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title: マルチクラウド環境でDNS障害が発生した話
tags:  #aws  
author: [ムカイヤマ](https://image.docswell.com/user/mkymdk)
site: [Docswell](https://www.docswell.com/)
thumbnail: https://bcdn.docswell.com/page/87DKQ1KYJG.jpg?width=480
description: 本資料では、AWS上の単一AD DCがメンテナンスで停止したことにより、オンプレミスや他社クラウドからインターネットへの名前解決が全断した障害を取り上げます。内部の名前解決はAD統合ゾーンで冗長化されていたため影響がありませんでしたが、外部名前解決は1台のAD DCに依存していました。そこで、Route 53 ResolverのInbound Endpointを複数AZに配置し、各拠点のDNSフォワーダーがそのエンドポイントを参照する構成に変更することで、AWS外部からも名前解決できるように冗長化を実現しました。導入後の構成や費用比較、残る課題としてマルチクラウドの可用性がAWSに偏りがちになる点、パブリックDNS併用の検討事項についても説明しています。
published: September 18, 26
canonical: https://image.docswell.com/s/mkymdk/59N7LX-2026-09-18-124103
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マルチクラウド環境でDNS障害が発生した話
〜AD統合ゾーンとDNSフォワーダーの落とし穴〜
2026/9/18 JAWS-UG横浜 #103 SRE支部コラボLT会 ムカイヤマ
※本スライドの内容は個人の見解であり、所属組織とは無関係です。
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自己紹介
ムカイヤマ
・所属：SIer(AWSを中心としたインフラの設計構築)
- オンプレからAWSの移行
- 脆弱性対応
・好きなAWSサービス：
System Manager、AWSサポート
・2026 Japan AWS Jr. Champions
登壇資料は上記のQRコードより
ご覧いただけます。
最後のスライドでも再度QRコード
をご案内いたします
※本スライドの内容は個人の見解
であり、所属組織とは無関係です。


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本日お話しすること／お話ししないこと
お話しすこと
・マルチクラウド環境で外部名前解決が全断した障害の実例
・AD統合ゾーン
・Amazon Provided DNS
・Route 53 Resolver
お話ししないこと
・Active Directory自体の構築・設定手順
・Route 53の全機能の網羅的な解説
・他社クラウド固有のDNS実装の詳細
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前提知識① AD・AD DCとは
・Active Directory（AD）
ユーザー認証・認可、グループポリシーを一元管理するディレクトリサービス
・AD DC（ドメインコントローラー）
ADのデータベースを保持し、認証要求・DNSクエリに応答する実体サーバー
可用性確保のため、通常は複数台のAD DCを異なる場所に
配置してレプリケーションを行う
AD DCが1台のみの構成は、停止すると認証もDNS解決も
止まる単一障害点（SPOF）になる
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# Page. 5

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前提知識② DNSフォワーダーとは
・DNSフォワーダーとは、自身が答えを持たないDNSクエリを、指定した別の
DNSサーバーに転送する仕組み
代表例:「自ドメイン以外は上位（インターネット向け）DNSへ転送」
・転送先はドメイン単位で指定でき（条件付きフォワーディング）、AD DCやオ
ンプレDNSの「転送設定」もこの一種
ポイント：AWSでも、Route 53 ResolverのInbound/Outboundエンドポイントや条件付き転
送ルール（Resolver Rule）は、VPCとオンプレミス・他クラウド間の名前解決を橋渡しする、
まさに「DNSフォワーダー」の考え方そのもの


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前提知識③ Amazon Provided DNSの制約
Amazon Provided DNS（VPC+2）：VPCが自動提供するDNSリゾルバー
・VPCのCIDRブロックの先頭から2番目のIPアドレスで応答
・VPC内のプライベートホストゾーンやパブリックDNSの名前解決を無料で提供
・現在の正式名称は、Route 53 VPC Resolver
重要な制約：
同一VPC内からしかアクセスできない
VPCの外部（オンプレミスや他クラウド）から直接問い合わせることはできない
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![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/LE1YGPYD7G.jpg)

環境構成
AWS VPC
他社クラウド
オンプレミス
DNSフォワーダー
DNSフォワーダー
AD DC
AD DC
EC2上のAD DC
DNSクエリ
実際の通信
NAT Gateway
Internet Gateway
インターネット
Amazon Provided DNS
(VPC+2 / 同一VPC内限定)
Public DNS


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![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/GEWGK2G8J2.jpg)

発生した事象①：メンテナンスで停止したら…
・AWS上のEC2で稼働していたAD DC（1台のみ）をメンテナンス目的で
停止
・その結果、他社クラウドおよびオンプレミス拠点からインターネットへ
の名前解決ができなくなった
影響範囲：
オンプレミス／他社クラウドの両拠点から、外部（インターネット）の名前解決が全断
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![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/47ZLZDL9J3.jpg)

