コミュニティとのゆるいつながりの中での恩送り

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April 16, 22

スライド概要

恩送り NiGHT 2022/01/29 LT

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Qiita や Zenn でいろいろ書いてます。 https://qiita.com/hmatsu47 https://zenn.dev/hmatsu47 MySQL 8.0 の薄い本 : https://github.com/hmatsu47/mysql80_no_usui_hon Aurora MySQL v1 → v3 移行計画 : https://zenn.dev/hmatsu47/books/aurora-mysql3-plan-book https://speakerdeck.com/hmatsu47

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

コミュニティとの ゆるいつながりの中での 恩送り 恩送り NiGHT 2022/1/29 まつひさ(hmatsu47)

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コミュニティとの ゆるいつながりの中での 恩送り と、職場 恩送り NiGHT 2022/1/29 まつひさ(hmatsu47)

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自己紹介 松久裕保(@hmatsu47) ● https://qiita.com/hmatsu47 ● 何してる人? ○ 名古屋で Web インフラのお守り係をしています ○ 元情シス(兼務含め 10 年ちょっと?) ○ AWS とか DB とかそんな感じのコミュニティに出入りしてます ○ 運営にはほぼノータッチです(運営側は一度だけ) 3

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今回の登壇 ● 枠が空いているのを見て ○ 話すことを思いついた(多分)ので視聴者枠から移動 ● しかし、次の日には ○ 思いついたのが何だったのか思い出せず 4

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あらためて考え直した本日のお話は ● 40 歳を過ぎて突然外のコミュニティに参加し始めて ● 勢いだけで急に何かをアウトプットし始めて ● 外のコミュニティとゆるく繋がりながら ● その経験をもとに職場との付き合い方を見直しつつある みたいな話 5

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あれ? ● 恩送りはどこへ行った? どこかで出てくるはず 6

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(外の)コミュニティ参加のきっかけ ● 今から 8 年前の春 ○ 大学生時代以来 20 年ぶりに情報処理技術者試験を受けることに ■ 大学生当時は受験料が 3,000 円台(まだ JIPDEC が試験をやってた頃) 7

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(外の)コミュニティ参加のきっかけ ● 今から 8 年前の春 ○ 大学生時代以来 20 年ぶりに情報処理技術者試験を受けることに ■ 大学生当時は受験料が 3,000 円台(まだ JIPDEC が試験をやってた頃) 今は(SC 以外)第 29 条? 8

9.

(外の)コミュニティ参加のきっかけ ● 今から 8 年前の春 ○ 大学生時代以来 20 年ぶりに情報処理技術者試験を受けることに ■ 大学生当時は受験料が 3,000 円台(まだ JIPDEC が試験をやってた頃) ● 参考になる情報を探して Web を見ていたところ ○ 名古屋のセキュリティ勉強会が(数年ぶりに)復活開催、の情報 あり ○ すぐに申し込み→当日は同僚を誘って参加 9

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はじめてのコミュニティ参加 ● 勢いで懇親会まで参加 ○ みんなに仲良くしてもらえた ● 調子に乗って ○ 他の勉強会も探す→名古屋開催は少なかった ○ 東京・大阪周辺には多そう→行ってしまえ! 10

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はじめてのコミュニティ参加 ● 勢いで懇親会まで参加 ○ みんなに仲良くしてもらえた ● 調子に乗って ○ 他の勉強会も探す→名古屋開催は少なかった ○ 東京・大阪周辺には多そう→行ってしまえ! …というのが大体 7 年前 11 https://illustimage.com/?id=5927

12.

当時は ● ただの参加者 ○ 聞いてる(見てる)だけ ○ アウトプットすることは考えず ■ ブログなし ■ Twitter アカウントもなし http://irasutoya.blogspot.com/2019/09/blog-post_91.html 12

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アウトプットのきっかけ ● 件のセキュリティ勉強会で ○ LT 枠(3 分間)がたまたま空いていた ○ 話せそうなネタがたまたまあった→行ってしまえ! 13

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アウトプットのきっかけ ● 件のセキュリティ勉強会で ○ LT 枠(3 分間)がたまたま空いていた ○ 話せそうなネタがたまたまあった→行ってしまえ! ● しかし、当日 ○ 本編の質疑応答が長引いて時間が押していた ○ 急遽 LT のレギュレーションが 1 人 1 分に 14

15.

