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関連スライド

各ページのテキスト
1.

硬直した企業風土自体を変化に強く柔軟な組織に変えよう。 書籍「アジャイルエンタープライズ」のご紹介 2018.06.29 ●●株式会社 様 ワイクル株式会社 角征典(かどまさのり)@kdmsnr [email protected]

2.

自己紹介 ‣角 征典(@kdmsnr) ‣ワイクル株式会社 代表取締役 •アジャイル開発/リーンスタートアップの導入支援 ‣東京工業大学 環境・社会理工学院 特任講師 ‣書籍翻訳 2

4.

著者について 4

5.

『アジャイルエンタープライズ』目次 序文 (ch00) 遅延コストに優先順位を付ける (ch12) はじめに (ch01) リーンキャンバスでアイデアを捕まえる (ch13) 顧客価値駆動企業を思い描く (ch02) 顧客フィードバックを取り入れる (ch14) ビジネス成果を達成する (ch03) 要求ツリーを構築する (ch15) アジャイル銀河を構築する (ch04) アイデアをストーリーマッピングに分割する (ch16) アジャイルの文化を活性化する (ch05) 顧客を受け入れる (ch06) 従業員を受け入れる (ch07) アジャイルエンタープライズにおける役割の進 化 (ch08) 学習する企業を構築する (ch09) 発見的なマインドセットを適用する (ch10) エンタープライズアイデアパイプラインを可視 化する (ch11) アイデアパイプラインをバックログに接続する (ch17) ユーザーストーリーで協力する (ch18) アジャイルな予算編成を推進する (ch19) アジャイルの成功指標を適用する (ch20) アジャイルで使える人事制度を考案する (ch21) アジャイルエンタープライズの物語 (ch22) 5

6.

『アジャイルエンタープライズ』目次 序文 (ch00) 遅延コストに優先順位を付ける (ch12) はじめに (ch01) リーンキャンバスでアイデアを捕まえる (ch13) 顧客価値駆動企業を思い描く (ch02) 顧客フィードバックを取り入れる (ch14) ビジネス成果を達成する (ch03) 要求ツリーを構築する (ch15) アジャイル銀河を構築する (ch04) アイデアをストーリーマッピングに分割する (ch16) アジャイルの文化を活性化する (ch05) 顧客を受け入れる (ch06) 従業員を受け入れる (ch07) アジャイルエンタープライズにおける役割の進 化 (ch08) 学習する企業を構築する (ch09) 発見的なマインドセットを適用する (ch10) エンタープライズアイデアパイプラインを可視 化する (ch11) アイデアパイプラインをバックログに接続する (ch17) ユーザーストーリーで協力する (ch18) アジャイルな予算編成を推進する (ch19) アジャイルの成功指標を適用する (ch20) アジャイルで使える人事制度を考案する (ch21) アジャイルエンタープライズの物語 (ch22) 5

7.

『アジャイルエンタープライズ』目次 序文 (ch00) 遅延コストに優先順位を付ける (ch12) はじめに (ch01) リーンキャンバスでアイデアを捕まえる (ch13) 顧客価値駆動企業を思い描く (ch02) 顧客フィードバックを取り入れる (ch14) ビジネス成果を達成する (ch03) 要求ツリーを構築する (ch15) アジャイル銀河を構築する (ch04) アイデアをストーリーマッピングに分割する (ch16) アジャイルの文化を活性化する (ch05) 顧客を受け入れる (ch06) 従業員を受け入れる (ch07) アジャイルエンタープライズにおける役割の進 化 (ch08) 学習する企業を構築する (ch09) 発見的なマインドセットを適用する (ch10) エンタープライズアイデアパイプラインを可視 化する (ch11) アイデアパイプラインをバックログに接続する (ch17) ユーザーストーリーで協力する (ch18) アジャイルな予算編成を推進する (ch19) アジャイルの成功指標を適用する (ch20) アジャイルで使える人事制度を考案する (ch21) アジャイルエンタープライズの物語 (ch22) 5

8.

