技術書を集中して読むために新たに始めた方法が自分にクリティカルヒットした話​

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October 09, 24

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各ページのテキスト
1.

技術書を集中して読むために 新たに始めた方法が自分にク リティカルヒットした話 binnmti(松井 敏)

2.

加齢 • 1冊の技術書を最後まで読めなくなった

3.

発見 • ある方法で本を読んでみたら驚くほど集中して1冊読むことができた

4.

結論 • その方法はツイートしながら読む

5.

きっかけ • 友達が数人で読書グループを作っていた。

6.

方法 • 本を読んだらハッシュタグをつけてツイートする。これだけ

7.

参加 • で、そのグループを友達がやっているのを知っていたので、読みた い技術書ができたときに参加した

8.

実況中継 • その時に、なんとはなしに、読後報告だけでなく、実況中継的にツ イートしながら読んでみようと思った

9.

アウトプット • 本を読むときは、頭の中でいろいろ考える。それをアウトプットしなが ら読むことにした

10.

ちっちゃいことは • あとは気になった内容や難しいキーワードなども適当にツイートした。 文章の精度はほぼほぼ気にせず誤字もあまり修正しなかった。

11.

桃ノ木 • グループ名に合わせてなるべく朝30分だけツイートしながら読むよう にした。これを数日続けたらビックリすることに気づいた

12.

溜め… • ツイート読みは読書の妨げにはなるけれど、あとから見返せるなど のメリットがあると思って深く考えずにやった。ところがこのツイート 読みは普通に読むより…

13.

全集中 •ずっと集中して読 めた!

14.

集中 • 1日30分ツイートしながら読む。これでビックリするぐらい集中して読 める。読んでいる間に他のことを考えることがほぼない。

15.

時間設定 • 何が良かったか?まず30分という時間設定が良かったと思っている。 これより長いと集中力が持たない気がする

16.

慣れ • さらにツイートという読書と関係ない作業が、実はより深く集中できる 要因だと思った • 目で読んで、頭で考えて、それを書く。書くことでより深く読める。 • 考えてみると学校の授業もこれに近い。義務教育でこのスタイルに ある程度最適化されているかもと思った。

17.

共感 • 読書会のメンバーにこの話をしたら、みんなが分かる!という反応 だった

18.

クリティカルヒット • 結果ツイート読みと読書グループのおかげで、技術書が読めないと 悩んでいたのに30分を8日で1冊読めてしまった。普段の読書よりも ずっと速い。まさにクリティカルヒットした

19.

その後、約1年で読んだ本 • F#入門 • スマートコントラクタ開発入門 • 新しいLinuxの教科書 • ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書 • テクノロジーが予測する未来 • ノンデザイナーズデザインブック • 現場で役立つシステム設計の原則 • Xamarin.Forms入門 • 良いコード悪いコードで学ぶ設計入門

20.

読書グループポイント • グループ名は「朝の読書30分一本勝負」という名前(ちなみに朝でなくて 良い)。 • 自分が読んでいることをツイートする。ほかの人のツイートを見る。こ れだけで読書が共通体験になる • 共通体験になることでほかの人がやっていることに触発されたり、し ばらく止めてても再開するモチベーションにしやすい • みんチャレというアプリがあるがそれよりゆるめ • できれば顔を知っている相手と少人数でやった方が良いかも • Discordのようなクローズドコミュニティの方がベターかも • 読書習慣のためにとても良いのでおススメ

21.

ツイートポイント • ツイートごとにハッシュタグはつけている • 書ける文字の量は減るが、これによって世の中に対してツイートして いるのではなくて、この本の内容をツイートしているという表明になっ ている気がする • なので、誤字とかもあまり気にしなくて書けるし、連続ツイートの罪悪 感みたいなのもない(←もともとそういうのは感じないけれど。。) • ツイート読みもう一つ副産物としてツイート内容にいいねがついたり、 分からないことの回答がくることすらある • 本によってリアクションする層が結構変わるのも面白い

22.

まとめ • ここ5年ぐらい技術書が集中して読めなかった僕がツイートしながら 30分読むだけで、今年1年は集中して10冊ぐらい読めた • 内容の把握度がめちゃ高い。正直生きてきて一番集中して読めてい る気さえする。 • とはいえそれでも読書習慣として間隔が空くことはある。そこは読書 グループが良い方向に作用している • ツイート読み&読書グループおすすめです!