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April 03, 24
スライド概要
Backlogでタスク管理をするとき、課題のタイトル付けが重要でした。
タスク管理って名前付けが 一番大切じゃない?と思った話 2024-04-03
タスク管理、好きですか?
この発表では、「課題のタイトル」に焦点を当てて うまい仕事の進め方を考えます。 ※登場する例はすべてフィクションです。
よくある分かりにくいタイトル|不具合報告 - ABC画面でエラー - ○○機能の不具合 - ▲▲▲発覚 タイトルから事象の概要が掴めない。 課題一覧を眺めても分からないので、結局中身を読むことになる。
よくある分かりにくいタイトル|開発タスク - ~バージョンアップ対応 - もふもふ検証 - ○○機能不具合対応 - ■■■連携 「対応」では何をどこまでやるかスコープが不明瞭である。 担当者以外がこの課題で何をやっているのか分からない。 課題単位で他人に渡せない。
タスク化しよう!
タスクのタイトルを付けるコツ - 「▲▲を○○する」 のように動詞で終わる - > 件名だけ読めば「何を」「どうすれば」タスクが終わるのかわかる件名を付けましょう - タイトルを詳細にした完了条件を本文に記述する - 体言止めや名詞の羅列を避ける - 複数の課題を分割して、単一にする - タスクに別の担当者をアサインしたとき、ゴールをイメージできる
大切にしたいこと - 完了条件を明確にする - スコープに関わるので重要。作業着手前に計画を立てる。 - 終わりがある課題にする - いつまでも終わらないタスクは何かがまずい。分割やスコープ確認する - 課題の読み手を想像する - 読み手に期待するアクションは?そのために必要なタイトル設計をしよう - 課題タイトルが使われる場面を想像する - 一覧確認、検索などタイトルを使う場面は多い。
体言止めを避けて ▲▲を○○する 形式を使おう。
タスクの名前は共通認識の第一歩。 魂を込めて命名しよう。
タイトルは本文を究極に抽象化したもの - 30ページの資料を1枚に要約したものがサマリ - 30ページの資料を1行に要約したものがタイトル 具体と抽象を行き来して、元々のエッセンスを消さずに簡潔にしたい。 具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ
参考文献 - タスクに「〜対応」という名前をつけるのを避けたい理由 - kymmt - 課題を追加しよう – Backlog ヘルプセンター