中小企業に就職して転職せず30年。結果どうなった?

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August 26, 26

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Qiita や Zenn でいろいろ書いてます。 https://qiita.com/hmatsu47 https://zenn.dev/hmatsu47 MySQL 8.0 の薄い本 : https://github.com/hmatsu47/mysql80_no_usui_hon Aurora MySQL v1 → v3 移行計画 : https://zenn.dev/hmatsu47/books/aurora-mysql3-plan-book https://speakerdeck.com/hmatsu47

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各ページのテキスト
1.

中小企業に就職して転職せず30年。 結果どうなった? キャリア LT 会 #4 2026/8/26 まつひさ(hmatsu47)

2.

自己紹介 松久裕保(@hmatsu47) ● https://qiita.com/hmatsu47 ● 現在: ○ 名古屋で Web インフラのお守り係をしています ○ SRE チームに所属しつつ技術検証の支援をしています ○ 大学時代は経営学科で会計制度の勉強をしていました ○ 趣味で小学生の頃からパソコンを触っていました 2

3.

おことわり ● n=1 の話です ○ 再現性はないです ○ 他人にはおすすめしない判断・行動の話も出てきます 3

4.

「結果」を先にいうと ● 士業系グループに入って 30 年間ずっと平社員 ○ マネージャーを目指さなかった(目指せなかった)人の末路? ● 年収は新卒時代の 4 倍くらい ● 所属は情シス→ ASP(のち SaaS)事業と兼務→ SaaS 専任 ○ 現在は SRE チーム ● 全国各地のカンファレンス・勉強会を飛び回る 4

5.

新卒・若手時代 5

6.

当時としては先進的な士業系グループで ● 一人一台 PC 貸与 ○ 総勢 180 人くらい ○ ちょうど入社した年に Windows 95 機に一斉交換 ● 社内 LAN 敷設 ○ なにげにインターネットにも接続 ■ 割り当てられたグローバル IP アドレス空間はクラス C ● ビル間はレーザー装置で接続 6

7.

でも ● 情シスを希望して入ってみたら ○ 先輩社員たちは忙しそう ■ 上司が病気で実質休業中、出社しているのは先輩 2 人 ○ 自分は実質ヘルプデスク担当、といいつつ ■ 固定的な仕事はほぼなし ■ 変化の真っ只中→「新人に何を教えるべきか」の選定が難しい ■ 一方で業務部門が遅くまで仕事をしているので、そのペースに合わせて社内 システムの「お守り」をしなければならず、自分自身が暇でも帰れない 7

8.

現実は厳しかった ● 転職だ! ○ でも就職氷河期真っ只中で難しい ■ ただの「セルフ戦力外」になってしまう 8

9.

いろいろ考えた ● 転職は頭の片隅に ● 仕事は待っていても降ってこない ○ 自分で見つけよう ■ なんなら偽造・捏造 ● 技術スキルは自分で身につけよう ○ 本を読む ○ 実際に手を動かす 9

10.

始めたこと ● 経済紙(誌)を読みながら社会情勢を追う ● 社内に転がっていた古い機器を使って色々なものを作る ○ 例 : Linux ローカルルータ、リモートアクセスサーバー ● その他、興味を持ったことに首を突っ込む ○ 社内(グループ内)活動→次のページ ○ 社内勉強会も開催 10

11.

社内(グループ内)での活動 ● 総務や他部門(他法人)のお手伝い ○ 採用などのイベント準備・運営の手伝い ● 厚生活動(業務外の繋がりづくり) ○ 野球部(草野球) ■ 左利きなのでピッチャーも ○ 管理のお手伝い 11

12.

情シス内で提案が通るようになって ● コンピュータウイルス対策ソフトの導入 ● 社内ネットワークの再設計・再構築 ○ グループ内の人数が増えてクラス C 1 個では無理→ L3SW 導入 ○ 遠隔拠点開設時の回線敷設手続き・LAN 配線・VPN 接続 ● 個人情報保護法対応 ● Windows NT ドメイン再構成→その後 AD 移行 ○ AD 移行時 DNS まわりでちょっと失敗したが無事完了 12

13.

突然の転籍 13

14.

GW 明け「お前ら 4 月 1 日に遡って転籍な」 ● 大手製造業との合弁事業(ASP 事業)が始まる ○ プラットフォーム構築・運用は相手にお任せしつつ、自社提供 サービスのアプリケーションを開発・運用 ■ 情シス時代に使っていたグループウェア上での開発経験を生かして 14

15.

