---
title: 「分かち、分かり、分かり合う」〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
tags:  #アーキテクチャ  
author: [yonekubo / アーキテクトの教科書](https://image.docswell.com/user/tyonekubo)
site: [Docswell](https://www.docswell.com/)
thumbnail: https://bcdn.docswell.com/page/GJ5M42Y2J4.jpg?width=480
description: 2027.7.28 レバテックLAB での登壇資料 https://levtechlab.connpass.com/event/396792/
published: July 28, 26
canonical: https://image.docswell.com/s/tyonekubo/KJW66X-architecting-as-a-team
---
# Page. 1

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/GJ5M42Y2J4.jpg)

「分かち、分かり、分かり合う」
〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
米久保 剛 Takeshi Yonekubo
IT アーキテクト
著書『アーキテクトの教科書』（翔泳社）
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
レバテックLA B ｜ 2026.07.28


# Page. 2

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/9E29V4G17R.jpg)

アーキテクティングとは？
アーキテクティング ＝ ソフトウェアのアーキテクチャを形づくっていく活動。
米久保 剛『アーキテクトの教科書』（翔泳社）図3.1.1 より
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
02


# Page. 3

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/D7Y43MV4EM.jpg)

今日、お話しすること
今日話さないこと
設計論 —— どう分けるか・どう決めるか、の技法そのもの
今日話すこと
チームとしてのアーキテクティング
個々人の技量や経験に依存せず、チームとしてどう営むか
「わかる」
キーワードは
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
03


# Page. 4

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/VENYVWM6J8.jpg)

「Xモジュールは、Aさんに聞け」
どの現場にもある光景——「XといえばAさん」。
Aさん
Xモジュール（複雑怪奇なレガシー）
周囲がAさんに聞く・任せる
「あれはAさんしか分からない」——コードの中身も、直し方の判断も、ぜんぶAさんの頭の中。
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
04


# Page. 5

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/Y79P6XNRE3.jpg)

ある日、Aさんの異動が決まった。
引き継ぐのは、若手の Bくん。
引き継ぎ
Aさん（異動）
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
Bくん（後任）
05


# Page. 6

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/G78DZ2KG7D.jpg)

チームの中を覗いてみる
Aさんの「自己肯定感」と周囲の「楽」が噛み合い、系のバランスが取れてしまっていた。
Aさん
周囲
「自分にしか手に負えない」
「任せておけば楽」
「頼られている」
「複雑な所に触れたくない」
自己肯定感
楽
均衡（バランス）
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
06


# Page. 7

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/L7LMD2ZXJR.jpg)

局所は安定。しかし、系は痛んでいく
大局的に、系として見れば、大きな問題が静かに進行している。
局所（ミクロ）で見ると
系として
見ると
Aさん
周囲
バランスしている
1
Aさんがボトルネックになる
設計判断が待ち行列になり、リードタイムが延びる。
2
人が育たない
経験の機会が偏り、中長期の開発力が落ちる。
属人化を個別の問題として見る限り、状況は解消されない。
解くべきは系の構造。介入は、系そのものに対して行う。
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
07


# Page. 8

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/4EMYP8V3EW.jpg)

引き継ぎ先のBくんは、容易に設計判断ができない
1
なぜこの構造なのか、
設計意図の記録がない
2
構造が見えないから
影響範囲が読めない
3
設計を議論できる
相手がチームにいない
そもそもソフトウェア開発は「わからないこと」だらけ——完全にわかることは事実上困難。それを前提に置く。
問い
わからない前提で、チームとして最善の設計判断をし続けるには？
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
08


# Page. 9

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/PER9152RJ9.jpg)

“
「わかれ」のほうは、もう一度一つになることを予想している
「枝わかれ」にしても「わかれ道」にしても、一つのものから
の分離なのである
——「わかれる」「わける」と「分かる」は、語源的につながっている（同根の言葉）。
分ける
→
分かる
→
分かり合う
坂本賢三『「分ける」こと「わかる」こと』
（講談社現代新書・1章）
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
09


# Page. 10

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/P7XQYKDYEX.jpg)

PA RT
I
分ける
設計の肝は「分割」と「分類」
分ける
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
→
分かる
→
分かり合う
10


# Page. 11

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/37K935X47D.jpg)

設計の肝は「分割」と「分類」
分割 —— 大きすぎるものへの対処
分類 —— バリエーションの多さへの対処
大きな塊
↓
↓
認知の限界内の小さな塊に切り出す
共通性で束ね、差異を整理する
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
11


# Page. 12

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/LJ3WGK5DJ5.jpg)

「正しい分け方」は存在しない
同じドメインでも、どこに継ぎ目があるかは、対象そのものに書かれているわけではない。
分け方 A
分け方 B
境界は、発見するものではなく、選び取るもの。
唯一の正解がないからこそ、「なぜこう分けたのか」を語れることが大事。
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
12


# Page. 13

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/8JDK13D2EG.jpg)

PA RT
II
分かる
分けるだけでは分からない。統合して、はじめて分かる
分ける
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
→
分かる
→
分かり合う
13


# Page. 14

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/VEPKQ4XL78.jpg)

“
分析といっても、分析することで原理に到達し、
そこから再構成してみてはじめて、「わかった」
ということになる
分解（分析）
再構成
この往復で「わかった」
坂本賢三『「分ける」こと「わかる」こと』（講談社現代新書・2章）
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
14


# Page. 15

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/27VV5XL67Q.jpg)