『アジャイルエンタープライズ』目次 序文 (ch00) 遅延コストに優先順位を付ける (ch12) はじめに (ch01) リーンキャンバスでアイデアを捕まえる (ch13) 顧客価値駆動企業を思い描く (ch02) 顧客フィードバックを取り入れる (ch14) ビジネス成果を達成する (ch03) 要求ツリーを構築する (ch15) アジャイル銀河を構築する (ch04) アイデアをストーリーマッピングに分割する (ch16) アジャイルの文化を活性化する (ch05) 顧客を受け入れる (ch06) 従業員を受け入れる (ch07) アジャイルエンタープライズにおける役割の進 化 (ch08) 学習する企業を構築する (ch09) 発見的なマインドセットを適用する (ch10) エンタープライズアイデアパイプラインを可視 化する (ch11) アイデアパイプラインをバックログに接続する (ch17) ユーザーストーリーで協力する (ch18) アジャイルな予算編成を推進する (ch19) アジャイルの成功指標を適用する (ch20) アジャイルで使える人事制度を考案する (ch21) アジャイルエンタープライズの物語 (ch22) 5

9.

『アジャイルエンタープライズ』目次 序文 (ch00) 遅延コストに優先順位を付ける (ch12) はじめに (ch01) リーンキャンバスでアイデアを捕まえる (ch13) 顧客価値駆動企業を思い描く (ch02) 顧客フィードバックを取り入れる (ch14) ビジネス成果を達成する (ch03) 要求ツリーを構築する (ch15) アジャイル銀河を構築する (ch04) アイデアをストーリーマッピングに分割する (ch16) アジャイルの文化を活性化する (ch05) 顧客を受け入れる (ch06) 従業員を受け入れる (ch07) アジャイルエンタープライズにおける役割の進 化 (ch08) 学習する企業を構築する (ch09) 発見的なマインドセットを適用する (ch10) エンタープライズアイデアパイプラインを可視 化する (ch11) アイデアパイプラインをバックログに接続する (ch17) ユーザーストーリーで協力する (ch18) アジャイルな予算編成を推進する (ch19) アジャイルの成功指標を適用する (ch20) アジャイルで使える人事制度を考案する (ch21) アジャイルエンタープライズの物語 (ch22) 5

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『アジャイルエンタープライズ』目次 序文 (ch00) 遅延コストに優先順位を付ける (ch12) はじめに (ch01) リーンキャンバスでアイデアを捕まえる (ch13) 顧客価値駆動企業を思い描く (ch02) 顧客フィードバックを取り入れる (ch14) ビジネス成果を達成する (ch03) 要求ツリーを構築する (ch15) アジャイル銀河を構築する (ch04) アイデアをストーリーマッピングに分割する (ch16) アジャイルの文化を活性化する (ch05) 顧客を受け入れる (ch06) 従業員を受け入れる (ch07) アジャイルエンタープライズにおける役割の進 化 (ch08) 学習する企業を構築する (ch09) 発見的なマインドセットを適用する (ch10) エンタープライズアイデアパイプラインを可視 化する (ch11) アイデアパイプラインをバックログに接続する (ch17) ユーザーストーリーで協力する (ch18) アジャイルな予算編成を推進する (ch19) アジャイルの成功指標を適用する (ch20) アジャイルで使える人事制度を考案する (ch21) アジャイルエンタープライズの物語 (ch22) 5

11.

『アジャイルエンタープライズ』目次 序文 (ch00) 遅延コストに優先順位を付ける (ch12) はじめに (ch01) リーンキャンバスでアイデアを捕まえる (ch13) 顧客価値駆動企業を思い描く (ch02) 顧客フィードバックを取り入れる (ch14) ビジネス成果を達成する (ch03) 要求ツリーを構築する (ch15) アジャイル銀河を構築する (ch04) アイデアをストーリーマッピングに分割する (ch16) アジャイルの文化を活性化する (ch05) 顧客を受け入れる (ch06) 従業員を受け入れる (ch07) アジャイルエンタープライズにおける役割の進 化 (ch08) 学習する企業を構築する (ch09) 発見的なマインドセットを適用する (ch10) エンタープライズアイデアパイプラインを可視 化する (ch11) アイデアパイプラインをバックログに接続する (ch17) ユーザーストーリーで協力する (ch18) アジャイルな予算編成を推進する (ch19) アジャイルの成功指標を適用する (ch20) アジャイルで使える人事制度を考案する (ch21) アジャイルエンタープライズの物語 (ch22) 5

12.

