Webエンジニアがスタートダッシュをキメるためのローカル開発環境の勘所

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May 04, 23

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Engineer. Java, Kotlin(Server Side), JavaScript, Vue.js, Spring boot, CI/CD tool, build tool, monitoring, and activity as SRE

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各ページのテキスト
1.

Webエンジニアが スタートダッシュをキメるための ローカル開発環境の勘所 Webエンジニア勉強会#1 at 新橋 2017-6-2 Fri @nabedge

2.

2 Who ? ● ● ● ● ● わたなべ (株)ビズリーチ twitter: @nabedge github: nabedge http://www.slideshare.net/nabedg e/presentations

3.

3 Webサービスのコードを どこで どうやって 書くのか? レベル0〜レベル4

4.

4 レベル0 ※データセンター建物内にて 本番サーバ コード

5.

5 レベル1 本番サーバ コード ● エディタ ● SCPクライアント

6.

6 レベル2 本番サーバ コード ● エディタ ● ローカルなサーバ ○ XAMP, MAMP, etc ● SCPクライアント

7.

7 レベル3 本番サーバ 検証サーバ コード コード ● エディタ ● ローカルなサーバ ○ XAMP, MAMP, etc ● SCPクライアント

8.

8 レベル4 本番サーバ コード 検証サーバ CI VCS MySQL, Redis,... MySQL, Redis,... コード

9.

9 ローカル開発環境で何ができるべきなのか ● コードをサクサク書ける ● 書いたコードが動くことを自分のPCで 確認できる ○ ↑コードが動くための バックエンドサーバが必要 ここが面倒

10.

10 ● エディタ(補完機能つき) ● ビルドツール連携 ○ gradle, mvn, npm... ● VCS連携 ● ミドルウェア群 ○ MySQL, PostgreSQL ○ Memcached ○ fakes3... ?

11.

11 長大な「ローカル開発環境構築手順書」 1. PostgreSQLのインストーラをダウンロードして ダブルクリック 2. Redisを... 3. C;¥Windows¥system32¥drivers¥etc¥hosts ファイルを編集... 4. …以下すんごく長い

12.

12 半年も経つと ● 手順書が長すぎてうっかり抜け漏れ ● 「memcached ? それもうRedisに変えたんだけど、 手順書直すの忘れてましたテヘヘ」 ● 他チームから助っ人として来たら、 他のWebサービスの開発環境とバッティングして うまくインストールできない

13.

13 NOT 手順書 & PCに直接インストール BUT 仮想OS & 自動化スクリプト

14.

14 ポイント 1. ローカル開発環境で必要な ミドルウェア群を仮想OS上に構築する 2. それを実現するための OracleVitrutalBox or VMWare, Vagrant , Docker

15.

15 MacOS / Windows OracleVBox / VMWare CoreOS / Ubuntu CoreOS / Ubuntu Docker (MySQL) Docker (PgSQL) Docker (Redis) Aサービスの コード Docker (fakes3) Bサービスの コード

16.

$ vagrant up $ vagrant/ ssh -c \ MacOS Windows "sh /vagrant/docker/docker-compose-up.sh" 2コマンドで構築完了 OracleVBox / VMWare CoreOS / Ubuntu CoreOS / Ubuntu Docker (MySQL) Docker (PgSQL) Docker (Redis) Aサービスの コード Docker (fakes3) Bサービスの コード 16

17.

17 複数の仮想OSテクノロジーをなぜ併用する? ● ホスト型仮想OS環境 = Oracle VBox ● コンテナ型仮想OS環境 = Docker

18.

18 Docker OracleVBox + Vagrant 起動速度、プロビ 軽い ジョニング速度 重い 複数の開発環境 ポート番号 の共存によるバッ かぶり問題 ティング 仮想OSの IPアドレスを ずらせば解決

19.

19 ローカル開発環境4原則 1. 自動化 2. アプリの変化に合わせて 誰でも環境を変更して配布可能 3. 他のサービスの開発環境と干渉しない 4. 金の弾丸

20.

20 原則1 サルでもやれるくらいの自動化 ● ● ● ● git clone foo-pj cd foo-pj/local-env vagrant up vagrant ssh -c \ “cd /vagrant/docker; docker-compose up”

21.

21 原則2 誰でも環境を変更して配布可能 ● ● ● ● vi Vagrantfile vi Dockerfile vi docker-compose.yml git commit, push

22.

22 原則3: 他の開発環境と干渉しない OracleVBox / VMWare CoreOS / Ubuntu CoreOS / Ubuntu Docker (MySQL) Docker (PgSQL) Docker (Redis) 192.168.1.1 Aサービスの コード Docker (fakes3) 192.168.2.2 Bサービスの コード

23.

23 原則4 金の弾丸 Mac Book Pro 3GHz Core i7 16GB memory 250GB SSD ※2015年春時点スペック Jet Brains All Products Pack

24.

24 スタートダッシュをキメたいエンジニア募集! https://www.bizreach.co.jp/recruit/