 仕事の依頼 増える 既存サービスの解析から始まる 新人営業 既知の情報 技術の基礎知識 サービスへの理解 社内用語 謎の3文字省略語 お客様 お金は人と人の中でしか発生しない 新新人エンジニア お客様

30.

対策 細かいのでダイジェスト版

31.

入社時の オリエンテーション資料を 作りましょう。

32.

オリエンテーション資料を作ろう • 入社して部署に合流する時が、一番ピックアップ速度が早い気がする。 • 新人さんの時間が余り気味になるため、読む時間も確保できる。 • ピックアップが終わった後は評価につながる作業に入れるため、 モチベーションも保てる。 • オリエンテーション資料を作った人にも話ができて、 コミュニケーションの基礎が作れる。

33.

理解の前提知識の格差 所属会社 事前にオリエンテーション資料を作れば、 この状態でなんとか止められるかもしれない! 既知の情報 技術の基礎知識 サービスへの理解 社内用語 謎の3文字省略語 仕事の依頼 古参エンジニア 質問して、回答なくても 資料をみて解決する 回答されない 社内連携 お客様 営業 既知の情報 技術の基礎知識 サービスへの理解 社内用語 謎の3文字省略語 新人エンジニア

34.

本題 オリエンテーション資料 を作ろう

35.

最低限作った方が良い と思われる資料

36.

前提(ドキュメントを置く場所) • ドキュメント共有する場所を、「ライセンス料を払って」作りましょう。 • ドキュメント共有サービス(共有フォルダ以外!!!) • Wiki • チケット管理 • Github、GitLab 最近はGithubだけで、 いいんじゃなかろうか

37.

必要そうなドキュメント一覧 • 社内手続き • 組織図と各部署がどのようなサービスを担当をどのように提供しているか • 用語集(技術用語、社内用語) • 担当サービス概要 • ポンチ絵レベルでの提供しているサービスの内容(文書で書かない) • システム要件(文書、できれば箇条書きで書く) • システム構成図と各構成要素がどのような役割しているかの記載

38.

必要そうなドキュメント一覧 • 全社的に利用しているネットワークの構成管理資料 • ネットワーク構成図(概要図、物理構成図・論理構成図) • ネットワークリソースの管理表 (IPアドレス、VLAN、セグメント情報など) • 物理的なリソースに関する資料(物理的なラックの位置など) • 死活監視・リソース監視に関する資料

39.

必要そうなドキュメント一覧 • サーバーやコンテナの説明 • 提供している最終的なサービスと関連する技術 • ミドルウェアとバージョン情報 • 設定に利用しているファイル名およびパスとディレクトリ構造 • 設定のコアになっているミドルウェアやコンテナの公式へのHPリンクなど • ミドルウェア設定やコンテナの定義ファイル中に登場する設定に対する適 切な日本語のコメント

40.

必要そうなドキュメント一覧 • サーバーやコンテナの説明 • 手順関連 • サーバーの初期構築手順 • 追加メンテナンスで変更された作業手順 • 障害に対する対応手順 • プロトコルフロー • 各サーバーの連携で利用する通信プロトコルの流れ • 通信のセキュリティに関する情報(VPN、SSL、Firewall、SELinuxなど)

41.

最重要資料 ネットワーク機器の CLIでのコンフィグ

42.

最重要資料 バージョン管理システムで 管理されているサーバーの設定ファイル

43.

最後に

44.

喋れ!! ITのエンジニアは

45.

いたわれ!! ITのエンジニアは

46.

寄り添え!! ITのエンジニアは

47.

人間は自然現象で、 金は概念だ 人間関係を断てば、何も生まれないぞ!!

48.

喋れ!! ITのエンジニアは

49.

コミュニケーション大事 ドキュメント大事 ちゃんとやりましょう