『アジャイルエンタープライズ』目次 序文 (ch00) 遅延コストに優先順位を付ける (ch12) はじめに (ch01) リーンキャンバスでアイデアを捕まえる (ch13) 顧客価値駆動企業を思い描く (ch02) 顧客フィードバックを取り入れる (ch14) ビジネス成果を達成する (ch03) 要求ツリーを構築する (ch15) アジャイル銀河を構築する (ch04) アイデアをストーリーマッピングに分割する (ch16) アジャイルの文化を活性化する (ch05) 顧客を受け入れる (ch06) 従業員を受け入れる (ch07) アジャイルエンタープライズにおける役割の進 化 (ch08) 学習する企業を構築する (ch09) 発見的なマインドセットを適用する (ch10) エンタープライズアイデアパイプラインを可視 化する (ch11) アイデアパイプラインをバックログに接続する (ch17) ユーザーストーリーで協力する (ch18) アジャイルな予算編成を推進する (ch19) アジャイルの成功指標を適用する (ch20) アジャイルで使える人事制度を考案する (ch21) アジャイルエンタープライズの物語 (ch22) 5

13.

言ってることはシンプル 6

14.

言ってることはシンプル ‣顧客価値駆動の企業を目指す 6

15.

言ってることはシンプル ‣顧客価値駆動の企業を目指す ‣従業員がイキイキと働く 6

16.

言ってることはシンプル ‣顧客価値駆動の企業を目指す ‣従業員がイキイキと働く ‣アジャイルのマインドセットを組 織全体で身につける 6

17.

言ってることはシンプル ‣顧客価値駆動の企業を目指す ‣従業員がイキイキと働く ‣アジャイルのマインドセットを組 織全体で身につける ‣組織全体で継続して改善していく 6

18.

すげー普通 7

19.

副読本としての『リーンエンタープライズ』 8

20.

アジャイル開発:2つの特徴 適応型計画づくり 予測型計画づくり 人間重視 プロセス重視 https://www.youtube.com/watch?v=TgdFA72crHM 9

21.

https://en.wikipedia.org/wiki/Frederick_Winslow_Taylor

22.

科学的管理法 https://en.wikipedia.org/wiki/Modern_Times_(film) 11

23.

科学的管理法 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Thinker https://en.wikipedia.org/wiki/Modern_Times_(film) 11

24.

科学的管理法 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Thinker https://en.wikipedia.org/wiki/Modern_Times_(film) http://www.sherlockology.com/props/sherlocks-magnifier 11

25.

「タイガーチーム」のように働く “They are not merely avoiding paperwork or practicing flexibility.” 12

26.

「アジャイル」は形容詞 13

27.

「アジャイル」は形容詞 ‣アジャイル(agile): •[形]敏捷性がある •高速ではなく「軽やか」なイメージ 13

28.

「アジャイル」は形容詞 ‣アジャイル(agile): •[形]敏捷性がある •高速ではなく「軽やか」なイメージ ‣形容詞なので後ろには名詞を置く •「○ アジャイルエンタープライズ」 •「☓ エンタープライズアジャイル」 13

29.

だが「アジャイル」はすでに一般化 14

30.

だが「アジャイル」はすでに一般化 ‣大文字「Agile」は名詞として扱うこと が多く、そのほうが便利なことも多い 14

31.

だが「アジャイル」はすでに一般化 ‣大文字「Agile」は名詞として扱うこと が多く、そのほうが便利なことも多い ‣アジャイルを「やる」 •“Doing” Agile:開発手法を身につける 14

32.

だが「アジャイル」はすでに一般化 ‣大文字「Agile」は名詞として扱うこと が多く、そのほうが便利なことも多い ‣アジャイルを「やる」 •“Doing” Agile:開発手法を身につける ‣アジャイルに「なる」 •“Being” Agile:開発マインドを身につける 14

33.

アジャイルを「やる」 出典:Henrik Kniberg「What is Agile?」 https://blog.crisp.se/wp-content/uploads/2013/08/20130820-What-is-Agile.pdf 15

34.

