【DeNA TechCon 2025】Go と Googleスプレッドシートでのマスタデータ管理

Go と Googleスプレッドシートでの マスタデータ管理 Koya Nagata 02/05/2025 DeNA.go 1 © DeNA Co., Ltd.

⾃⼰紹介 永⽥ 浩⽮ ソリューション本部 ● 2023年新卒⼊社 ● バックエンド‧インフラの設計‧開発 ● よく触る技術 ○ Go ○ Terraform ○ GCP 2 © DeNA Co., Ltd.

発表内容 1. マスタデータとは 2. スプレッドシートを利⽤したマスタデータ管理 3 © DeNA Co., Ltd.

発表内容 1. マスタデータとは 2. スプレッドシートを利⽤したマスタデータ管理 4 © DeNA Co., Ltd.

マスタデータとは アプリケーションで繰り返し利⽤される基本となるデータ ● 例: 商品リスト、ゲーム内の静的な情報‧設定値 ● サービス運⽤に⽋かせない基本データを⼀元管理する必要がある ● 更新ミスやデータ不整合が全体に影響を及ぼす可能性 5 © DeNA Co., Ltd.

マスタデータとは アプリケーションで繰り返し利⽤される基本となるデータ ● 例: 商品リスト、ゲーム内の静的な情報‧設定値 ● サービス運⽤に⽋かせない基本データを⼀元管理する必要がある ● 更新ミスやデータ不整合が全体に影響を及ぼす可能性 マスタデータをいかに効率的に 管理するかは、運⽤において重要 6 © DeNA Co., Ltd.

発表内容 1. マスタデータについて 2. スプレッドシートを利⽤したマスタデータ管理 ○ 背景 ○ 利点 ○ 運⽤の流れ 7 © DeNA Co., Ltd.

背景 ● 当初はエンジニアが管理できれば⼗分だった ● ⼿っ取り早く仕組みを構築したかった 8 © DeNA Co., Ltd.

スプレッドシートを利⽤したマスタデータ管理 スプレッドシートの利点 ● ⼿軽さ: チーム全員が使い慣れている ● リアルタイム性: 変更が即座に反映され共有可能 ● 柔軟性: 追加‧変更が簡単 9 © DeNA Co., Ltd.

スプレッドシートを利⽤したマスタデータ管理 運⽤の流れ 1. 2. 3. 4. 10 スプレッドシートにデータを⼊⼒ Sheets APIを使い、データを取得 YAML形式のファイルに変換 データベースへ挿⼊ © DeNA Co., Ltd.

Sheets APIを使い、データを取得 スプレッドシートに⼊⼒されてい るデータを取得 ● google.golang.org/api/sheets /v4 パッケージが利⽤可能 11 © DeNA Co., Ltd.

• http://google.golang.org/api/sheets/v4

yamlファイルに変換 github.com/goccy/go-ya ml で yaml の decode/encode 12 © DeNA Co., Ltd.

• https://pkg.go.dev/github.com/goccy/go-yaml

データベースへ挿⼊ 処理の流れ 1. YAML形式のデータを読み 込み 2. バリデーションチェック 3. データベースへ挿⼊ 13 © DeNA Co., Ltd.

データベースへ挿⼊ 1. YAML形式のデータを読 み込み - データはGoの構造体へ マッピング 14 © DeNA Co., Ltd.

データベースへ挿⼊ 2. バリデーションチェック - 数値チェック - ⽂字数チェック など 15 © DeNA Co., Ltd.

データベースへ挿⼊ 3. データベースへ挿⼊ ポイント ● ● 16 データの信頼性: バリデーションを通じて、仕様に合致しないデータの挿⼊を 防⽌ バージョン管理: YAMLファイルをGit管理することで解決 © DeNA Co., Ltd.

まとめ ● スプレッドシートは⾮エンジニアでも管理しやすい ● Goでマスタデータを扱う⽅法を紹介した ○ データの取得 ○ バリデーションチェック 17 © DeNA Co., Ltd.

宣伝: After Event を⾏います ● ⽇時: 2025/02/14 ● 場所: DeNAオフィス (渋⾕スクランブルスクエア) ● 申し込みは connpass から 18 © DeNA Co., Ltd.

• https://dena.connpass.com/event/339750/

ご清聴ありがとうございました ! 19 © DeNA Co., Ltd.