「分かった」は、多段のループで確かめる
分解しただけでは分からない。作り、統合し、動かし、使われて、はじめて確かめられる。
分ける（設計）
コンポーネントを作る
統合する
デプロイ・本番運用
ユニットテスト （Do things right）
コンポーネント単体で、正しく動くか
受け入れテスト （Do things right）
統合され、ソフトウェアが系として動くか
本番で使われる （Do right things）
そもそも、正しいものを作っていたか
内側のループだけでは、「正しいものを作っているか」は確かめられない。
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
15


# Page. 16

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/5JGL6VX27L.jpg)

情報と知識は、別物
ドキュメントを渡しても、知識は渡らない。
① 情報
② 実践
③ 知識
ループを回し、
自分の文脈と結びつける
「自分の文脈」とは
・すでに持っている知識
・過去の経験
分厚いドキュメント
知識
＝ 実践知・経験知
血肉になったもの
情報は渡せる。しかし、知識は渡せない。
実践のループを通して自分の文脈と結びつき、血肉になったものだけが「知識」になる。
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
16


# Page. 17

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/47QY4689EP.jpg)

PA RT
III
分かり合う
分かり合う仕組みを、設計する
分ける
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
→
分かる
→
分かり合う
17


# Page. 18

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/KE4WQ49RJ1.jpg)

人は本来、分かり合えない
複雑なソフトウェアには、チームで立ち向かう必要がある。——しかし、
話し手が思い描くこと
言葉にして伝えること
聞き手が解釈すること
言葉にして、伝える
話し手
聞き手
思い描いた形・言葉にした形・受け取った形は、少しずつずれている。
だからコミュニケーションは、難しい。
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
18


# Page. 19

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/L71YP4KVJG.jpg)

分類の仕方も、解釈の枠組みも、人ごとに違う
今井むつみ（要旨）
坂本賢三（教訓その三）
今井むつみ氏によれば——
“
人は同じ言葉を聞いても、各自のスキーマ（知
「わかる」とは、その分類体系がわかるとい
識・経験の枠組み）を通してしか解釈できない。
うことであり、「わかり合う」とは、相互に
専門性を深めることは、視点を偏らせることでも
相手の分類の仕方がわかり合うことである
ある。
『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか？』（日経BP）
（講談社現代新書・5章）
「言ったのに伝わらない」は、例外ではなくデフォルト。
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
19


# Page. 20

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/G7WG2XD3E2.jpg)

概念を「そろえていく」——ユビキタス言語
バラバラの概念
そろった概念
対話とモデリング
のプロセス
属人化とは、Aさんの頭の中にある概念・分け方・判断の理由が、チームに共有されていない状態のことだった。
価値は「用語辞書」ではない。
そろえていくモデリングのプロセスそのものにある。
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
20


# Page. 21

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/4JZLD6GGE3.jpg)

「分かり合う」は、設計対象である。
設計ウォークスルー
協働モデリング
ADR
具体例を一緒に歩き、
完成モデルの共有ではなく、
分け方の背後の判断を残し、
ずれを発見する場
分ける・そろえる過程の共有
未来のメンバーに届ける
こういった活動を、系に組み込んで「知識のフロー」を設計する。
そして、これらの場は そのまま「学びの場」になる。
Bくんは熟達者の思考過程に触れ、「分ける→分かる」を追体験する。
育成は「余力があればやること」ではなく、系の設計の一部。
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
21


# Page. 22

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/YE6W12YQEV.jpg)

分ける・分かる・分かり合うは、ひと続きだった
冒頭の問い——「わからない前提で、チームとして最善の設計判断をし続けるには？」
分ける
唯一の正解はない。目的に照らして、境界を選ぶ。
分かる
分けただけでは分からない。統合し、動かして確かめる。
分かり合う
ずれる前提で、概念と判断をそろえ続ける仕組みをつくる。
この三つの積み重ねが、チームの「分かり方」になる。
——それが、アーキテクチャ。
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
22


# Page. 23

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/GE5M42G2E4.jpg)

アーキテクチャは、
チームが分かり合うためのメディアである。
——チームがそろえてきた概念・分け方・判断の結晶。
情報を知識に変える「知識のフローの基盤」。
ご清聴ありがとうございました。


# Page. 24

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/9729V4Y1JR.jpg)

参考文献
坂本賢三『「分ける」こと「わかる」こと』（講談社現代新書）
Diana Montalion『システム思考の世界へ』（オライリー・ジャパン）
今井むつみ『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか？』（日経BP）
米久保 剛『アーキテクトの教科書』（翔泳社）
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
B1


# Page. 25

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/DJY43MG47M.jpg)

（補足）抽象化 ＝ 捨象
抽象化とは、目的に照らして「本質でないもの」を捨てること（＝捨象）。
「分類」の裏側の営み。何を残し何を捨てるかは目的に依存し、ここにも唯一の正解はない。
色
形
重さ
目的に必要な
属性だけ残す
価格
材質
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
本質
産地
B2


# Page. 26

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/V7NYVWG6E8.jpg)

（補足）2つの視点：還元主義 と システム思考
還元主義
全体を要素に分けて理解する。
「分ける」「分かる」の基盤。
システム思考
要素の関係と全体の振る舞いで理解する。
属人化＝系のバランス、「分かり合う」基盤。
両輪で対象をとらえる。
分かち、分かり、分かり合う 〜チームで育むアーキテクチャの実践〜
B3