スクラムの時代 https://www.scrumguides.org/ 16

35.

スクラムガイドからの抜粋 ‣3つの特徴 •軽量、理解が容易、習得は困難 ‣5つの価値基準 •確約、勇気、集中、公開、尊敬 ‣3本柱 •検査、適応、透明性 ‣3つの役割 (スクラムチーム) •プロダクトオーナー •開発チーム •スクラムマスター ‣5つのイベント • スプリント • スプリントプランニング • デイリースクラム • スプリントレビュー • スプリントレトロスペクティブ ‣3つの作成物 • プロダクトバックログ • スプリントバックログ • インクリメント 17

36.

第5章 アジャイルの文化を活性化する ‣仮説: •スクラムの5つのイベントのうち3つの名前を答えること はできても、アジャイルの12の原則のうち3つを答えるこ とはできない ‣検証結果: •(アジャイルカンファレンスの)109人の参加者のうち、 59%が5つのスクラムのイベントのうち3つを知っていま した(中略)12のアジャイルの原則のうち3つを知ってい たのは、わずか11%でした。 18

37.

アジャイル宣言の背後にある原則 ‣ 1. 顧客満足を最優先し、価値のあるソフトウェ ‣ アを早く継続的に提供します。 ‣ ‣ 2. 要求の変更はたとえ開発の後期であっても歓 度です。 ‣ します。一定のペースを継続的に維持できるよう 客様の競争力を引き上げます。 にしなければなりません。 3. 動くソフトウェアを、2-3週間から2-3ヶ月と ‣ 4. ビジネス側の人と開発者は、プロジェクトを 5. 意欲に満ちた人々を集めてプロジェクトを構 ‣ ‣ 10. シンプルさ(ムダなく作れる量を最大限に すること)が本質です。 ‣ 成します。環境と支援を与え仕事が無事終わる まで彼らを信頼します 9. 技術的卓越性と優れた設計に対する不断の注 意が機敏さを高めます。 通して日々一緒に働かなければなりません。 ‣ 8. アジャイル・プロセスは持続可能な開発を促進 迎します。変化を味方につけることによって、お いうできるだけ短い時間間隔でリリースします。 ‣ 7. 動くソフトウェアこそが進捗の最も重要な尺 11. 最良のアーキテクチャ・要求・設計は、自 己組織的なチームから生み出されます。 ‣ 12. チームがもっと効率を高めることができる 6. 情報を伝えるもっとも効率的で効果的な方法 かを定期的に振り返り、それに基づいて自分た はフェイス・トゥ・フェイスで話をすることです。 ちのやり方を最適に調整します。 http://agilemanifesto.org/iso/ja/principles.html

38.

課題① 開発チームだけアジャイルを「やっている」 20

39.

ウォーター“スクラム”フォール 21

40.

ウォーター“スクラム”フォール ここだけ↓アジャイル開発 21

41.

ウォーター“スクラム”フォール ここだけ↓アジャイル開発 DevOps的な?↑ 21

42.

ウォーター“スクラム”フォール ここだけ↓アジャイル開発 ↑ここもどうにかしたい DevOps的な?↑ 21

43.

ファジーフロントエンドの解決策 22

44.

ファジーフロントエンドの解決策 ‣リーンスタートアップ •建物の外に出ろ、BMLループ、MVP、リーンキャンバス、革新会計 22

45.

ファジーフロントエンドの解決策 ‣リーンスタートアップ •建物の外に出ろ、BMLループ、MVP、リーンキャンバス、革新会計 ‣デザイン思考 •共感から始めよ、ユーザーリサーチ、多様性のあるチーム、人間中心 設計、UXデザイン、クイック&ダーティプロトタイプ 22

46.

ファジーフロントエンドの解決策 ‣リーンスタートアップ •建物の外に出ろ、BMLループ、MVP、リーンキャンバス、革新会計 ‣デザイン思考 •共感から始めよ、ユーザーリサーチ、多様性のあるチーム、人間中心 設計、UXデザイン、クイック&ダーティプロトタイプ ‣アジャイルの拡張プラクティス •ストーリーマッピング、インパクトマッピング、イノベーションゲーム 22

47.

