EWC参戦計画書_TeamÉtoile_V1.10版

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December 15, 23

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EWC SuperStock class Team Étoile 2024-2033

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2024-2033 FIM 世界耐久選⼿権 (EWC) シリーズ参戦計画書 Team Étoile (チーム・エトワール) 2023年12⽉ Contact SNS / Web / Mail

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チーム概要と活動⽬的

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チーム概要 ■ 発⾜年⽉ – 2023年1⽉ ■ チーム拠点 – フランス︓ル・マン(ヨーロッパ⽤拠点) – ⽇本︓東京(鈴⿅8耐及び、アジア⽤拠点) ■ チーム代表者、兼メインスポンサー – 市川貴志(現在 44歳) – 2012年創業のスタートアップ共同創業者(現在東証プライム市場上場 3994) – 2024年より、フルタイムでEWCのレースチーム運営を⾏う ■ チームの特徴 – 活動⽬的および、チームの⽂化を明確にしている点 – ベテランを軸に若⼿が多く集まるチーム体制である点 – 特定のメーカーに依存せず、⾃由にマシンやパーツ等の選定が可能である点 – チーム⺟体はなくゼロから体制や環境を⽇本で⽴ち上げている点 – 10年間の活動を前提とし、⻑期的な成⻑計画を⽴てている点

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チームコアメンバー紹介 ■ 市川貴志 ■ 曽根健太郎 ■ 佐藤太紀

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活動の⽬的・パーパス 1. ライダー・メカニック・他チームが、⽇本から世界にチャレンジできる架け橋・きっかけを作りたい • 世界で活躍できる⼈材(20代ライダー・20〜30代メカ・スタッフ)を送り出せるチームになりたい • ⽇本からEWCにシリーズ参戦する仲間達を増やしたい 2. レース業界で活躍したいと思う⼈材を、1⼈でも多く増やしたい • 我々の活動を⾒て興味のきっかけとし、将来モータースポーツを⽬指す⼈を増やしたい • 24時間の耐久レースの魅⼒を、もっと多くの⼈に知ってもらいたい 3. チーム関係者みんなでレースを楽しみ、感動を味わい、そして勝ちたい • 世界戦に全⼒で取り組み、耐久の達成感や感動をチーム全員で味わいたい • みんなでレースを真剣に楽しめば、おのずと結果はついてくるはず、それを体現したい

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環境・体制 ■ フランス拠点 – ル・マン近郊のテロシェ – ⽇本レーシングマネジメント様(チームスガワラ)ワークショップの⼀部をレンタル – ⽇本の会社なので契約⾯やコミュニケーション⾯での不安が少ない – ブガッティ・サーキットへ15分程度で、鈴⿅のようにレース関係者が多く頼りやすい ■ ⽇本拠点 – 東京江⼾川区のレンタルガレージハウス ■ 活動環境 – 両拠点共に、⾞両整備環境だけでなく居住環境もあり – コミュニケーションが取りやすく、チーム活動がしやすい ■ 体制 – 全⽇本・8耐で活躍されたベテランを中⼼にレースウィークのチーム体制を計画中 ■ 20代 13⼈、30代 6⼈、40代 3⼈、50代 2⼈ – BMW MOTORRAD MOTORSPORT Official Partner の alpha Racingエンジニア を契約予定 – まずは、ライダー・チーム全員⽇本⼈で活動を開始するが、10年かけてEWCをヨーロッパで 戦う中で、徐々にフランス⼈やヨーロッパ⼈を加えた体制に切り替えていきたい。

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⽇本とフランスのワークショップ・ガレージ フランス・ルマン・テロシェ拠点 チームスガワラ内 ⽇本・東京・江⼾川拠点

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⽬標達成にむけた計画・ロードマップ ■ レースリザルト、チーム成⻑の⽬標 – 2024-2025 ■ まずは、安定して24時間耐久レースを完⾛できるようになる – 2026-2028 ■ SSTクラス内で結果を出し、表彰台やシリーズ戦でTOP争いができるようになる – 2029-2033 ■ EWCクラスへのチャレンジと共に、可能であればSSTのジュニアチームと2チーム制にチャレンジしたい ■ チームメンバー(若⼿ライダー、メカニック、スタッフ)のヨーロッパでの活躍⽬標 – ヨーロッパの他チームや他組織で活躍できる⼈材を輩出できるチームになる – ヨーロッパでの暮らし(⽣活⾯、VISA、⽂化、⾔語)をサポートできるチームになる – ライダー⾃ら収⼊を得て経済的に⾃⽴できるような教育・⽀援ができるチームになる ■ ⽬標達成の評価基準 – 10年後「世界に繋がるルートの1つにチームエトワールが想起される状態になったこと」を達成基 準とする ■ 参考︓若⼿ライダーとは – 10代のキッズではなく、全⽇本ロードレース選⼿権等で活躍している20代を指す

