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April 10, 26
スライド概要
「Power Automate 縛りのライトニングトーク大会!~初参加者大歓迎~」(RPACommunity主催)の登壇資料です。
(2026年4月10日オンライン開催)
RPACommunity Po w e r Au to m a t e fo r d e s k t o p におけるショートカットの活用方法 2026.4.10
注意事項 1. 本セッションではPower Automate for desktopのことをPADと略します。 2. 本セッションの資料はPAD バージョン 2.67 に基づいて作成しています。今後のバージョンアップによって 画面等が変更される可能性があります。 3. 本セッションの資料は「Power Fx が有効」オプションがオフ前提になっています。 4. 本セッションでは Microsoft アカウント&ストアアプリ版PAD 環境で事前検証を行っています。 5. 本日の資料はセッション終了後に公開予定です。イベントページから資料一覧をご確認ください。 2
ショートカットからのフロー実行
ショートカットからのフロー実行 • バージョン 2.63 からMicrosoft アカウント環境でもショートカットからフローを 実行できるようになった。 ※以前は有償ライセンスのみ可 【参考】Microsoft アカウントでもショートカットからPower Automate for desktopの フローを実行できるようになりました。 https://note.com/kinuasa/n/n1814ded06189 4
作成されたショートカット(1) 5 URLから任意のフローを実行可能 ms-powerautomate:/console/flow/run?environmentid= one-drive-environment-Id&workflowid=********-**** -****-****-************&source=Shortcut ※ インターネットショートカット(.url)形式
作成されたショートカット(2) ms-powerautomate:/console/flow/run?environmentid=one-drive-environment-Id &workflowid=********-****-****-****-************&source=Shortcut • ms-powerautomate:PAD用のカスタムURIスキーム、開くとPADが起動 • /console/flow/run:PAD内部での 操作パス、コンソールでフローを実行 • environmentid:Power Automateの環境を一意に識別する環境ID ➢ one-drive-environment-Id:個人向け(Microsoft アカウント)のPower Automate環境 • workflowid:実行対象のフロー(=ワークフロー)を一意に識別するフローID • source:フロー実行要求の発生元(トリガー元) 6
作成されたショートカット(3) – 各パラメーターについての補足 • environmentid:省略した場合は現在選択中の環境を使用、省略しない方が確実 • workflowid:「workflowname」でフロー名を指定することで省略可能、「wo rkflowid」で指定した方が確実 ➢ (例) ms-powerautomate:/console/flow/run?&workflowname=%E5%8 5%A5%E5%8A%9B%E5%A4%89%E6%95%B0%E6%B4%BB%E7%9 4%A8%E4%BE%8B ※フロー名「入力変数活用例」をURLエンコード • source:用途は分析用、省略可能 7
フロー実行時の確認ダイアログを非表示にする方法 • 「設定」から「フローを外部から呼び出すときに確認のダイアログを表示する」 オプションをオフにする、もしくはコンソールを終了した状態で下記レジストリ を変更 ※自己責任 ➢ キー:HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Power Automate Desktop ➢ エントリ:EnableAskBeforeRunningAFlowExternally (DWORD (32 ビット)) ➢ 値:0 8
ショートカットの活用方法
「inputArguments」パラメーターで入力変数の値を指定できる (例) • environmentid:one-drive-environment-Id • workflowid:abcd1234-123a-567b-789c-123456abcdef • 入力変数名:NewInput • 指定する変数の値:hogehoge ms-powerautomate:/console/flow/run?environmentid=one-drive-environmentId&workflowid=abcd1234-123a-567b-789c-123456abcdef&inputArguments= {¥"NewInput¥": ¥"hogehoge¥"} 10
DEMO
バッチファイルの活用(1) 12 • バッチファイル(.bat):Windowsに一連の命令を自動で実行させるための“指示書” ➢ 拡張子が「 .bat 」のテキストファイル ➢ 中に書かれたコマンドを上から順番に自動実行する仕組み。 ➢ Windowsの「コマンドプロンプト」で使う命令をまとめて実行できる。 • “手でやるのは面倒な作業”を自動化できるメリット • 複数のフォルダをまとめて作る。 • ファイルを自動でコピー・移動する。 • バックアップ作業を自動化する、など。