ファジーフロントエンドの解決策 ‣リーンスタートアップ •建物の外に出ろ、BMLループ、MVP、リーンキャンバス、革新会計 ‣デザイン思考 •共感から始めよ、ユーザーリサーチ、多様性のあるチーム、人間中心 設計、UXデザイン、クイック&ダーティプロトタイプ ‣アジャイルの拡張プラクティス •ストーリーマッピング、インパクトマッピング、イノベーションゲーム ‣プロダクトマネジメント •プロダクトロードマップ、ビジネス分析、ポートフォリオ管理 22

48.

宣伝 23

49.

アジャイルなデリバリーの実現😊 24

50.

課題② 価値のデリバリーだけアジャイル 25

51.

アジャイルなデリバリー(のうえ) 26

52.

アジャイルなデリバリー(のうえ) マネジメント/組織運営 26

53.

ジョン・P・コッター “従業員の50%以上、管理者の75%、さらにトップ経 営陣の全員が、大規模な変革が絶対に必要なのだと認 識することが要請される” 27

54.

経営者がコーチになり戦略をデプロイする Toyota Kata Culture: Building Organizational Capability and Mindset through Kata Coaching 28

55.

状況適応型のリーダーシップ 29

56.

状況適応型のリーダーシップ 29

57.

状況適応型のリーダーシップ 29

58.

コーチと岡目八目 30

59.

アジャイルコーチとは? 31

60.

アジャイルコーチの参考書 32

61.

「鏡」としてのアジャイルコーチ ‣1. 服を正しく着ていないことを 「把握」する(気づく) ‣2. 服を正しく着ていないことを 「通知」する(フィードバックする) ‣3. 服を正しく「着てもらう」 (ファシリテートする) 33

62.

1. 気づく ‣観察する 👀 •しばらく様子を見ること(パターンに注目しましょう) •言葉だけでなく、雰囲気やボディランゲージにも気を配ること ‣話を聞く 👂 •できるだけ相手のほうから話してもらうこと •相手の話に対して、こちらの興味や反応をきちんと示すこと ‣質問する ❓ •オープンクエスチョンを使うこと(YES/NOで答えられない質問) •「なぜ?」は攻撃的になるので、使い方に注意すること 34

63.

2. フィードバックする ‣許可を求める 👌 •先に信頼関係を築くこと(同じ話でも伝える人によって違う!) •適切な時期に伝えること(ex. 忙しいときは聞いてもらえない) ‣事実と意見を区別する 📈 ❤ •事実についてはデータや資料を使って伝えること •判断や感想については「私は〜」言葉を使うこと ‣伝え方を工夫する 💬 •「1 on 1」か「対チーム」かを使い分けること •相手に考えさせる、「当事者意識」の高まる伝え方をすること 35

64.

3. ファシリテートする ‣選択肢を出してもらう 💡 •思考の制約を外し、できるだけ多くアイデアを出してもらうこと •多くの人の意見を反映するために、付箋紙に書くなど工夫すること ‣合意を形成する 🙆 •健全な意見の衝突もあるので、対応方法を使い分けること •賛成/反対の二択ではないので「合意の段階」を使うこと ‣追跡 + レビューする ✅ •進捗状況をみんなが把握できるように見える化すること •定期的に「進捗どうですか?」をチームで確認してもらうこと 36

65.

アジャイルコーチのコンピテンシー アジャイル/リーンの実践者 ティーチング プロフェッショナルコーチング メンタリング ファシリテーション 技術の熟達 変革の熟達 ビジネスの熟達 https://medium.com/waicrew/-a15262375376 37

67.

変革リーダーシップ ITパフォーマンスが(多くの業種の) 組織パフォーマンスを向上させる 出典:2017 State of DevOps Report 39

68.

変革リーダーシップ ITパフォーマンスが(多くの業種の) 組織パフォーマンスを向上させる 出典:2017 State of DevOps Report 39

69.

変革リーダーの特性 出典:2017 State of DevOps Report 40

70.

3つのギャップとその対策 成果 行動 計画 41 Stephen Bungay The Art Of Action

71.