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参戦レースとクラス、マシンメーカー

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FIM世界耐久選⼿権とは ■ FIM世界耐久選⼿権(Endurance World Championship、以下EWC)は、FIM(国際モーター サイクリズム連盟)公認のもとに開催される耐久レースの世界選⼿権⼤会 ■ 同じくFIMが開催するロードレースの世界選⼿権であるMotoGPやワールドスーパーバイクが、決めら れた数回数をできるだけ早く⾛り切ることを競うスプリントレースに対し、EWCは決められた時間内にど れだけ多くの周回をすることができるかを競う耐久レース ■ ⽇本で開催される鈴⿅8耐もEWCシリーズ内の1戦で、最短で8時間、最⻑で24時間と⻑時間に わたり、タイヤ交換や給油をしながらライダー3⼈が交代して⾛る ■ EWCはMotoGPがレース専⽤のプロトタイプバイクで競われるのに対して、ワールドスーパーバイクと同 じく市販スーパースポーツモデルをベースに競われる – 世界7メーカー(ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキ、BMW、ドゥカティ、アプリリア)が参加 ■ 主なクラス – EWCクラス ■ レースに特化した改造が可能で、メーカー直系チームも多い、素早くタイヤ交換を⾏うための機構への 変更が可能 – Superstockクラス ■ 改造範囲が狭く市販⾞のポテンシャルが試される、プライベーターチームが中⼼、タイヤはダンロップによ るワンメイク

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レース配信・メディアへの露出 ■ FIM世界耐久選⼿権は、2023年は10社の放送局が75ヵ国の視聴者にライブ中継を提供し、 さらに、EWC全レースのハイライトとニュース中継が121カ国で追加放映されるため、世界196カ 国で視聴されるコンテンツです ■ 今年のル・マン24時間レースでは観客動員数77,200⼈と現地にも多くの観客が訪れます 引用元 https://twitter.com/FIM_EWC

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有⼒参戦チーム F.C.C. TSR HONDA FRANCE Japan EWC Honda CBR1000RR-R YOSHIMURA SERT MOTUL France EWC Suzuki GSX-R1000 YART YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC Austria EWC Yamaha YZF-R1 ERC ENDURANCE DUCATI Germany EWC Ducati Panigale V4 R KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR France EWC Kawasaki ZX-10R BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM Belgium EWC BMW M1000RR 引用元 https://www.fimewc.com/ja/teams

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EWCの参加台数 ■ 2023年9⽉のボルドールのエントリーリスト 47チーム(SSTクラス 28台)

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参戦レースとクラス、マシンメーカー FIM EWC 世界耐久選⼿権 / SSTクラス • 世界戦の中ではEWCがチーム⺟体のないプライベーターにとって参戦しやすく、その中でもSSTクラスが⾞両の性 能差が少なくチームとしてもライダーとしても結果が平等に評価されやすいため • ヨーロッパ3戦、⽇本鈴⿅8耐(+α)とレース数が年間4〜5戦と少なく、⽇本から通いやすいため • 8耐好きな⽇本⼈にとってEWCはその延⻑線。魅⼒を伝え観戦者・参戦者を増やしたいため BMW M1000 RR の選定理由 • BMW⾞両はEWCでの参戦台数は少ないものの、2023年モデルのM1000 RRは、第1戦のル・マンでSSTクラ スゼッケン9号⾞が優勝するなど⾮常に⾼い性能を有していると感じているため • BMW⾞両を扱う alpha Racing のレース⽤コンプリート⾞両を購⼊することにより、⽇本⾞と⽐較し参戦にあた り準備の⼿間が少なくコスト的にもメリットがあると考えたため • BMWのレース部⾨のパートナーである alpha Racing は欧州ドイツに拠点があり、不慣れな海外レース参戦に おいて⾞両やパーツの⼿配、テクニカルサポート等の点で距離が近くメリットがあるため

