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August 20, 25
スライド概要
キャリア迷子者によるJapan AWS Top Engineers 応募のススメ_20250820
仕事:AWS運用保守&PM的なことをしています。 2023-24 Japan AWS All Certifications Engineers.
AWS Top Engineersの道しるべ 〜現役 AWS Top Engineers LT⼤会〜 キャリア迷⼦者による Japan AWS Top Engineers 応募のススメ 2025.8.20 アジャイル事業部 佐藤⻯也
佐藤 ⻯也 業種 インフラエンジニア / PM(仮) 受賞 AWS Samurai 2024(JAWS 配信部メンバー) 2025 Japan AWS All Certifications Engineer 2025 Japan AWS Top Engineer コミュニティ JAWS-UG 配信部 経歴 ・営業 →イベント企画 [約6年] ・SES:ヘルプデスク、社内 SE、SIer(非機能 check) [約6年] ・CIer:インフラ運用保守、コンピテンシー対応 等 [約3年]
本⽇お伝えしたいこと ・キャリア迷子な人ほど TopEngineersのクライテリアをヒントにしてみる ・会社の目標設定に TopEngineersの応募項目を入れてみる ・TopEngineersへの応募=年間のスキル棚卸しの機会とする
ざっくり概要 普段の業務や評価目標の一部を応募クライテリアに合致するよう考える ・パブリックコントリビューション (ブログ、外部登壇) ・社内向け活動 (エンジニア育成、社内登壇、部内でのナレッジシェア) ・案件対応 (プロジェクト提案 / 推進、技術工夫など) ・ソリューション開発 (技術工夫、アピールポイントなど) ・その他、 AWSビジネスに貢献した技術的な活動 (コンピテンシー、 AWSサポート対応など) ※各項目:最大 3件記載が可能 社内評価のついでに TopEngineersの応募項目を満たす 二重管理や精神的負担が減るのでオススメ
終わらないキャリア迷走期
ざっくり経歴 社会進出 :営業職 自分探し①:結婚式場スタッフ 兼 山籠り(ホテルスタッフ) 自分探し②:イベント企画・運営(婚活パーティ) 3年半 1年 営業・接客時代 SES:6年 2年 現在(4年目) ヘルプデスク / インフラエンジニア時代 IT業界進出( SES企業) PM 兼 インフラエンジニア APN企業に転職 ・ユーザ企業の情シス ・AWS基盤 運用・保守 / PM(仮) ・SIer企業の上流工程 ・コンピテンシー対応 ・AWS基盤をメインに経験 ・生成 AI関連 プリセールス
SES時代のキャリア迷⼦状況 ・エンジニアとしての強みが無い ※強いて言うならコミュニケーション能力だけは褒められてた ・自分の強みを作るために何をやれば良いのか常に迷走 ・興味のある分野というのもイマイチ分からない ※PythonやJava Script勉強しようとするも仕事で使わないので挫折 ※ゼロトラストセキュリティや EntraIDなど仕事で使う分野を浅く広く程度に情報収集 ・努力を図る指標が何も無いので自己研鑽はただの修行 ・そもそも「エンジニア」は働くためのツールなので趣味ではない ・TopEngineers、かっこヨ! (つよつよで憧れの皆様。ITを趣味に出来ない自分には無縁な世界と思ってる)
SES時代でも感じていたIT業界の⾯⽩さ イベントやカンファレンスのお祭り感 - 参加した翌日くらいはめっちゃモチベあがってる - ノベルティ貰えると嬉しい品物が多め - ユーザイベントは文化祭みたいで好き 同業者との交流が活発 - 異業種交流会とは違う緩く会話出来る場がある - 各現場でも知り合いが増えていく (まるでネットワークビジネス) 努力は裏切らない - 自己研鑽がそのまま自分の能力に変わる - 磨いた能力を使えるかはほぼ運なので大きく外すことはある - ただし転職や現場が変わっても培った能力を引き継げる
がむしゃら期間開始
APN企業へ転職:キャリア迷⼦継続 相変わらずのキャリア迷子。頑張ろうにも何をしていけば良いか分からない。 他案件へも招集されるほどの能力が無い。 まずは出来ることを少しでも広げたい。 ・とりあえず何でも良いからやろう ・意味のある努力がしたい ・承認欲求が満たせると尚良し ウーン ,,,何があるだろう??