3つのギャップとその対策 成果 知識ギャップ 行動 計画 41 Stephen Bungay The Art Of Action

72.

3つのギャップとその対策 成果 知識ギャップ 行動 連携ギャップ 計画 41 Stephen Bungay The Art Of Action

73.

3つのギャップとその対策 成果 効果ギャップ 行動 知識ギャップ 連携ギャップ 計画 41 Stephen Bungay The Art Of Action

74.

3つのギャップとその対策 成果 詳細な情報 効果ギャップ 行動 知識ギャップ 連携ギャップ 計画 41 Stephen Bungay The Art Of Action

75.

3つのギャップとその対策 成果 詳細な情報 効果ギャップ 行動 知識ギャップ 詳細な指示 連携ギャップ 計画 41 Stephen Bungay The Art Of Action

76.

3つのギャップとその対策 成果 詳細な管理 詳細な情報 効果ギャップ 行動 知識ギャップ 詳細な指示 連携ギャップ 計画 41 Stephen Bungay The Art Of Action

77.

3つのギャップとその対策 成果 詳細な管理 詳細な情報 効果ギャップ 知識ギャップ ✔明確な方向性 (what and why) 行動 詳細な指示 連携ギャップ 計画 41 Stephen Bungay The Art Of Action

78.

3つのギャップとその対策 成果 詳細な管理 詳細な情報 効果ギャップ 知識ギャップ ✔明確な方向性 (what and why) 行動 詳細な指示 連携ギャップ 計画 ✔必要に応じて上位レベルの意図を伝える 41 Stephen Bungay The Art Of Action

79.

3つのギャップとその対策 成果 詳細な管理 詳細な情報 効果ギャップ 知識ギャップ ✔意図に沿った ✔明確な方向性 (what and why) 自由な意思決定権 行動 詳細な指示 連携ギャップ 計画 ✔必要に応じて上位レベルの意図を伝える 41 Stephen Bungay The Art Of Action

80.

2つの不安と2つの手法 ▲😖 生存不安 > 学習不安 ▼😌 エドガー・シャイン http://leadership.mit.edu/portfolio-item/ed-schien/ 42

81.

学習不安▼:しなやかマインドセット 43

82.

学習不安▼:事前ワークショップの実施 44

83.

学習不安▼:事前ワークショップの実施 ‣アジャイル開発の概要説明 •価値、原則、マインドセット、プラクティス 44

84.

学習不安▼:事前ワークショップの実施 ‣アジャイル開発の概要説明 •価値、原則、マインドセット、プラクティス ‣関係者の期待や要求の把握 44

85.

学習不安▼:事前ワークショップの実施 ‣アジャイル開発の概要説明 •価値、原則、マインドセット、プラクティス ‣関係者の期待や要求の把握 ‣開発の様子をシミュレーション •レゴスクラムを推奨します! 44

86.

学習不安▼:事前ワークショップの実施 ‣アジャイル開発の概要説明 •価値、原則、マインドセット、プラクティス ‣関係者の期待や要求の把握 ‣開発の様子をシミュレーション •レゴスクラムを推奨します! ‣(必要ならば)技術トレーニング •TDD/BDD、リファクタリング、CI/CD 44

87.

ワークショップのポイント1/5 ‣1. 大部屋を用意する •チーム全体を同席させる •情報ラジエーター、カンバンボード The digital Oobeya for global product development by Takashi Tanaka https://www.youtube.com/watch?v=ao29d29W9SI 45

88.

ワークショップのポイント2/5 ‣2. 絵を多用する •ペルソナ • 個人的には非推奨だが……。 • 「ジョブ理論」やCJMのほうが有益 •ワイヤーフレーム •UML(アジャイルモデリング) Mike Griffiths『PMI-ACP Exam Prep』 46

89.

ワークショップのポイント3/5 ‣3. 物語を活用する •利用シナリオを作りながら、プロダクトよ りもユーザー体験を重視する •ユーザーストーリー <ユーザー>として <機能>がほしい。 それは<理由や目的> のためだ。 47

90.

ワークショップのポイント4/5 ‣4. DONEを意識する •さまざまなレベルで「DONEの定義」を明 確にしておくことが重要 •何が「終了」すればいいのか? •何が「完了」すればいいのか? •何が「完成」すればいいのか? 48

91.

