7.4K Views
September 07, 22
スライド概要
ドクセル初投稿です。この夏急激に話題になったAI画像生成についてまとめてみました。
絵描きです。同人作家です。オタク文化大好きです。Z世代です。
あなたは知っているだろうか この夏に起きた AIによる技術革新を・・・ 画像 ぱくたそ
話題のきっかけは クリエイター852話氏によるツイート ↓引用リンク https://twitter.com/8co28/status/1553611630252277760?s=20&t=UwN9OaW83fVXP7VIgyPxTQ
このツイートは大きな影響を与え、 1カ月後には AI画像生成も多様化 期待する声や、憂う声、 さらにはAIの学習元になった 画像の著作権の取り扱いについて 問題視する声も出てきた。
今回はそんな 話題の AI画像生成 について 紹介していこうと思 います
まず前提として 2022夏以前に 話題になったAI画像生成 (以下AI)を紹介します。 ※あくまでも一例です。
AIの名はDream カナダの会社が 開発しました。 2021年(去年) 11月12日サービス開始 絵画の様な描写を 得意としており 絵柄は文字通り夢のような ふわふわとしていながら 鮮烈な色使いを しております。
そう去年まで... AIは「抽象的」な 印象だった
しかし この常識を 打ち破ったのが 今年の夏に 登場した AI群である
右の絵は冒頭で紹介された Midjourney (ミッドジャーニー) アメリカの研究所で 開発されており、 今年7月13日に 公開ベータ版が Discordで出来るようになった。 つまり無料で25枚まで お試しで画像生成が できるようになった。
Midjourneyは 英単語や英文で 指示すると指定通りの 絵を描くAI。 特筆すべき絵柄は 色彩構成力と 描写力である。 ※一定の絵描きが苦手な 「背景」や「光のバランス」 が無調整でちゃんと 表現されている。
弱点としては 手足の描写が 苦手な所。 そして、 人間の求める 正解を出すには 生成分作りに コツがいること。
しかし アップデートや 指示文理解により 日進月歩の勢いで クオリティが上がっていく
Midjourneyの価格 ※値段は筆者調べの当時の価格 ベーシック スタンダード コーポレート (個人向けだけど 機能的には ちょっと足りない) (個人利用で AI画像生成にド ハマりして しまった方におすすめ) (企業向け) 10ドル (1402円) 30ドル (4206円) 600ドル (8万4126円)
そしてまた 新たなAIが 発表される
AIの名はStableDiffusion (ステーブル ディフュージョン ) 8月22日にイギリスの会社で オープンソースとして 公開されたAIです。 Midjourney同様 文章で画像生成が出来ます。
絵柄としては写真が得意で、 3DCGやイラストも 指示文次第では生成可能です
そしてオープンソースのため IOSアプリ【AIピカソ】となり、 日本語で指示文が出来るようになりました
弱点としては Midjourneyよりも 求めた画像が 出てこないです。
良い点としては オープンソースのため お絵かきソフト CLIP STADIO に機能として 実装された事でより使 いやすくなると 予想されます
最後に紹介 するのが 夏の終わりに 公開されたAI
ERNIE-ViLG (アーニーヴィング) 8月30日まさに夏の終わ りに公開された このAIは 中国の会社が オープンソース コミュニティに公開 中国か英語で 指示文を作ると 画像が生成されます
驚くことに ERNIE-VINGは 一番の得意絵柄が 人体イラスト
油絵、 アニメ風、 水彩など 7種類の絵柄が 選べる 左の画像は同じ生成文 「ファンタジー風の 猫耳を付けた女の子」で 別の絵柄生成したもの
弱点としては 風景画を 指定すると 写真が出てきます
まとめ AIは発展が目覚ましい分野ではありますが、 その中でもイラスト・デザイン分野の AIは 完成品に言語の壁がなく 誰でもその成果が分かりやすいため 海外からの資金を得やすい分野 と評価されております。 今後も発展し続ける事が予想され 技術向上に期待しております。
以上がこの夏公開された AI画像生成紹介でした。 終