パートナー企業所属者限定の⽬標設定(ベネフィット) 運要素少なめ、努力勝負のちょうど良い目標がコチラ ・Japan AWS All Certifications Engineers ・Japan AWS Top Engineers ※AWS Partner Network (APN) に参加している会社に所属している AWS エンジニアを対象にした日本独自の表彰プログラム 2022年当時:わたしの内心 - Top Engineers はチョット無理かも。 - 上長全冠じゃん!かっこヨ!ヤッテミルカ ...?? - APNのベネフィット程度と思って、辛くなったら途中で諦めよう。 とりあえず歩いてみような感覚で全冠取得のスタートを切りました。 (お賃金増えて承認欲求も満たせることは、努力に値する最強事項でした)
全冠達成:キャリア迷⼦は解消したか? 承認欲求は満たせた! やりきった感ハンパなかった! でもキャリア迷子は継続 ... ・AWSの知識は確かに増えた。 ・案件等でやれることに変化は無い。 ・エンジニアとしての強みや興味のある分野は芽生えなかった。 →Next Action:TopEngineersを目指せば何か気持ちに変化が起きるか?
TopEngineers応募を意識
2023年:TopEngineersを意識した動きを開始 ・マルチクラウドは一旦無視して AWSに全集中 ・社内の TopEngineers紹介イベントへ参加 - 応募時の書き方や各項目について聞く( STAR形式の意識) ・外部イベントでの登壇を開始( 2023/5月) ・JAWS-UG配信部に所属( 2023/11月) 満を持して 2024 Japan AWS TopEngineers に応募 見事に散りました 落ちたことを知った日は虚無に襲われて仕事休もうかなと結構なダメージを負ったことを覚えています。 なおかつ、2025は応募しなくて良いかともなりました。 アウトプットはやりたいときにやる程度で、積極的にはしなくていいやと「スンッ」と大人しくなりました。
2024年:落選したものの環境に変化が出る 社内外で「配信の人」と認知してもらう - 登壇や配信活動をきっかけに社外のエンジニアの方に少し覚えてもらえる - 社内のもくもく会メンバーに認知してもらえる - 社内イベントで配信や運営ポジションで関わる ※このあたりから徐々に承認欲求が満たされ始める 生成AI関連業務 / AWSイベント登壇・企画に招集される - 生成AIコンピテンシー対応に招集され、生成 AI勉強スタート( 2024/7月) - AWS登壇イベントに同行して事業部長のお手伝い( 2024/9月) - AWS x iretのイベント企画に招集され始める( 2024/11月) ※イベントの企画運営側に入ることが増える ※併せてインフラ知識を持ったプリセールス的な業務が増える
2024年:落選したものの環境に変化が出る 2023年のガムシャラ積み重ねが 2024年の新しい出来事に繋がる (ターニングポイントの配信活動は、ある意味新しい趣味とも言える)
2024年:社内応援もあり再び応募 ・分野: Services、AI/ML の2つへ応募 ・メンターさんと月 1のミーティングで発破をかけてもらう →直前は応募文書の添削もしてもらう 満を持して 2025 Japan AWS TopEngineers に応募 本命のAI/ML は散り 保険で提出した Servicesで選出 提出期限にServicesの記述が間に合わなそうだったため、AI/MLだけ提出するつもりでした。 最後に踏ん張っていなければ確実に泣いていたと思うので専門分野だけの応募は多分今後しないと思います。
所感
せっかくのAPN企業所属:キャリアアップに利⽤を検討 半期/年間の目標設定で、 TopEngineers応募の下記項目を含めてみる。 ・パブリックコントリビューション (ブログ、外部登壇) ・社内向け活動 (エンジニア育成、登壇、ナレッジシェア) ・案件対応 (プロジェクト提案 / 推進、技術工夫など) ・ソリューション開発 (技術工夫、アピールポイントなど) ・その他、 AWSビジネスに貢献した技術的な活動 (コンピテンシー、 AWSサポート対応など) ※各項目:最大 3件記載が可能 社内評価ついでに TopEngineersの応募項目を満たせる 目標設定と絡めると二重管理や負担が減るのでオススメ
せっかくのAPN企業所属:キャリアアップに利⽤を検討 年間の業務振り返りとして利用 ・必要になったタイミングでのスキルシート更新は地味にめんどくさい ・年間総括を作っておくと何かと便利なので応募と共に資料が残せるメリット
2025 Japan Top Engineers に選出されましたが ... キャリア迷子は継続中 でも、やれる幅は広がったので活動して良かった ご視聴ありがとうございました。