打ち合わせ出張を楽しむ ● 毎月のようにお互いの拠点を行き来してミーティング ○ 小旅行感覚 ○ 他社の組織風土に触れられたのが収穫 15

16.

予期せぬ離脱 16

17.

ピンチ①原因不明の体調不良 ● 合弁解消でインフラ移行を進めていた最中に ○ 健康上の問題が見つかって検査入院 ○ 大事にはいたらなかったが、その後原因不明の体調不良に ■ 出社してもまともに仕事ができない日々 17

18.

悪いことは重なる ● オフショア開発でトラブル→移行が延期 ○ 外注でプラットフォームなどを作り直していた→完成せず ○ そんな中自分は解決に加わることができず→ついに休職 18

19.

休職はしたけれど ● 正式な診断が出ない(病名が付かない) ○ 労務不能の診断が得られず→傷病手当金の受給条件を満たせず 19

20.

半ば無理やり ● 1 ヶ月後に(体調は良くなっていなかったが)復職 ○ フルタイムで働けないので週 3 程度で不定形の勤務 ■ 業務上の成果は出ないが本人は必死 ■ 側から見るとただサボってるだけの人 20

21.

不調は 7 〜 8 年継続 ● 波がありながら徐々に良くなる ○ 少しずつ仕事ができるように ○ その間に SaaS のシステムリプレースを 2 回主導 ■ 1 回目は委託先からの巻き取りとブレードサーバー・SAN 導入 ■ 2 回目は DR サイト構築と仮想化 21

22.

必然の失敗 22

23.

ピンチ②システムリプレース失敗 ● 初回(自社巻き取り)は成功→ 2 回目のリプレースで失敗 ○ プロジェクト管理をしながら最前線で作業していた ■ 例 : DR サイト構築時は自分が出張して作業(アンチパターン) ○ プロジェクトメンバーに任せていたタスクの未実施が移行当日に 発覚 ■ その場でリカバリーしたものの、そこに罠が潜んでいた ■ 翌営業日に通常レベルの負荷がかかったタイミングでシステムダウン ■ 負荷テストの実施条件が不十分でテストをすり抜けてしまっていた 23

24.

「独学」「我流」の限界を痛感 ● やはりセオリーは大事 ○ 「スタンダードなやり方」はどうなんだろう? ○ とりあえず IPA 試験を(大学生時代以来 20 年ぶりに)受けてみるか ■ 大学時代にはまだ IPA は存在しなくて JITEC(JIPDEC)試験だったけど ● 社外コミュニティから学ぼう 24

25.

コミュニティに 助けられる 25

26.

オンプレ→ AWS 移行時① ● DB のチューニングに悩まされる ○ AWS サポートではなく OSS コミュニティの知恵に助けられる 26

27.

オンプレ→ AWS 移行時② ● プロジェクト管理をしていた後輩が途中でギブアップ ○ 突然の引き継ぎ ■ gdgd になりながらなんとか終える ● 他にも悪いことが重なる→突発性難聴に ○ 病院通い→点滴生活 ○ インフラ勉強会(オンライン開催)の温かさに助けられる 27

28.

コミュニティへの 恩返し・恩送り 28

29.

助けてもらったので ● AWS 移行時の苦闘と知見について Qiita に投稿 ● その後 JAWS-UG 名古屋で発表 ○ 後のコミュニティ登壇のきっかけに ● 「MySQL 8.0 の薄い本」を公開(配布) 29

30.

インフラ勉強会でも ● AWS や DB の勉強会を数回主催 30

31.

そして 31

32.

世代交代 ● SRE チーム立ち上げに際して ○ 最初はリードするポジションで動く ○ 正式な組織に「昇格」するタイミングで後輩にバトンタッチ ■ 「平社員」生活の「仕上げ」フェーズへ 32

33.

今 ● AI コーディング導入など「いまどき」の業務に関わる ● 全国各地のカンファレンス・勉強会を飛び回る ○ 一般参加、ときどき登壇・当日スタッフなど 33

34.

振り返ってみると ● 若い頃の業務やその周辺でやってきたことの延長線上で 行動していた 34

35.

結果:あんまり変わってない と言えるかも 35

36.

突然の宣伝 36

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9/13(日)第十四回技術書同人誌博覧会にて ● 「俺の勉強会」で共同執筆した同人誌を頒布! https://gishohaku.connpass.com/event/393530/ https://gishohaku.dev/gishohaku14/circles/OmOMZHzKu7kIfnfHIrRI 【注】当日私はいません 37