BIMからはじまる異世界転生 ~Unity Reflect が叶える新しい建築の世界~

3.9K Views

November 02, 21

スライド概要

2021/10/28に開催された ArchiFuture2021 の講演スライドです。
講師:竹内 一生(ユニティテクノロジーズジャパン株式会社)

Unityのイベント資料はこちらから:https://www.slideshare.net/UnityTechnologiesJapan/clipboards

profile-image

リアルタイム3Dコンテンツを制作・運用するための世界的にリードするプラットフォームである「Unity」の日本国内における販売、サポート、コミュニティ活動、研究開発、教育支援を行っています。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

BIMからはじまる異世界転生 Unity Reflect が叶える新しい建築の世界 竹内 高橋 一生 | 忍 | Developer Advocate - AEC Project Manager | |

2.

Unity について ゲーム産業 リアルタイム3D描画エンジンを搭載した、 統合型開発ツール ゲーム・コンテンツ 製造業・建設業 リアルタイム3D ソリューション

3.

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン(UTJ) ● ● ● ● 代表取締役:堀田 徹哉 所在地:東京都中央区銀座 従業員数: 約90名 組織、事業 ○ ゲーム ○ インダストリ ■ 製造業(ATM) ■ 建設業(AEC) ○ その他 ■ メディア&エンターテインメント、教育、クラウ ド ● 開発、サポート ■ ニンテンドー・スイッチ ■ 映画・アニメ向け機能開発

4.

Our Reach 27億 600億 800万 Unityの月間アクティブユーザー数 過去12ヶ月間 Unityで作られたインストール数 開発者コミュニティ 71% 50% 60% Unity製のモバイルゲーム トップ1,000 新規で開発されたUnity製の モバイルゲーム Unityで開発されている AR/VRコンテンツ

5.

私たちはリアルタイムで業界に革命を起こしている Real-time collaboration Real-time digital twin Real-time storytelling Interactive shopping Interactive products Simulate anything

6.

デジタルツインの利点 Powered by Unity Digital Representation Right-time Data Planning & Optimization 現実世界のシナリオをデジタルで表現した もので、資産、環境、人、プロセス、技術のあ らゆる側面を視覚化します。 リアルタイムとリアルタイムのデータを接 続し、意思決定を促進します。 あらゆる可能性の自動化とシミュレーショ ンを含む包括的なメリットを提供します。 6

7.

Generative Art — Made with Unity Unity Reflect BIM活用のための開発不要なソリューション

8.

Unity Reflect 対応ソフト 2021/10 段階 Autodesk Revit 2018~2022 Autodesk BIM360 IFC、FBX、Civil 3D、 Infraworks Autodesk Navisworks 2018~2022 McNeel Rhinoceros 6 Pixyz 30以上のフォーマット Trimble SketchUp 2019~2021 8

9.

Unity Reflect 動作 Third-party plugins Unity Reflect とは BIMモデルを簡単に表示できるUnityの仕組みです Reflect Server 9 Reflect Viewer

10.

Reflect サーバーはデータを格納する場所 Third-party plugins Reflect Server 10 Reflect Viewer

11.

従来型のBIMアプリと Unity Reflect Unity Reflect BIM 従来型 Unity Reflect BIMアプリ BIMをアプリに埋め込み BIM更新する毎にアプリ更新が必要 デバイス対応困難 要開発・維持メンテナンス Unity Reflect 11 BIMデータを逐次読み込み可能 アプリ更新は原則不要 マルチデバイス/xRに対応 開発不要

12.

BIMごとにアプリを開発したときの作業の流れ BIM更新 しました BIM更新 しました BIM更新 しました BIM出来 ました BIM更新 しました 設計 担当 開発 担当 (委託) 現場 作業者 アプリ更新 しますね アプリ削除と インストール ですね また更新か。 作業時間.. またアプリの 入れ直しか BIM更新毎に アプリ更新が必要 2プロジェクト? 大改修しないと え、また? 忙しのに アプリ2つ? 復数BIM対応は 開発が必要 まとめて 更新して くれよ アプリ 面倒だな 維持作業が 負担になる

13.

Unity Reflect を使った作業の流れ 開発 担当 (委託) アプリ更新 しますね BIM更新 しました 復数BIMでも 対応OK BIM更新 しました BIM更新 しました お、もう 先週の修正 反映されてる プロジェクトが 復数でもOK アプリ更新 しますね BIM更新 しました 設計 担当 現場 作業者 アプリOK BIMもOK 便利です! BIM更新が 即反映 BIM出来 ました アプリ も便利に なってる! 開発作業と 運用を切りわけし 同時進行も

14.

Unity Reflect 2つのソリューション Generative Art — Made with Unity

15.

ユーザータイプと利用用途に合わせた 2つのソリューション Reflect Review Reflect Develop 建築担当者向け 開発者向け プロジェクト設計レビューのための 専用ソリューション 建設建築業界向けの カスタムアプリ開発ソリューション BIMデータを直ぐに可視化したい AR、VRを簡単に行いたい BIMデータを用いたデジタルツイン 社内の仕組みを作りたい 15

16.

Generative Art — Made with Unity Unity Reflect Reflect Review 機能詳細紹介

17.