アウトプットのきっかけ ● 件のセキュリティ勉強会で ○ LT 枠(3 分間)がたまたま空いていた ○ 話せそうなネタがたまたまあった→行ってしまえ! ● しかし、当日 ○ 本編の質疑応答が長引いて時間が押していた ○ 急遽 LT のレギュレーションが 1 人 1 分に ○ 惨敗 15

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ネタがもったいなかったので ● お焚き上げ記事で Qiita デビュー ○ (ニッチなネタの割に)まあまあ読んでもらえた https://qiita.com/hmatsu47/items/476d446887244de17ae4 16

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ネタがもったいなかったので ● お焚き上げ記事で Qiita デビュー ○ (ニッチなネタの割に)まあまあ読んでもらえた https://qiita.com/hmatsu47/items/476d446887244de17ae4 ○ 書きためた記事が後々コミュニティでの交流に役立つことに 現時点で 150 本ぐらい 17

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その頃、仕事では ● オンプレサーバ・ストレージが壊れ続ける ○ 毎月のように障害イベント発生(確変タイム突入) ○ たまたま本番環境だけは致命傷を逃れ続ける ● 紆余曲折を経て、突然 AWS へ移行することに ○ AWS のイベント・勉強会の世界に足を踏み入れる 18

19.

そして AWS への移行が完了 ● 灰になる ○ もう仕事をする気が起きん(燃え尽きた) ○ ただ、ここで得た知見は無駄にしたくない 19

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そして AWS への移行が完了 ● 灰になる ○ もう仕事をする気が起きん(燃え尽きた) ○ ただ、ここで得た知見は無駄にしたくない ● 移行翌年に JAWS-UG 名古屋で LT 登壇 ○ 2 年半越しのリベンジ(死語)達成 https://qiita.com/hmatsu47/items/b0437f0cfb20ee7f0602 JAWS-UG logo is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial 4.0 International License. 20

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恩送り ● 知ったのはこの頃 ○ そーだいなるらくがき帳 https://soudai.hatenablog.com/entry/2021/02/02/200104 21

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恩送り ● 知ったのはこの頃 ○ そーだいなるらくがき帳 https://soudai.hatenablog.com/entry/2021/02/02/200104 22

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恩送り ● 知ったのはこの頃 ○ そーだいなるらくがき帳 https://soudai.hatenablog.com/entry/2021/02/02/200104 ○ 自分の中でうまく言語化できていなかったことが書かれていた ○ 自分が得た知見は誰かに伝えていくことをあらためて決意 ● LT 〜 20 分枠ぐらいの登壇を中心に ○ 東京・大阪周辺以外の地方にも足をのばし始める 23

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特に影響を受けたコミュニティ&イベント ● 情報セキュリティ界隈のコミュニティ(前述) ● July Tech Festa ○ インフラエンジニアの祭典 ○ 技術以外の話を聞くきっかけにもなった ● DB 界隈のコミュニティ(MySQL・PostgreSQL など) ○ Twitter で多くの人たちと繋がるきっかけに ○ 恩送りを知るきっかけにも 24

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特に影響を受けたコミュニティ&イベント ● JAWS-UG(AWS ユーザ会) ○ 全国区のイベントと地方の勉強会のギャップが魅力 ● インフラ勉強会 ○ オフラインとは違う層の人たちが集っていたオンライン勉強会 ○ ここから巣立っていった若手たちも何人か…? ● 技術書典 ○ 技術同人誌の世界の盛り上がりを知る 25

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余談/こんなものも ● MySQL 8.0 の薄い本 ○ GitHub で無償配布 ■ BOOTH では 100 円+送料で ■ 実際には Boost してくれる人もちらほら ■ 無料で出す→プロの仕事を侵食してはダメ ■ 「きっかけを見つけてもらうため」の本 https://qiita.com/hmatsu47/items/ceb75caf46e3c761095d 26

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コミュニティとの付き合い方 ● 興味があることにはどんどん参加する ○ オンライン勉強会時代に突入してからは特に ● お金はケチらない ○ イベントの個人スポンサー枠があれば申し込む ● ただし深入りし過ぎない ○ それぞれに意思を持つ他人の集まり ○ 自分の考えで都合よく動かしてよいわけではない 27

28.

失敗 ● 資料として残すのは自粛 28

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コミュニティに参加し続けて思ったこと ● とにかく若い人たちがすごい(語彙力) ○ いつまでも年長者が威張ってばかりいられない ○ 世代交代は大事 ● 話を聞く・教わる機会を作るのも恩送りかも ○ 他人に伝える・教える=聞く・教わる側以上に伝える・教える側 の理解や知識が深まる 29

30.

職場でのポジショニングと人との関わり方を見直す ● ポジションへの幻想を捨てる ○ 職位が上=視座が高い・視野が広い ● 人の育成は管理職だけが持つ責務ではない ○ 職位に関係なく支援はできるしする責務がある(お互いに) ● 自分が目立つ必要はない ○ ポジションと機会はこれからの人たちのために 30

31.

そして ● SRE チーム正式発足を機にチームのトップを後輩へ ○ 現在は 2 まわり下の後輩の部下として働く ● まわりの人が手を出しづらい領域を拾っていく係に ○ スーパー隙間産業 ○ 勉強会で知り、自分自身で試したことを(チームの垣根なく) フィードバック中 31

32.

最後に ● 外のコミュニティへの参加=恩送りの良い機会 ● 内のコミュニティとの付き合い方を変えるきっかけにも 32