発生した事象②：内部の名前解決は無事
・社内ドメインなど内部の名前解決は、AD統合ゾーンのレプリケーション
により他拠点のAD DCが応答を継続
・そのため内部通信への影響はなかった
AD統合ゾーンとは
・DNSのゾーン情報をADのデータベース自体に格納する仕組み
・複数のAD DC間で自動的にレプリケーションされ、どのAD DCでも同じゾーン
情報を参照できる
・そのため内部の名前解決（社内ドメイン名の解決）は特定の1台に依存しない
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![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/YJ6WZ1WDJV.jpg)

原因分析：外部名前解決は1台に依存していた
✕
オンプレミス／他社
DNSフォワーダー
EC2上のAD DC
(停止中)
Amazon Provided DNS
(VPC+2)
インターネット
・AWS(VPC)外部からAmazon Provided DNSの名前解決は不可
・外部名前解決は「EC2上のAD DC 1台」に完全依存した構成になっていた
・内部（AD統合ゾーン）は冗長化されていたが、外部名前解決の経路だけは冗長化され
ていなかった
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![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/GJ5MW4M8J4.jpg)

解決策：Route 53 Resolver Inbound
Endpoint
・Inbound Endpoint：VPC外部（オンプレミスや他クラウド）からのDNSク
エリを受け付ける入り口
・複数のAZにまたがるENI（Elastic Network Interface）で構成される
・他拠点のDNSフォワーダーの参照先を、EC2上のAD DCからInbound
EndpointのIPに変更
これにより「AWS外からDNSの名前解決ができる構成」に変わる
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![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/LE3W4GWGE5.jpg)

導入後の構成とポイント
オンプレミス
AWS (ap-northeast-1) VPC
参照先を変更
DNS
フォワーダー
Inbound Endpoint
ENI (AZ-a)
他社クラウド
Inbound Endpoint
ENI (AZ-c)
Amazon Provided DNS
DNS
フォワーダー
・可用性確保のため、異なるAZに最低2つのENIを配置することが推奨
・Inbound Endpoint自体がVPC内からAmazon Provided DNSへ問い合わせるため、「同一VPC
内」の制約をクリア
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# Page. 13

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/8EDKQ1KN7G.jpg)

その他の対策案と料金比較
2026年9月時点／ap-northeast-1（東京）リージョン
対策案
概算コスト
特徴
Resolver
Inbound Endpoint
ENI $0.125/時間×2で
月額約$182.50＋クエリ課金
AWS公式推奨。既存AD DCに
手を入れず構成可能
(参考)Resolver
Outbound Endpoint
Inbound同様の
ENI課金体系
オンプレ等への
転送に利用
Route 53
Global Resolver
リージョン単位＋
クエリ量の2段階課金
複数リージョンの
高可用性向け（オーバースペック気味）
EC2上のAD DC
を1台追加
追加インスタンスの
利用料次第
根本的な冗長化だが
運用コストは増加
料金は変動する可能性があるため、最新情報は Amazon Route 53 料金ページでご確認ください
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![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/V7PKLQKNJ8.jpg)

残る課題：マルチクラウドの利点を活かせない
・ここまでの3つの対策案には共通点がある：いずれも「AWS経由でインターネ
ットへの名前解決をさせる」前提
・外部名前解決という重要な機能が、実質的にAWS単独の可用性に依存してし
まう
・マルチクラウドを採用している意義の一部が薄れてしまう、という論点が残る
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![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/2JVVQ5VYJQ.jpg)

追加の検討案：パブリックDNSの併用
・各拠点のDNSフォワーダーに、AWS以外のパブリックDNS
（例：Google Public DNS 8.8.8.8）を追加する案
・AWS側に障害が発生しても、他拠点は独立して外部名前解決を継続できる
ただし、以下に注意が必要
・セキュリティ／監査ログ：外部DNSへの問い合わせを許可していない組織では採用しづらい
・スプリットホライズンDNSとの整合性：想定外のゾーンが公開DNSに転送されるリスク
・可用性設計の一貫性：既存対策と併用する場合、フォワーダーの優先順位設計が必要
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![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/5EGLW6LWJL.jpg)

まとめ
・AWS(VPC)外部からAmazon Provided DNSの名前解決は不可
・外部からの名前解決をするには
Route 53 Resolver Inbound Endpointの導入が必要
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参考リンク
・「Amazon Route 53 の料金」AWS Documentation
https://aws.amazon.com/jp/route53/pricing/
・「Route 53 VPC Resolver とは」 AWS Documentation
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/resolver.html
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# Page. 18

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ご清聴ありがとうございました。
資料は下記に公開しています。
https://www.docswell.com/user/mkymdk
※本スライドの内容は個人の見解であり、
所属組織とは無関係です。