Unity Reflect で何が出来る? リアルタイム変更、同期 BIM情報の可視化 2021/10 段階 マルチデバイス(PC/VR/AR)での 複数人体験 計測 注釈 17 太陽シミュレーション

18.

REFLECT REVIEW BIMとのリアルタイム同期 BIMのモデル、マテリアル、メタ情報などをリアルタイムに反映可能 クラウドサーバーであれば、遠隔地でも可能 Revit Unity Reflect Viewer

19.

BIM → Information 情報可視化 BIMのメタ情報を元に、Viewer上で部材毎の情報確認が可能 REFLECT REVIEW

20.

REFLECT REVIEW 太陽シミュレーション 緯度・経度を合わせることで、太陽光を再現

21.

REFLECT REVIEW メジャー機能 空間の計測が可能 21

22.

REFLECT REVIEW 各種VRに対応 Reflect Viewer は Oculus, Vive, WindowsMR をサポート Oculus Quest /Quest 2 も Oculus Linkで対応可能.

23.

REFLECT REVIEW 模型 AR表示に対応 AR表示可能(1/1~1/5000) ※ARモードでは、太陽シミュレーションは機能制限

24.

REFLECT REVIEW 1/1 AR 現実との位置合わせ機能 現実と重ね合わせて歩き回ることが可能

25.

REFLECT REVIEW マルチユーザーコミュニケーション 同じプロジェクトにログインしているユーザーがアバターで確認できる

26.

REFLECT REVIEW マルチユーザーコミュニケーション ARとの組み合わせ PC AR

27.

REFLECT REVIEW フォローモード 同じプロジェクトに入っている人のカメラ映像を再現

28.

REFLECT REVIEW プロジェクト共有機能 同じプロジェクトにログインしているユーザーがプロジェクト一覧から確認可能 Public Link を作成して、同じ組織に入っていない人を招待することも可能 ※URL形式なので、ブラウザーからアクセスし、アプリを立ち上げます

29.

REFLECT REVIEW 注釈機能 モデルに対してコメントを付けることが可能

30.

Unity Reflect で何が出来る? リアルタイム変更、同期 BIM情報の可視化 2021/10 段階 マルチデバイス(PC/VR/AR)での 複数人体験 計測 注釈 30 太陽シミュレーション

31.

Pixyz との連携

32.

Pixyz との連携 製品HP Pixyzは、3Dデータを軽量化・最適化するソリューションです。 CADデータから最適化されたメッシュを生成できる、クラス最高のテセレーターツールです。 インタラクティブなグラフィカルユーザーインターフェイスと共に、 細かなチューニングとポリゴンリダクションなど、最適化を可能にする、 多数の機能と強力なアルゴリズムが搭載されています。

33.

PIXYZ Server による自動最適化 クラウドサーバーにアップロードした際に、モデルの最適化が自動で処理されます 非処理と比べて25%の負荷軽減が見込めます 33

34.

PIXYZ を活用した 任意最適化 Pixyzを使って任意のポリゴン数へ最適化 Unity Reflectのサーバーへ書き出すことが可能 2 1 3 2 34

35.

ユーザータイプと利用用途に合わせた 2つのソリューション Reflect Review Reflect Develop 建築担当者向け 開発者向け プロジェクト設計レビューのための 専用ソリューション 建設建築業界向けの カスタムアプリ開発ソリューション BIMデータを直ぐに可視化したい AR、VRを簡単に行いたい BIMデータを用いたデジタルツイン 社内の仕組みを作りたい 35

36.

開発向け API Publisher API Viewer API 36

37.

Dynamic App と Static App の違い Deploy License 開発時 モデル埋込 Develop License ウォークスルー 無し BIM情報表示機能 無し BIM表示情報フィルタ機能 無し テクスチャ、ライトの表示切替 太陽シミュレーション 無し AR/VR 無し Reflect Server Unity Pro License マルチユーザー連携 BIM 変換読込 BIM ビューワー機能 BIM プロジェクト 管理機能 BIM 同期機能 全て独自実装が必要 Unity Pro Project (Static App) ユーザーによる 独自機能の追加 実行時読み込み ウォークスルー フライモード BIM情報表示機能 BIM表示情報フィルタ機能 テクスチャ、ライトの表示切替 太陽シミュレーション 距離計測機能 AR/VR マルチユーザー表示機能 アバター表示 フォローモード 音声通話機能 メモ機能 New New URP/HDRP 対応 Unity Reflect Review Base Function Unity Pro Project (Dynamic App) 37 Unity Pro License Develop License

38.

開発向け Github 公開している リポジトリ(Github)は参照アプリケーションです。 Unity Reflect をベースとした、 独自のアプリケーションを開発(カスタマイズ)する方法のベースです。 Unity Reflectので動作する機能が全て入っています。 公開されている、Unity Reflect Review を開発するために、 Unity 社内でまったく同じプロセスを使用しています。 Clone the public github repository ※このリポジトリは Git LFS を使用しています。 すべてのファイルを取得するために Git LFS を導入してクロ ーンしてください。 Githubの「Download Zip」を行うと、データが不足し、UIが 正常に描画されません。 38

39.

Generative Art — Made with Unity Unity Reflect まずはReflect Reviewを試してみよう!