バッチファイルの活用(2) 13 ① ファイルを「TEST.bat」にドラッグ&ドロップ • TEST.bat @echo off for %%A in (%*) do ( echo %%A ) pause ② ドラッグ&ドロップしたファイルのパスが表示される。 フローのショートカットURL&バッチを活用することで、 ドラッグ&ドロップしたファイルを対象にPADで処理が行える。
ドラッグ&ドロップしたWordファイルをPDFに変換するサンプルフロー(1) 14
ドラッグ&ドロップしたWordファイルをPDFに変換するサンプルフロー(2) バ ッ チ 15 1. ドラッグ&ドロップでファイルを受け取る(複数ファイル対応)。 2. 受け取ったファイルのパスを「|」で区切って、 inputArguments パラメーターと してPADに渡す。 3. 「テキストの分割」アクションで入力変数を「|」で分割する。 P A D フ ロ ー 4. Loopアクションで受け取ったファイルの数だけ処理を実行する。 5. 「ファイル パス部分を取得」アクションでPDF保存時に使うファイル名を取得する。 6. 「Switch」「Case」アクションでWordファイルのみを対象にする。 7. 「Word を起動する」アクションで、Wordを起動して対象ファイルを開く。 8. 「Word を閉じる」アクションで、PDFとして保存しつつWordを終了する。
DEMO
バッチファイル(DropFiles2PAD.bat)
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@echo off
::ドラッグ&ドロップしたファイルのパスを入力変数としてPower Automate for desktop(PAD)のフローに渡すバッチ
::
::@kinuasa
::
::!!注意点!!
::コマンドプロンプトに一度に渡せる文字数に上限(8,191文字)があるため、大量のファイルをドラッグ&ドロップした場合は上限に引っ掛かり、すべてのファイルを取得できないことがあります。
::ストアアプリ版のPADで動作確認を行っています。MSIインストーラー版のPADでは、コードの修正が必要になる可能性があります。
::遅延環境変数展開有効
setlocal enabledelayedexpansion
::環境に応じてenvironmentidとworkflowid、入力変数名を設定
set "environmentid=one-drive-environment-Id"
set "workflowid=********-****-****-****-************"
set "variablename=NewInput"
::ドラッグ&ドロップしたファイルのパスを「|」区切りで取得
set "paths="
for %%A in (%*) do (
if defined paths (
set "paths=!paths!|%%~fA"
) else (
set "paths=%%~fA"
)
)
::PowerShell経由でPower Automate for desktopのフローを実行
::パスを正しく渡すためにConvertTo-JsonとEscapeDataStringを使用
powershell.exe -NoProfile -Command "$json = @{ ($env:variablename) = $env:paths } | ConvertTo-Json -Compress;$uri = 'ms-powerautomate:/console/flow/run?environmentid=' + $env:environmentid
+ '&workflowid=' + $env:workflowid + '&inputArguments=' + [uri]::EscapeDataString($json);Start-Process $uri;"
•
ドラッグ&ドロップしたファイルのフルパスをPower Automate for desktopのフローに
入力変数として渡すバッチ
https://gist.github.com/kinuasa/93da221e8b2aa9ec69cf322c3dc218c5
参考資料
参考資料 1. URL またはデスクトップ ショートカットでデスクトップ フローを実行する https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-automate/desktop-flows/run-desktop-flows-urlshortcuts?WT.mc_id=M365-MVP-4029057 2. デスクトップ用 Power Automate のガバナンス https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-automate/desktop-flows/governance?WT.mc_id=M365MVP-4029057 3. Microsoft アカウントでもショートカットからPower Automate for desktopのフローを実行できるようにな りました。|kinuasa https://note.com/kinuasa/n/n1814ded06189 4. [Power Automate for desktop]URL経由でデスクトップフローを実行する | 初心者備忘録 https://www.ka-net.org/blog/?p=14696 19