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July 17, 18
スライド概要
Notes/Dominoの@関数を取り上げながら、調べたこと、経験したことを雑談してゆこうと思います。
第4回は @AttachmentNames・@DocMark・@DocNumber について
-notes knows community- 2018/07/11 @関数Talk 第4回 公開版 ネオアクシス株式会社 阿部覚 (tw:) @abesat
前回、この関数をいじってほしいと いうご要望がなかったように思うの で… 今回も@ランダムにまいります。
@AttachmentNamesの 雑談
IBMさんのヘルプ 「添付ファイル名」を返す関数です 実は引数もあったんだ! 初めて知りましたが、よくわからないので今回はスルー
ここでお話ししたいこと 少なくとも当面の間、 添付を行うフォームには @AttachmentNames式を含む 計算結果フィールドを置きましょう
なぜかといえば、何もしなければ 添付ファイル名は検索の対象外だから この件についてはIBMさんのサポートに解説があります。 添付ファイルのファイル名が検索でヒットしない http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21693999 添付ファイル名は$Fileフィールドにあって云々・・ 関心がある方はお読みください
全文索引のオプションで 添付ファイル内の文字列は検索できるのに そのファイル名が取れないのは 妙な感じもしますが… IBMさんもそう思ったのか、 Notes 9.0.1 FP9or10から 添付ファイルは検索対象となりました
ただし、まだ @AttachmentNamesを使う方法には 有効性があると思います。 Notes 9.0.1 FP9や10を導入している環境でも 過去に作られたアプリケーションは にわかに検索対象とならないかも @AttachmentNamesを使ったフィールドがあれば 索引のないアプリでも ファイル名で検索できるはず♥
@DocMarkの 雑談
IBMさんのヘルプ
私も正直なところ、 使ったことのなかった関数です。 ヘルプを読んだところで 興味をひかれましたが いまいちピンとこない… ヘルプには使用例がひとつだけあったので 参考に、こんな式のエージェントを 作ってみました。
全文書選択して実行 1文書ごとに 更新しますか?と聞いて くるので 回答を交互に変えたら
こうなりました! なるほど。。
IBMさんのヘルプ ここで、冒頭のヘルプを もう一度。 「エージェントで」って 書いてあるけど、 エージェントじゃないと だめなの?
そこで、 同じ式でビューアクションを つくりました
ビューアクションの式だと 1回に1文書ずつしか 更新しませんが、 まずは上の文書で
「はい」で回答 なんだ、できるじゃん♥
次に、下の文書で 「いいえ」で回答
な、何だって~!
上の文書に対する競合とかではなく 親文書が存在しない、変な競合文書が できていました。 ということで さしあたっての実験結果からは、 @DocMarkは、 状況によってけっこう使えそうだけど、 使うなら、ヘルプどおりにエージェントで、 ということになりそうです。 単一文書しか更新しないビューアクションでは、そもそも必要性が薄そうだし…
@DocNumberの 雑談
要するに、これです! 新規にビュー作成した時や 列を追加したときに 「1」「2」「3」…と表示される デフォルトの文書番号 カテゴライズされたビューでは 「1.1」「1.2」「2.1」 …など 小数で表示
「ビューの #」 となっていますが、 「式」に切り替えると @DocNumberであるこ とが分かります。
IBMさんのヘルプ 昔、何とか値を取り出そうと四苦八苦したことがありましたが ダメでした
IBMさんのヘルプ よく見ると、 ウィンドウタイトル式にも 使える??
試してみました。 フォームの ウィンドウタイトルに 指定し ビューから 文書を開くと… 本当だ! タブ幅の節約によいかもしれません
今回もありがとうございました!