【Unity道場スペシャル 2017幕張】大学、専門学校でunityの講座をおこなった感触

>100 Views

October 02, 17

スライド概要

2017/9/23に開催されたUnity道場スペシャル 2017幕張のLT講演スライドです。
講師:奥出 成希(立命館大学 教授、京都コンピュータ学院 講師)

Unityのイベント資料はこちらから:
https://www.slideshare.net/UnityTechnologiesJapan/clipboards

profile-image

リアルタイム3Dコンテンツを制作・運用するための世界的にリードするプラットフォームである「Unity」の日本国内における販売、サポート、コミュニティ活動、研究開発、教育支援を行っています。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

奥出 成希 (Seiki Okude) フリーランスのプログラマー 立命館大学 映像学部 教授 京都コンピュータ学院専門学校 講師 sokude

2.

Unityの講座でプログラミングに関する部分 みなさんはどうされていますか?

3.

どれくらいのプログラミング能力を求めるか クラスちゃんとつくれる?継承できる? ポリモーフィズムわかる? テンプレートちゃんと使えてる? GetComponetの<>の意味把握できてる?

4.

どれくらいのプログラミング能力を求めるか アルゴリズムってわかる? 冗長なプログラムをきれいにまとめ上げるのっ て重要だよ? …なんて話をすると学生が渋い顔をしてしまし ます。

5.

本日のLTの趣旨 UnityでのC#プログラミングはそれなりに敷居が高い。 学生から聞こえてくる声もUnityでの制作は楽しいが、プログラミン グがわからないといったものが多い感触。 かといって、ガッツリとC#のプログラミングの勉強をするわけにも いかない事情もあり。

6.

本日のLTの趣旨 学校のポリシー、対象学生、スキルの傾向など 事情はいろいろあります。

7.

本日のLTの趣旨 プログラミングに限らず、デザイン、サウンド、企画など ゲーム制作にかんする全てのものに当てはまります。

8.

本日のLTの趣旨 本日のLTでは先生方と情報共有のきっかけが作れれ ばいいなと考えて登壇しました。

9.

担当したUnity関連の講義 ● 全15回でUnityでの制作の基本を一通り網羅する ○ C#プログラミングについてはサンプルの提示とその解説を 行うだけで、体系だてたプログラミングの講義は行ってい ない ○ 最終課題として配布したサンプルを改造したてゲーム作品 を何か1つ作成する

10.

担当したUnity関連講義 ● Unityをつかったゲーム制作実習 ○ 4~8人のチーム制作 ■ 企画、スケジュール、アートワーク、コーディングなどをメンバーで分担して制作を 行う ○ 雛形ゲームを3種類用意して好きなのを選ばせる ■ サードパーソンアクション、インベーダータイプのシューティング、ツムツム風の2D 物理パズル ○ 雛形ゲームをベースにしても良い、フルスクラッチしても良い

14.

担当したUnity関連講義 ● プランナー向けゲーム企画講座 ● 別の先生のUnityの基礎講座を受講済み ● 前述の3つの雛形ゲームを改造して面白いゲームにする ● 全15回の講座の5回分で1つの雛形の改良案を提示して実装するところまで ● 企画から実装までの瞬発力を養う ○ Unityを使うととても速く実装できる

15.

授業の結果 プログラムのスキルの差がやはり作品の質に大きく影響している。 この差をいかに埋めるのか 埋めるのにやはりプログラミングは必要なのか 他に方法があるのか、模索していきたいと考えています。

16.

Unity道場京都スペシャル2 (2017-11-18) 京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校で 開催されます。 奥出は参加申し込み済みです(笑)