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我々が⼤切にするカルチャー Open mind 今後EWCに参戦する⽇本チームの参考になるナレッジや、モータースポーツ業界の盛り上げに繋がる情報 はチーム外にどんどん公開していきたい • 将来の業界の担い⼿など、レース業界に興味を持ってもらう⼈を増やすため、SNSや動画等を活⽤し様々 な情報を届けたい • Flexble for change • • 既存の常識にとらわれず常に本質に向き合い、変化が出来るチームでありたい うまくいかなかった変化は原因を分析し対策を⾏い、更に変化を続けて成功させていきたい Challenge & Growth • • チーム活動に関わる全員がお互いのチャレンジや成⻑を応援し体現できるチームでありたい 何歳になってもチャレンジと成⻑に前向きなベテランライダーにも活躍してほしい Enjoy endurance racing 私達はバイクレースが⼤好きだ。そして耐久レースに全⼒で取り組み、結果も過程も楽しみたい 好きこそものの上⼿なれ • 楽しむためには「⼈」が⼤事、私達はチームのパーパスとカルチャーに共感し⼤事にします • •

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2024年 ライダー予定 ■ 第1ライダー︓⼤久保光選(SPAとボルドールのみ参戦し、ル・マンと鈴⿅8耐はWSSP600を優先) ■ 第2ライダー︓⻲井雄⼤選⼿ 全戦⾛⾏予定 ■ 第3ライダー︓交渉中

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IT活⽤のイメージ ■ 耐久レースの戦略やレース中の判断 – EWC提供のリアルタイムレースデータを使い、⼈の勘だけでなくAIに判断補助をさせていく活 動を⾏いたい ■ イレギュラーピットイン時の作戦への即時反映 – 転倒やトラブル等でイレギュラーのピットインをした際に、即座にレースシミュレーションへ反映し ■ ■ ■ 結果予想並びに作戦変更案の提⽰ SC介⼊時のピットイン判断補助 – SC介⼊時のピットインをすべきか否かの判断補助 – 隊列の整列具合等からピットロードオープン時間を予想しての判断 – SC中にピットインすることによる今後のタイムゲインやピットイン回数によるロスタイムの変化を 考慮したメリットデメリットの判断 ライバルチームとの戦略 – ⾃チームだけでなくライバルチームのリアルタイム予測を⾏うことでの現状の作戦の⾒直し及び 新たな戦略の提案 いきなりAIにすべてを判断させることは出来ないので、段階的に判断の補助情報として使い始め アップデートしていきたい ■ チーム活動の情報発信 – SNS、YouTube動画 – 活動をオープンに公開し、新たにこの業界を⽬指したい⼈への認知を⾼めることや、既存8耐 参戦チームにEWCシリーズ参戦してもらう際の参考にしてもらいたい

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チーム名とチームロゴ ■ チームエトワール( Team Étoile ) – エトワールとは、フランス語で「星」の意味 – チームオーナーの市川が19歳〜20歳にフランス・リヨンのミシュラン星付きレストランでフランス 料理⼈を⽬指しており、いつかフランスに戻ってきたら「星」をつけた名前にしたかった為 ■ チームロゴ – ⽇本の国旗とフランスの国旗を重ねて背景にしている – ⽇本とフランスを繋ぐ活動をすることをイメージした – WADY-DESIGN さん制作

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今後のスケジュール・マイルストン ■ 2023年12⽉15⽇ – 参戦発表会実施予定、EWCサイトNewsページ、メディアサイト記事掲載 ■ 2024年1⽉ – ライダー全員の公開予定 ■ 2024年2⽉〜3⽉ – フランスに渡り、4⽉のルマン24時間レース⾞両の納⾞と製作の開始 ■ 2024年4⽉ – ルマンテスト・ルマン本戦実施。以降、ヨーロッパのレースの都度1ヶ⽉程度渡仏 ■ シーズンカレンダー – – – – 第1戦︓ルマン24時間レース(フランス、ルマン)︓ 4⽉18〜21⽇ 第2戦︓スパ8時間耐久レース(ベルギー、スパ・フランコルシャン・サーキット) 6⽉6〜8⽇ 第3戦︓"コカ·コーラ" 鈴⿅8時間耐久ロードレース第45回⼤会(⽇本、鈴⿅サーキット)︓7 ⽉18〜21⽇ 第4戦︓ボルドール24時間レース(フランス、ポール・リカール・サーキット) 9⽉12〜15⽇

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