51.ECプラットフォーム多角化 自社サイト構築のタイミングと方法

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June 26, 25

スライド概要

自社サイトの構築は、顧客基盤が安定し、十分な資金があり、独自性のある商品が揃ったタイミングで行うと効果的です。自社サイトのメリットとしては、コスト削減や顧客データの活用、ブランドの自由度があります。顧客誘導については、SNSの活用や特典提供により、効率的に自社サイトへの誘導を図ります。また、段階的な展開ロードマップを設け、初期段階ではテストローンチを行い、その後フィードバックを反映しながら機能を充実させていきます。手数料削減や顧客データの活用により、利益率向上と売上増加を実現することが期待されます。

おすすめタグ:自社サイト,ECプラットフォーム,顧客データ,マーケティング戦略,利益率向上

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ECプラットフォーム多角化 自社サイト構築の タイミングと方法

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自社サイト構築を検討する適切なタイミング 自社サイト構築は、顧客基盤の安定、資金の余裕、商品独自性が 揃ったタイミングで行うのが効果的です。 1 顧客基盤の安定 月間1,000人以上の購入者を安定的に確保できた段階は、自社ECサイトの構築を検討する好機とい えます。この規模の顧客基盤があれば、モール依存から一部脱却し、利益率の高い直販チャネルへ の展開が可能になります。 2 充分な資金の確保 月商が1,000万円以上に達し、モール手数料として毎月50万円以上を支払っている場合、自社ECサ イトを運営するための資金的余力があると判断できます。 3 商品独自性の確保 オリジナル商品がラインナップの30%以上を占める場合、自社サイトでの販売において大きな差別 化要素となり、競争力を高める重要な武器となります。モール内では価格競争や類似商品の多さに より埋もれてしまいがちな自社開発商品も、自社サイトでは世界観やストーリーを自由に表現でき 、ブランドの魅力をダイレクトに伝えることが可能です。

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自社サイト構築のメリット 自社サイトはコスト削減、データ活用、ブランド構築を通じ、 事業成長を促進します。 01 / コスト効率 自社サイトの構築にかかる初期費用やランニングコストは、現在では非常に抑えやすくなっており、多 くのECプラットフォームが月額数千円〜数万円程度のリーズナブルな価格帯でサービスを提供していま す。 02 / 顧客データの利用 自社サイトで得られる顧客データは、購入履歴、閲覧履歴、カート放棄状況、メールアドレスなど、マ ーケティングやサービス改善に非常に活用しやすい情報が豊富に含まれています。これらのデータを活 用することで、パーソナライズ施策が実現可能になります。 03 / ブランドの自由度 自社サイトでは、独自ドメインの取得とオリジナルデザインの導入により、自社ブランドの世界観を自 由に表現できるため、強力なブランディングが可能です。モールでは制限のあるデザインや画一的なペ ージ構成になりがちですが、自社サイトではロゴ・カラー・レイアウト・トーン&マナーなどを一貫し て設計できるため、ブランドイメージの強化や顧客の印象形成に大きく寄与します。

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自社サイトへの顧客誘導戦略 自社サイトへの顧客誘導は、 SNS活用と特典提供で顧客を効率的に誘導します。 SNS活用 商品同梱案内 メルマガ特典提供 SNSを活用することで、自社サイト 購入商品に自社サイトへの案内を同 メルマガ登録時に特典を提供する施 の特典や限定商品といった魅力的な 梱することで、すでに購入意欲の高 策は、新規顧客の獲得と既存顧客の 情報をタイムリーに発信でき、多く い顧客に対して直接アプローチでき リピート促進の両面で効果を発揮し のフォロワーに直接アプローチする 、再訪やリピート購入へつなげる有 ます。たとえば、初回購入時に使え ことが可能になります。画像や動画 効な導線を作ることができます。同 る割引クーポンや送料無料特典を用 、ストーリーズなどの視覚的なコン 梱物には、自社サイト限定のクーポ 意することで、登録への動機づけが テンツを通じて、ブランドの世界観 ンや次回購入特典、新商品の先行案 強まり、サイトへの滞在時間や購入 や商品価値を効果的に伝えることが 内などを盛り込むことで、自然な形 率が向上します。 できます。 での誘導と興味喚起が可能です。

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段階的な自社サイト展開ロードマップ 自社サイト展開の成功は、計画的な段階的ステップでの実行により 達成されます。各段階で明確な目標設定が必要です。 1 2 3 第1段階: テストローンチ 第2段階: 機能拡充と集客強化 第3段階: 本格運用と利益最大化 初期段階では、必要最低限の機能だ 顧客から得たフィードバックをもと 完全な機能とプロセスを備えた運用 けを備えたシンプルな自社サイトを に、自社サイトの機能やコンテンツ 体制を構築することで、売上の最大 ローンチし、まずは実際の顧客から を段階的に強化することで、利便性 化を目指すフェーズへと移行します のフィードバックを集めることが重 や満足度を高め、定着率の向上を図 。この段階では、商品管理・在庫連 要です。この「スモールスタート」 ります。たとえば、検索機能の改善 携・顧客対応・決済処理・販促活動 によって、開発コストや運用負担を 、レビュー表示、会員ランク制度な といった各機能を統合し、安定した 抑えつつ、実際の市場反応をリアル どの導入は、ユーザー体験を向上さ ECサイト運営を実現します。新規顧 な形で把握できます。 せる効果的な施策です。 客の獲得と既存顧客の維持に注力す ることが重要です。

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自社サイト構築による利益率と売上の向上 手数料削減と顧客データ活用で、 利益率向上と売上増加の具体的効果を実現します。 手数料削減の効果 自社サイトでは、楽天市場やAmazonなどのECモールで発生する販売手数料(通常5〜15%程度)を回 避できるため、その分のコストを削減でき、平均して利益率が5〜10%向上することが期待されます。 これにより、同じ売上規模でも収益性が高まり、広告費や販促活動への再投資がしやすくなります。ま た、価格競争に巻き込まれにくく、自社で自由に価格戦略や特典設計ができるため、より柔軟で高効率 な収益モデルを構築することが可能です。 顧客データの活用 顧客データを効果的に活用することで、リピート率を高める施策が可能となり、結果として売上が20〜 30%増加する効果が期待されます。特にメールマガジンは、購入履歴や閲覧履歴に基づいてパーソナラ イズした情報を届けることができ、再訪や再購入の強力なきっかけになります。たとえば、購入後のフ ォローアップメール、再入荷通知、誕生日クーポン、新商品案内などを適切なタイミングで配信するこ とで、LTV(顧客生涯価値)の向上につながります。

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ご一読いただき、ありがとうございました。 お問い合わせどうぞお気軽に。 050-5527-1980 株式会社メイクアップ