ワークショップのポイント5/5 ‣5. 意思決定の方法を工夫する •ドット投票(シールで投票) •Fist-of-Five(指の数で賛成度を示す) •意思決定スペクトラム (合意の段階) 49

92.

学習不安▼:改善のカタ 50

93.

コーチングのカタ 出典:『カンバン仕事術』(オライリー・ジャパン) 51

94.

改善の風景 http://www-personal.umich.edu/~mrother/Handbook/Practice_Guide.pdf 52

95.

J・シュックの文化モデル 何をするか 価値観や態度 文化 53

96.

J・シュックの文化モデル 何をするか 価値観や態度 文化 53

97.

J・シュックの文化モデル 何をするか 価値観や態度 文化 53

98.

J・シュックの文化モデル 何をするか 価値観や態度 文化 53

99.

例:アンドンコード 54

100.

権限範囲をできるだけ下げる 55

101.

Tabakaの自己評価シート 自己組織化 意思決定権 ビジョンと成功 コミットメント 信頼 参加型意思決定 合意重視 建設的反対 http://leadinganswers.typepad.com/leading_answers/2008/02/collaboration-t.html 56

102.

"組織を変える"のではなく "組織が常に変わる"ようにする 57

103.

課題③ 変わるのはいいが意思決定は大変 58

104.

これまでの意思決定 委員会による決定 財務モデリング 偉い人が決める 製品ポートフォリオ なんとなく決める 59

105.

オプションの原則(ホライゾン) Baghai, Coley, White The Alchemy of Growth 60

106.

オプションの原則(ホライゾン) Humble, Molesky, O’Reilly, Lean Enterprise: How High Performance Organizations Innovate At Scale 61

107.

ポートフォリオ:リスクとリターンの非対称性 62

108.

年次予算の問題(難問) ダイナミックな資源配分に変える 予算はどこ まで使える? やる価値は あるかな? 正当化できる? 63

109.

バックログの項目多すぎ問題 新規で 追加して いいの? 64

110.

待ち時間が長すぎ問題 待ち時間 https://medium.com/waicrew/-7443a209349f 65

111.

遅延コスト(CoD) 66

112.

遅延コスト 67

113.

遅延コスト ‣バックログに入れるだけでは着手されない 67

114.

遅延コスト ‣バックログに入れるだけでは着手されない ‣それが必要なときに「使えない」ことで、ど れだけの金銭的損失が生じるかを計算すべき 67

115.

遅延コスト ‣バックログに入れるだけでは着手されない ‣それが必要なときに「使えない」ことで、ど れだけの金銭的損失が生じるかを計算すべき ‣さらに、期間を考慮したものをCD3(Cost of Delay Divided by Duration)と呼ぶ 67

116.

遅延コスト ‣バックログに入れるだけでは着手されない ‣それが必要なときに「使えない」ことで、ど れだけの金銭的損失が生じるかを計算すべき ‣さらに、期間を考慮したものをCD3(Cost of Delay Divided by Duration)と呼ぶ ‣ref. 遅延コストとは何か? https://medium.com/waicrew/-7443a209349f 67

117.

企業価値曲線 68

118.

企業価値曲線 68

119.

企業価値曲線 68

120.

まとめ 69

121.

まとめ ‣開発チームでアジャイルを「やる」 だけじゃ足りない。 69

122.

まとめ ‣開発チームでアジャイルを「やる」 だけじゃ足りない。 ‣組織全体でアジャイルに「なる」。 そのために相互にコーチングする。 69

123.

まとめ ‣開発チームでアジャイルを「やる」 だけじゃ足りない。 ‣組織全体でアジャイルに「なる」。 そのために相互にコーチングする。 ‣ホライゾン、ポートフォリオ、遅延 コストなどで戦略的に意思決定する。 69

124.

すげー普通 70

125.

「普通」は変わる 71

126.

DON’T DO TRANSFORMATIONAL 変革プログラムを実施するのではなく… CHANGE PROGAMS… DO CONTINUOUS TRANSFORMATION 継続的に変革していこう @barryoreilly 72

127.

継続的な変革のお供に 73